見出し画像

サロンメンバーがもっと頑張る!

2019年5月27日 『R45(年齢制限45歳以上)』の「えんとつ町」のBAR


おはようございます。

札幌→帯広→札幌→長野→ニューヨーク→愛知という激しい移動を強いられているキングコング西野です。

スタッフが鉄オタなのだと思います。

さて。
「ディズニーを超える」と公言すると、よく「ニシニーランド(テーマパーク)を作るの?」と言われるのですが、僕にはテーマパークを作る気がありません。

「テーマパーク」というのは、どこまでいってもウォルト・ディズニーの表現(哲学)で、『レゴランド』や『ジブリパーク』はビジネスが先行していて、作者の哲学が後回しになっているので、個人的にはそこまで魅力を感じません。

僕は「ファンタジー」よりも、「現実との境界線が曖昧になったファンタジー」に興味を抱いていて、『ディズニーランド』や『USJ』といった“テーマパーク”よりも、『京都』や『ベネチア』といった“コンセプトタウン”に興味を持っています。
(※もちろんディズニーランドやUSJも好きです)

そして、もう一つ。
「作ったものを届ける」のではなく、「一緒に作っていく」というのが僕らの表現(哲学)で、それら諸々をまとめたら、ゼロイチで夢の国を作るのではなく、すでにある歴史(現実世界)をリノベーションすることが僕らの仕事だと考えています。

先日の『光る満願寺展』が、まさにそれで、その場所に1200年も存在している満願寺を、どう魅せて、どう自分の作品の世界に落としこむか、という挑戦です。


━━━━━━━━━━━━━━━━

プペル美術館の周辺には何を作る?

━━━━━━━━━━━━━━━━
先日、サロンメンバーの会社のコンサルをしていたら、メンバーの方から「美術館の近くの土地を買ったので、西野さんの好きに使ってください」と、まさかの申し出がありました。

遠慮なんてしている場合じゃなくて、ここはお言葉に甘えて、「面白い使い方」で恩返しするべきだと判断し、有り難く受け取って、「何か良い使い方はないものか?」とウネウネ考えました。

そこで出たアイデアが『R45(年齢制限45歳以上)』の「えんとつ町」のBARで、内装から外装まで僕が本気で作って、メチャクチャ入りたくなる店を完成させたのに、「年齢が足りないから、西野はまだ入れない」となるのは、年を重ねる楽しみが生まれていいなぁと思いました。

同じ理屈で『R60』の「えんとつ町」のBARも。
「はやく年を重ねたい」と思わせてくれる装置ですね。


皆が年を重ねることに前向きになるアクションなので、個人的には、なかなか良いアイデアだと思ったのですが、落ち着いて考えてみると「生活要素に比べて、オモシロ要素が少し強すぎる」と思うようになりました。

ゼロイチの「テーマパーク」作りではなくて、既存の町をリノベーションした「コンセプトタウン」作りを掲げるのであれば、『えんとつ町のプペル美術館』をランドマークにした町に まず必要サービスは、“地元の方が必要としているサービス”で、手をつける順番は、そっちが先です。

そんなことを思いながら、ほぼ毎日のように地方の町を歩き、各地元の方の声を聞いていると、『えんとつ町のプペル美術館』をランドマークにした町に必要なサービスが見えてきました。
『コインランドリー』です。

そもそもご家庭にある洗濯機の稼働率(&洗濯機が奪っている面積)から考えた時に、「シェア洗濯機」という結論の方が合理的だし、
主婦の方に話を伺うと「布団が洗える大きな洗濯機が欲しい!」という声が必ず飛んでくるし、
コインランドリーで洗濯している間に『満天』のタコ焼きを食べたり、スナック『Candy』でお茶をしたり…という人の流れを作れるし、

なにより、
業務用の洗濯機のデザインが「えんとつ町」の世界観に合うんです。

このコインランドリーで美術館のスタッフの制服(煙突掃除屋の服)も洗い、スタッフがコインランドリーと美術館の間の道を、見たこともない不思議な洗濯カゴ(えんとつ町の洗濯カゴ)を持って歩いていたら、キチンと生活に寄り添った上で、なかなか面白い見世物になっています。

夏には銭湯が完成します。

エントランスロビーには『チックタック』の光る絵が全て展示されます。

地元民の需要(リアル)と、『えんとつ町』(ファンタジー)を線で結んで、その線上にあるサービスに手をつけていくのが、戦略としては正しいのかぁと思っております。

というわけで、「土地を自由に使ってください」と声をかけてくださったメンバーさん、コメント欄まで御一報ください。

さっそく話を進めたいっすー。
宜しくお願い致します。
現場からは以上でーす。

画像1

画像2





2019年5月28日
 オンラインサロンの宣伝を西野に任せっきりな貴様らの体たらく!

おはようございます。

絵本作家を引退して、コインランドリーの店長になることに決めたキングコング西野です。

よって、キングコングは今後、YouTuberとコインランドリーの店長のコンビになります。

さて。
「オンラインサロンという文化は拡大していくか?」というようなことを最近よく考えます。

僕の結論としては「可能性はゼロじゃないけど、結構、厳しい」で、理由は「オンラインサロン運営の難易度が高すぎるから」です。

オンラインサロンを始めることは簡単ですが、運営し続けていくことは難しくて、99%のサロンオーナーが運営でコケちゃうので、言ってしまったら、サロンオーナーが増えれば増えるほど「オンラインサロンって面白くないよね」というマイナス宣伝が増えてしまいます。

ここが一方向メディアではなく、双方向(しかもコミュニケーション)メディアの難しいところですね。

サロンオーナーに求められるのは、コンスタントにコンテンツを発信し続けられる能力と、経営能力と、コミュニケーション能力の三つで、そんなものを兼ね備えているのは、堀江さんや、箕輪さんや、落合さんといった一部の変態だけです。

『西野亮廣エンタメ研究所』も2万人を超えたあたりで、メンバーの増減が落ち着いて、このあたりが均衡点のようです。

10万人を目標としているので、「思っていたよりも早く均衡点がきたなぁ」という印象ですが、悲観的には捉えていなくて、御存知、「さぁ、ここからどうする?」というところに萌える西野亮廣でございます。
方法はいくつかあると思います。

=====

【その①】オンラインサロン業界の信用度を上げる

=====
『西野亮廣エンタメ研究所』では、入会者と退会者の数が毎日出るわけですが、面白いことに、世間でオンラインサロンに関するネガティブなニュースが流れると、入退会者数にモロに影響が出るんです。

つまり、Aさんのサロンがネガティブな炎上を起こすと、「オンラインサロンは悪いものだ」となって『西野亮廣エンタメ研究所』にもダメージがくるわけですね。

ここを改善するには、業界全体の信用を上げなきゃいけないのですが、とはいえ、DMMさんや、キャンプファイヤーさんを僕がコントロールすることはできませんので、僕がやれることは、僕がオンラインサロンのプラットフォーム『サロン.jp(仮)』を立ち上げて、『サロン.jp』では、誰でもかれでもサロンを立ち上げられるようにはせず、信用できる(サロンをキチンと運営できる)オーナーだけを扱って、「サロン.jpのオンラインサロンは信用できるよねぇ~」という文化を作るしかないのかなぁ、と思っております。

=====

【その②】いっそのこと『メルマガ』に変更しちゃう。

=====
『西野亮廣エンタメ研究所』のことだけを考えると、オンラインサロン業界のことは無視して、『西野亮廣エンタメ研究所』という名の「毎日更新のメルマガ」という風に打ち出してしまったら、他のサロンの風評被害を受けずに済みますし、サロンよりも、メルマガの方が世間の皆様の知るところですので、「オンラインサロンとは?」という説明をイチイチしなくても済みます。

まぁ、これは一番簡単な解決方法なので、個人的には、一番最後に使いたい手です。

=====

【その③】問答無用で仕掛けまくる。

=====
『チックタック ~光る絵本と光る満願寺展~』のような『西野亮廣エンタメ研究所』発のアクションを、もっともっと仕掛けまくって、「オンラインサロンって、そんなこともできるの?」というイメージを世間に持ってもらい、オンラインサロン業界を牽引しちゃう。

作戦としては一番バカな『正面突破』なのですが、嫌いじゃありません(*^^*)

先日、アホなフリをして「オンラインサロンメンバーと一緒にパリで個展をしたいから、エッフェル塔を貸して」とお願いしてみたところ、エッフェル塔が借りれたので、「エッフェル塔が借りれる」ということは、東京タワーも借りれるハズなので、今日は、これから東京タワーに行って、直談判してきます。

『西野亮廣エンタメ研究所』発の個展を、エッフェル塔と東京タワーの両タワーで開催することを発表したら、さすがに世間もザワつくし、オンラインサロンの可能性をそこに見出だすと思うので、実現させます。
ちょっと、行ってくる!

=====

【その④】サロンメンバーがもっと頑張る!

=====

オンラインサロンが盛り上がった方が自分達が見れるエンタメの規模が大きくなることは頭では理解しているのに、オンラインサロンの宣伝を西野に任せっきりな貴様らの体たらく!

すみません。口調が荒くなってしまいました。

中には、サロンのリンクを貼って感想を呟いてくださる方もいらっしゃるのですが、さすがに2万人全員が感想を呟くわけがありませんし、そんなことは強制したくはありません。

ただ、『西野亮廣エンタメ研究所』的には(サロンメンバーの皆さん的にも)、リンクを貼ってサロンの感想を呟いてもらった方がいいので、サロンメンバーが感想を呟きたくなるように設計するのがスジだと思います。

一つに、「リンクを貼って感想を呟いてくれたメンバーのツイートを西野が確実にリツイートする」というのがあると思いますが、他に何かアイデアがあれば教えてください。

ここはたぶん、僕がガチガチに設計してしまうよりも、皆で話し合った方が良さそうなので、コメント欄まで、お願いします。

オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』は、新しいシステムを発明して、そろそろ次のステージに行く時期だと思っております。

ここは議論しましょう。
現場からは以上でーす。




☆入会リンク☆

この記事は1年経過したのでサロンメンバーに公開許可された投稿です。
最新記事が読める『西野亮廣エンタメ研究所』入会ページ↓


普通に生活費のかかる個人ですから。お金をいただけるのは嬉しいことです。 ありがとうございます。先にお礼を言ってしまいました。返礼の法則って知ってますか?さあ