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次の文明は日本の「東経135度」の地から始まるというのです。

2019年2月18日 作品や行動の全てに「A+B=C」といった数式が伴っていないと、気持ち悪くて仕方がないんです。

おはようございます。
スタッフの田村Pに名刺入れをプレゼントしたところ、そのことをFacebookに投稿してくれたのですが、明らかに好感度が上がるその記事をシェアしたくてたまらないキングコング西野です。

ところで皆さんは『太陽の塔』でお馴染みの岡本太郎の文章を読んだことがありますか?『名言集』みたいなのではなく、『文章』です。

彼の文章を読むと分かるのですが、岡本太郎という人間は全く奇人変人じゃないんですね。
誰よりも常識人で、博識で、行動の全てに理由があって、算数の権化のような人間なんです。

彼の言う『爆発』は全て数式の上に成り立っているので、岡本太郎のアートは、その作品ができあがるまでの数式を解くところに面白さがあります。
つまるところ彼の作品は『問題』ですね。

かくいう僕も、とにもかくにも数式フェチで、作品や行動の全てに「A+B=C」といった数式が伴っていないと、気持ち悪くて仕方がないんです。
僕の口から「オーラ」とか「チャクラ」といった言葉が出てこないのは、そういう理由です。

「好き/嫌い」の話ではなくて、スピリチュアル系の人達を否定しているわけでもなくて、僕が完全に理系脳だから、『スピリチュアル』的なものには上手く反応できないんですね。

ただ、
そういった「オーラ」や「チャクラ」や「いわれ」といったモノに背中を押してもらっている人がいるのは動かしようのない事実で、自分は理解が追い付きませんが、「これはこれで面白いなぁ」と思っています。

昨日、五反田にあるスナック『Candy』で、僕の友人の唯ちゃんがママをするというので、遊びに行きました。
すると、そこには『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーがたくさんいて、ずいぶん遅くまでヤンヤヤンヤと語ったのですが、そこで一人の女の子から面白い話を聞いたのです。

ネットで調べたら山ほど出てきますが村山節サンという方が唱えられた『文明の800年周期説』というやつです。
曰く、文明の覇権は800年ごとに移動しているそうで、まさに今がその一大転換期で、そして、次の文明は日本の「東経135度」の地から始まるというのです。

ちなみに、東経135度というのは「兵庫県川西市」です。
そう。僕らが今、『えんとつ町』を作っている場所ですね。

昨夜、サロンメンバーからそのことを熱弁され、正直に言うと僕は「へぇ~、そういう話があるんだねぇ~」ぐらいなのですが(申し訳ないっ!)、目の前に、この『いわれ』を強く信じている人がいるのは事実です。

きっと、彼女の中でその『いわれ』は凄い力になっていて、この力はバカにはできません。
芸人の中では『とんねるず』や『ダウンタウン』や『ウッチャンナンチャン』や『ナインティナイン』など、「コンビ名に『ン』が入っていると売れる」という『いわれ』がありまして、そんなもん『ン』が入っていて売れているコンビを採集しているだけで、『ン』が入っていて売れていないコンビは、その数万倍存在するわけですから、当然、僕は「あっそ」と相手にしないのですが、一方で、「僕らにも『ン』が入っているから売れるかも」と信じて、それが力になっているコンビもいます。

ちなみに『ビートたけし』や『明石家さんま』や『森田一義』や『松本人志』や『浜田雅功』や『石橋貴明』や『木梨憲武』や『岡村隆史』など、「売れている芸人の名前には『し』が入っている」という『言われ』もありまして、デビュー当時、少しニヤッとしちゃったのは何を隠そう『西野亮廣』です。

あと、僕が「オマエは上手くいくよ」と言った大体上手くいくのですが、それは僕に特別な力が宿っているわけではなくて、「西野亮廣に『上手くいく』と言われたんだから、自分は上手くいくのだろう」と自分を信用して、前向きに努力を始めた結果だと思います。

数式で説明できない部分なので、ぶっちゃけ得意ではない分野ですが、事実、そういったエネルギーは存在します。

話を『文明の800年周期節』に戻しますね。
次の文明の中心が東経135度と信じている人からすると、東経135度の「兵庫県川西市」は“前向きに頑張る理由”になるわけで、単純に川西に投入される努力量が増えるので、成功確度は上がります。

『いわれ』というのは、なかなか面白くて、ポジティブな『いわれ』は、どんどんアナウンスしていった方がいいし、ポジティブは『いわれ』を作っていった方がいいなぁと西野亮廣という理系脳は思いました。

ちなみに、源氏発祥の地である「川西市」の神社仏閣のツートップ『多田神社』と『満願寺』と、『えんとつ町のプペル美術館』を結ぶと、綺麗な正三角形になるのですが、正三角形というのは風水的に良い『いわれ』があったりします?詳しい方、教えてください。

あ。あと、源氏は1219年に終わっているので、今年でちょうど800年っす。
現場からは以上でーす。

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2019年2月19日 次なる『負け』を求めます。

おはようございます。
11月~3月までは寒いし、4月は花粉が飛んでいるし、6月は梅雨だし、7月~9月は暑いし、10月は秋の花粉が飛んでいるので、よくよく考えてみたら、日本で静かに暮らせるのは5月ぐらいしかないことに気がついたので、国外に移住しようかと思っているキングコング西野です。

さて。
最近、『西野亮廣エンタメ研究所』に入って来られた方もいらっしゃると思うので、少し振り返りますね。

基本的に、僕は“人様から応援してもらうことで生きられている人間”なので、「勝ち」を目指すのはイイとは思うのですが、勝ちきってしまってはダメなんですね。

なので、「ああ、上手くいったかな」と思う仕事は、なるべく早めに手放すようにしています。

2年前なら「好感度が低い」がネタになっていて、「応援シロ」になっていたのですが、あれやこれやと活動していくうちに、好感度が上がってきてしまって、こうなると、このネタにしがみついていても仕方がありませんので、次なる『負け』を求めます。

そんなこんなで『負け』を求めてフラフラしておりましたら、たまたまそのタイミングで、地元の友達から「川西市(西野の地元)を盛り上げたい!」と相談を受け、「それならば!」と、前々からボンヤリと構想していた『えんとつ町のプペル美術館』を川西市に作ることに決めました。

「圧倒的な借金」という分かりやすい『負け』に飛び込んでみたわけです。

勢いそのまま500㎡の土地を買って、美術館デザインに入ろうと思っていた矢先、なんと、買った土地の隣の土地(500㎡)に空きが出たのです。

これはもう神様に試されているような気がしたので、その土地も購入。
結果、『えんとつ町のプペル美術館』は1000㎡の土地に建つこととなり万々歳なのですが、ここで会社の貯金が尽きます。

最大の誤算は、二つ目の土地を買う前に、東京(五反田)に会議室を作ろうと思って、物件の契約までしていたのですが、西野がお金を使いすぎてしまった為、会議室の内装工事は一旦ストップ。

「家賃が勿体ない!」とスタッフからはキレられましたが、でも、買った土地の隣の土地が売りに出るなんて、あの当時は思わなかったんだもん。

ちなみに今だったら、二つめの土地は、もう、あの値段では買えません。
そんなこんなで、スタッフからは「3月までは絶対にお金を使うな!会社が潰れるぞ!」と脅されているのですが、もうすぐ3月です。
また、会社の売り上げは全額エンタメにブチ込んでやろうと思っている西野でありました。五反田の会議室の内装工事も、ようやく始まるそうです。

ま、そんな感じで、生きたり死んだりしながら、今日もエンターテイメントと向き合っています。

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向こう数十年間、『満願寺』を助ける
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僕の地元「兵庫県川西市」には、『満願寺』というお寺があります。
今年のゴールデンウィークに開催する僕の新作個展の舞台となるお寺です。
僕の絵本最新作『チックタック ~約束の時計台~』に出てくるお寺でもあります。

この満願寺の御住職から「満願寺を盛り上げてくれませんか?」と相談を受け、「僕のやりたいようにやらせていただけるのなら、絶対に盛り上げます」と返事をしたところ、「なんでも好きなようにやってください」と御住職。

こんなことを言われてしまったら、お手伝いしないわけにはいきません。
満願寺を勝たせることに決めました。

その一つが今年のゴールデンウィークに開催する新作個展『チックタック 光る絵本と光る満願寺展』ですね。
ここで、満願寺に足を運んでもらう人を増やします。
個展の開催費用は全額、僕が持ちます。
僕から、「満願寺」および「川西市」へのプレゼントです。

ここで気をつけておきたいのが、「町起こしを一過性のものにしない」という点。
個展の時だけ人が来て、個展が終われば閑古鳥…という状況を作ってはいけません。
個展終了後も、満願寺に足を運ぶ理由を作って、おまけに、満願寺にお金が落ちるシチュエーションを作れたら120点です。
そこで、こんなことを考えてみました。

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満願寺でしか買えない『チックタック ~約束の時計台~』(満願寺バージョン)を作っちゃう
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満願寺の門が描かれているイラストを使った「満願寺バージョン」の表紙カバーを作って、その絵本は満願寺でしか販売しないようにしてみるのはどうでしょう?

その絵本を手に入れようと思ったら、満願寺に行かなきゃいけないし、満願寺に行ったら、『おみやげ』としてその絵本を買って買えるので、満願寺にお金が落ちる。

神社や寺の景観を維持するには、お金がかかるので、神社や寺の収益源のデザインはとても大切だと思います。

『チックタック ~約束の時計台~』(満願寺バージョン)が、満願寺の『おみやげ』の定番になれば、「満願寺を盛り上げてください」という御住職からのリクエストに、少しお応えできるかもしれません。

各所への確認がとれ次第、話を進めたいと思います。
僕は、『えんとつ町のプペル美術館』を盛り上げなきゃいけないのですが、その前に、周辺施設を盛り上げることに汗を流そうと思います。
町を作る以上、単独行動はいたしません。現場からは以上でーす。

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『チックタック ~約束の時計台~』(満願寺バージョン)の表紙イラスト

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満願寺の門

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『チックタック ~約束の時計台~』(通常バージョン)の表紙イラスト




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この記事は1年経過したのでサロンメンバーに公開許可された投稿です。
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普通に生活費のかかる個人ですから。お金をいただけるのは嬉しいことです。 ありがとうございます。先にお礼を言ってしまいました。返礼の法則って知ってますか?さあ