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介護や医療や福祉のこと

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医療や介護についての記事をまとめています。
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#社会保障

理学療法士だから理学療法士に投票するって本気ですか?

2019年7月21日に投開票を迎える参議院議員選挙。 僕は今だに、誰に投票するか悩んでいる。 比例代表の候補者は数名おり、絞りきれていない。 皆さんはどうでしょうか? 悩むのは、「理想」と「現実」。 理想が大きくても、与党にならなければ実行力がない。 一方、現実の延長に、日本が暮らしが豊かになるとは思えない。 故に悩みます。 さて、本題です。 僕は理学療法士です。 当然、悩んでいる立候補者の一人が理学療法士です。 一方で、私たちの仕事は、病気や障害を抱えた人の全人間的復

財政制度分科会3(主に医療関係)2019/5

今回は、今後の利用の供給体制について。 2019年5月の財政制度分科会の資料から一部を抜粋しています。 ①保険給付について 今回の資料て何度も出てくる言葉がこれ。 「大きなリスクは共助、小さなリスクは自助」 小さなリスク、つまり軽度な受診や薬などについて、今後は自費にしたり自己負担を増やしていくという流れが加速していく。 ②外来診療について 日本とイギリス、フランスの外来受診について上記にあるが、以前から言われているように日本はフリーアクセスが大きな課題となっている。

国のお財布を覗いてみよう。

意外と知らない、社会保障とライフサイクル。 そして、増税に関する具体的な施策。 ようやく、財政制度分科会の資料に全部目を通すことができました。 そして、下記2つに注目しました。 1)自治体間の格差の増大都道府県によって、病院数、一人当たりの医療費、介護認定率、介護給付費などの差があるのは、ご存知の通りです。 今後は、それらに基礎自治体などでインセンティブがつくようになって来ます。 これによって、格差が縮み、結果的に健康を強制されることなく、一人一人が生き生きと暮らし

介護保険料2割のその前に

財政制度分科会にて財務省から、これからの社会保障について提言がありました。 さすが財務省、現場を知らず凄い球を投げています。 沢山あるのですが、一般人がもろに直面することです。 ①介護保険利用料の原則2割負担を ②介護事業者のサービス利用料を下げて価格競争をする政策誘導を これにより、介護難民、介護うつ、介護離職、介護破産は増えます。 さらに、地方において介護保険サービスは無くなり、地域格差が進むと思われます。 ①をする前に、税の再分配、公務員・議員削減等