【全捨て5年目】思い出の品を全捨てするメリット5つと後悔したもの3つを紹介!

こんにちは、ダイゴ(@daigo_minimal)です。6畳ワンルームで身軽に暮らしてます。

後悔しそうで、思い出の品は手放しにくいですよね。

片づけをするときに一番悩む「思い出の品」

卒業アルバムや写真、手紙、学校関連のものなどです。

これらは手放す・残すを決めるがすごく難しいですよね。

大切なものだし、一度手放してしまったら二度と手に入りません。かなり悩みますよね。

後悔するのが怖いから絶対に捨てられない!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方にむけて、思い出の品をほぼ全て手放して5年たった僕が実感するメリットと手放して後悔したものをご紹介していきます。

こんな人向け

  • 思い出の品が手放しづらい

  • 思い出の品を手放したいと思ったいるけど勇気がでない

  • 後悔がこわくて思い出の品を捨てられない

思い出の品を手放すとより時間や思い出を大切にすることができます。

なぜなら、過去をふり返る時間がへるので今を大切にできるからです。

また思い出の希少さを実感し、より大切にすることができます。

僕は、思い出の品をほぼ全捨てしておよそ5年がたちました。

その5年の間に、後悔もありますし、手放したからこそ感じたことがあります。

この記事では、そんな僕の経験からかんじた思い出の品を手放すメリット5つをご紹介してきます。

後半には、手放して後悔したものや思い出の品を手放しても大丈夫な理由をご紹介してます。

この記事を読むと、肩の力がスッと抜けて思い出の品とラクに向き合うことができます。

最後まで読むと…

  • 思い出の品を残すか手放すが決められる

  • 思い出の品と向き合うことができる

  • 気が重かった思い出の品の片づけにトライできる

結論は、思い出の品より思い出は大事。過去より今が大切。

思い出の品を手放したときの話

メリットの紹介の前に、僕が思い出の品を手放したときの話をさっくりさせてください。

とばしてもOKです。

僕が思い出の品を全捨てしたのは18歳くらいのときです。

そのとき僕は、高校の部活の人間関係で悩んでいて学校に行っていませんでした。登校拒否というやつですね。

そんなとき、僕はつらい思いを全て捨てたくなります。しんどすぎて全部がイヤになったのです。

とはいえ、捨てよう!と思って記憶やつらさを捨てられるわけでもありません。

そこで僕は思い出の品を捨てることにしました。

つらい過去を思い出させてくるものを捨てれば、つらさもいっしょに捨てられるのではないかと思ったです。

  1. 思い出の品をみる

  2. 過去を思いだす

  3. つらい

という流れだったので、1をなくそうというわけですね。

(あのときはそこまで深く考えていませんでしたが、わりと正しい理論だと思ってます。)

そして思い立ったが吉日と言わんばかりに、思い出の品をどんどん捨てていきました。

  • 卒業アルバム

  • 写真

  • 手紙

  • 部活の色紙

  • 練習着

  • ユニフォーム

学校や部活関連のものをほぼ全て捨てました。(1つだけ捨てられなかったものがありますが、それは後述)

親に見られると「卒アルを捨てるなんて!」と言われるのは分かりきっていたので、少し早く起きて、自分でゴミだしをしました。

卒アルなどを捨ててしまうのは、さすがに緊張したというか、ザワザワしましたがゴミ出しの帰り道は足取りが軽かったような気がします。

思い出の品を手放すメリット5つ

思い出の品を手放して5年以上がたちました。

実際に思い出の品を全捨てて感じたメリットを紹介していきます。

捨てるのが恐い方はぜひお読みください!

物がへる

思い出の品を手放すと、持ち物の量がグッとへります。

みなさんもちょっと考えてみてください。

お部屋の中に、思い出の品はどのくらいあります。

収納の一角を占領するくらい多いのではないでしょうか。仮にそれらを全て手放したとしたらかなりスッキリすると思いませんか。

思いの出の品には厄介なところがあります。

  • 増え続ける

  • 壊れて使えなくなることがない

  • 消耗品じゃないので意識して手放さないとへらない

  • 重い、大きい、収納しにくい場合がある(卒アルや記念品など)

収納するときに置き場所に悩まれた方も多いでしょう。

そのくらい自然と多くなってしまうものなのです。

なので、これらを手放せるとかなりスッキリします。

収納を占領するものがなくってクローゼットの収納がラクになりますし、引っ越しのときに重いアルバムで腰をいためなくてすみます。

「今」に時間を使うことができる

僕は、悩みを抱えると卒アルを見て「あの頃はよかったなぁ…」なんて思っていました。

辛かったので現実逃避をしたのです。

しかし、目を背けていても問題は解決しませんし、楽しくありません。

過去にしばられて今ある時間を無駄にしていました。

卒アルを手放してから過去を振り返る時間はへりました。今に集中したり、これからどうするかを考えられたりできるようになりました。

思い出の品は過去を思い出させてくれるアイテムですが、過去にすがってしまうアイテムなのです。

僕は、手放してから今ある時間を大切に使えつようになったので、手放してよかったです。

前向きになれる

これは人によりますが、僕は思い出の品を手放すことで前向きになれました

僕にとって学生の頃の思い出はつらいものが多かったので、思い出すとしんどかったです。

失敗や後悔がうかんできて落ち込むことがかなりありました。

思い出の品を手放してからはそんな暗い記憶を思いだす回数はへったので、徐々に前向きになることができました。

思い出の品がくれるのは、いい思い出ばかりではなく悪い思い出もあるので、つらい過去がある方は手放してしまっていいと思います。

僕が今こうしてブログを書けているのも、思い出の品を手放して前向きになれたからです。

思い出をもっと大事にできる

思い出の品を手放していくと、思い出を思いかえす回数がへっていきます

それは、思い出が徐々に失われていく感覚に近いです。

ふと、過去のうれしかったことを思い出したときに「この瞬間まで忘れていた。少しずつ忘れていっているな」と感じます。

これは大きなデメリットだと思う人もいるでしょう。

思い出は一つも忘れたくない!みたいな。

でも、僕はこれを大きなメリットと感じています。失われていくからこそ、尊さに気づけて大切にできるからです。

あるのが当たり前の状況になると人はありがたみを感じなくなります。

電車が時刻どおりくる。コンビニが24時間やっている。Amazonで買ったものが次の日にくる。

これらは本当はすごいことなのに、あるのが当たり前になってしまって感謝する気持ちがなくなっています

それと同じで、スマホやアルバムに残っているから大丈夫という認識が時間を大切にできなくしています。

人と話す時間。どこかにお出かけする時間。行ってみたい場所に旅する時間。

かえがえのない時間のはずなのに、スマホでとれば保存できてしまうから尊さを感じなくなっていると僕は思います。

みなさんも心当たりありませんか。

とりあえず写真を撮る今よりも、とにかく無邪気に走り回っていた小さいころの方が思い出が強く残っているとか。

グーグル効果やデジタル性健忘なんて言葉もあります。

写真で撮ったものは忘れているが、写真と撮っていないものはよく覚えている、というものです。

ある実験では、被験者のグループに美術館を訪問させ、何点かだけ作品を写真撮影し、それ以外は観るだけにするように指示した。

(中略)判明したのは、写真を撮っていない作品はよく覚えていたが、写真を撮った作品はそれほど記憶に残っていなかったことだ。『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン著 久山葉子訳 新潮新書

このように思い出として残すと、逆に記憶に残らないこともあります。

僕は、思い出の品を手放してから尊さを改めて知り、大切にすることができています。

手放して後悔した思い出の品3つ

思い出の品をほぼ全捨てしましたが、いいことばかりではありません。

もちろん後悔したこともあります。そしてその後悔は今も残っています。

ここでは、僕が手放して後悔したアイテムを紹介していきます。

「あぁ、もう一度見てみたいな。手に触れてみたいな」そんな風にときどき思います。

これを今読んでいるあなたには後悔してほしくないので、ぜひ参考にしてみてください。

幼稚園のころ使っていた毛布

幼稚園のころから(へたしたら生まれたときから)使っていた「くまのプーさん」の毛布がありました。

思い返すかぎりずーといっしょにいた毛布です。僕の持ち物の中で、いっしょに過ごした時間がダントツで長いと思います。

小さい子で毛布を離さない子がいますがあんなかんじです。

寝るときはもちろんいっしょだし、遊ぶときもいっしょだし、ときにはテレビを見るときもいっしょでした。

僕を安心されてくれて、癒しをくれる僕にとって最高の毛布でした。

しかし、ずっと使っていたのでかなりボロボロでした。

ボロボロすぎて洗濯もしていなかったので、最後の方の汚れはかなりのものだったと思います。

それでもかけがえのない大切なものでした。

では、なぜそんなに大切なものを手放してしまったかというと見栄です。

だれになにかを言われたわけじゃないのですが、「小さいころから使っているものを持っているのはカッコ悪い」と思って手放しました。

カッコつけてるだけで大切なのは大切だから、自分では捨てられなくて母親に「捨てていいよ」といって捨ててもらいました。

自分でゴミ袋に入れられないほど未練のあるものを無理して手放してはいけないですね。

もし同じ毛布が販売されていたら定価の10倍払っても買うくらい、また会いたいと思います。

ちなみに、販売されていたら絶対に買います。

まぁ、手放してから10年近くたつのでどんなデザインか忘れてしまいましたけどね。

それでもまた会いたいくらい今でも大好きです。

ほんとになんで捨てた…!

小二のとき作った詩集

小二のとき、詩にはまっていたのでよく書いていました。

そのときの担任の先生がほめてくれるタイプの先生だったので、漢字の練習帳に思いついた詩を書いてよくみせにいきました。

いくつか覚えて詩もありますがほとんど忘れてしまいました

あの頃の自分がどんなことを感じてどうそれを表現したのか、それがとても気になります。

今見たらどう感じるんでしょうね。

はずかしいのかな。感動するのかな。そんなことを思ってしまいます。

ゴミとして出してしまいましたのでもう見ることは叶いませんけどね。

健康手帳などの記録

学校関連のものはたくさんありますが、そのなかでちょっと見たいなと思ったのが健康手帳です。

身長や体重を記録しているものですね。

それを見ながら

「小二のときは◯cmだったんだー!」
「あ〜、この頃めっちゃ背伸びてたよなー!」

とか言いたいです。

あとそのときの自分の「字」を見られるのもいいなと。

昔はこんな字を書いていたんだなって感傷に浸りたいです。

1つだけ手放せなかったもの

思い出の品を「ほぼ」全捨てした僕ですが、学校関連でたった一つだけ捨てられなかったものがあります。

それはバレーボールシューズです。

高校の部活で最後に履いていたシューズで、これだけは捨てることができませんでした。

高校の部活では人間関係でかなり悩んでいました。孤独を強く感じていたし、ひとりぼっちってかんじでした。

そんなときに、いつでも足元から僕を支えてくれたシューズです。(文字通り足元から)

戦友!とかんじるくらいに思い入れがあったのでこれだけは残しました。

練習着とか、ユニフォームとかはあっさり捨てられたんですけどね。ちなみに卒アルはちょっと躊躇しましたが勢いで捨てました。

このシューズは今でも手元に置いています。

使う予定もないのに茨城から大阪まで持ってきました。僕の部屋のすぐ見えるところにあります。

今はスポーツうや運動をしていないので活躍していないのですが、次スポーツをするときはこのシューズでやりたいと思ってますし、その存在だけで勇気をくれる大切なシューズです。

まとめ

いかがでしたか。

思い出の品を手放すメリット4つはこちら。

  • 物がへる

  • 「今」に時間を使うことができる

  • 前向きになれる

  • 思い出をもっと大事にできる

手放して後悔した思い出の品3つはこちらです。

  • 幼稚園のころ使っていた毛布

  • 小二のとき作った詩集

  • 健康手帳などの記録

最後までお読みいただきありがとうごさいました。

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それではまたお会いしましょう。

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