アコースティックアレンジ
僕がプロのギタリストとして活動して来た中でアコギでのシンガーのサポートというのは非常に大きな経験でありギタリストとして活動し続けられている大きな要因だと思います。
それにはいくつかポイントがあるのですがざっとあげると
アコギが好き
それ故に音にこだわりがあり音の探究をし続けている
歌がとにかく好きなので歌の邪魔をとにかくしない
イントロ、間奏、エンディングもどんな無茶振りもなんとかする
歌が好きすぎてメロへの理解が高くハーモニーがヴォーカルを後押しする
なんなら歌好きすぎて勝手にコーラスしちゃう
リズム楽器がなくてもリズムがはっきりしてる
ダイナミクス
細かいことを言い出すとまだまだありますが一先ず。。。
最小限で歌の伴奏をする場合の多くはピアノ系かギターだと思います。
ベースで出来ちゃいますよ!
なんてこともあるとは思うんですがそれが毎回というのは稀だと思いますがピアノやギターはその点小編成のスタンダードみたいなものなので仕事として呼ばれるチャンスはキーボーディストとギタリストは圧倒的に有利だと言えます。
そんな中で僕は専門学校を卒業してからアルバイトをしながらギタリストとして生きていく中でアコギでの伴奏が得意というか好きだったこともありギター一本でのサポートで呼ばれることが多々ありました。
というか本当に
アコギでの歌の伴奏のおかげで今でも仕事ができてるといっても過言ではありません!
この話は一度で書くにはあまりにも情報が多いのでこのテーマの中で何回かに分けてお話しします。
今回はリズムという視点でみていくと
リズムキープしてずれなきゃいいんでしょなんて思いガチですが
僕の個人的な見解ですが所謂テンポをキープする
リズムキープ
は
いらない
と思ってます
昔LAの学校に留学していたときにスーパードラマーにドラム演奏で一番大事にしていることは何かと質問したときの答えが今でも僕の根底にあります。
それは
リズムキープではなくタイムコントロール
だと言うことです。
その人の言うリズムキープはクリックにいかに合わせるかで
タイムコントロールはその曲のもつスピード感
歌い手の歌いたい流れ
もちろんシチュエーションによりますが
僕はリズム楽器がいないときは兎に角これを大事に演奏しています。
なので曲中に走るとかもたるとかそんな事まったく考えてません。
だって歌い手が気持ちよく歌えてお客さんがその歌を聞いて感動してくれたらサポートとしての仕事は全うしてるでしょう!
もちろんそれ以上を求めるプラスαは常に考えてますがね!
とりあえず今回はギターのアレンジというよりはどう言うメンタルで弾いてるかと言うところで宇多田ヒカルさんの
automatic
のアコースティックカバー動画を貼っておきます。
演奏は1:52からです。
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