ノーコード・プログラミング(③足し算)
今回はプログラムなしで足し算を実装します
Node-REDを使っていきましょう。(準備まだの人は①から)
電卓ツールの準備
まずは計算をする為の電卓ツールを node-redに導入します
右上のメニューから「パレットの管理」を選択
「ノードを追加」をクリック
検索窓に「calc」と入力。「node-red-contrib-calc」と表示された
「ノードを追加」をクリック
追加をクリック
画面左に「calculator」=「電卓」(翻訳)が追加されます
作成
まずはやってみましょう!
injectをドラッグ&ドロップ
injectをダブルクリック
payloadに半角 1を入力
完了
↑を繰り返して injectをもう1つ作成します
こちらは payloadを 2に設定します
1と2が作成されました↓
joinをドラッグ&ドロップ
joinをダブルクリック
動作を手動に変更
出力を配列に変更
指定数のメッセージパーツを受信後を "2" に設定
名前に「データ結合」を入力(わかりやすければ何でもよい)
完了をクリック
↓データ結合が追加されました
↑ちなみに「データ結合」の右上の小さな青い丸はまだ保存(デプロイ)されていませんよというアイコンです。
calculatorをドラッグ&ドロップ
calculatorをダブルクリック
OperationをSum(合計)に変更
Nameに「足し算」と入力(わかりやすければ何でもよい)
完了をクリック
↓「足し算」が追加されました
debugを追加してそれぞれつなげます
inject の "1" 、"2" のそれぞれの左側を順番にクリックします
↓デバッグに3 と表示されたら成功です!
解説
「1、2」をそれぞれクリックする事で「データ結合」に値が送られます
「データ結合」では指定数のメッセージパーツを受信後に「2」が指定されているので「1、2」の2つが送信されるまで待機しています。
「1、2」受信後は「出力」に設定されている「配列=リスト」として次に渡します「足し算」ではSumが設定されていてリストの中の数値をすべての和=足し算が行われます。 そしてその合計値を次に渡します。
「debug 1」では「足し算」から渡された "3" を画面に出力します
プログラムを書かずにプログラムでできる事ができました。
まだ、ただの足し算ですがこの基本を応用して複雑な処理ができるようになります。
やってみよう
「足し算」をダブルクリックして「Operation」を変更して結果がどうかわるか確認してみよう
Substract=引き算
Multiply=掛け算
Divide=割り算
その他は翻訳サイトなどで自分でしらべてみよう
今回作成したデータは↓からダウンロードできます。
↑ダウンロード後に node-redのウインドウにドラッグ&ドロップして読み込みできます。