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旧天文台

壊された遺跡 街を燃やす

知らずにぼくは鈍くなった

あのころのきみは

もうここにはいない


きみの目がもし流星だったら

ぼくの上に堕ちればいいのにってさ

もう一度歌っていい

嗚呼 いつか消えてしまうなら

いま失くしたって同じさ

それならもう知らないな


盗んだ霧 崩れたサイロ 

確かに花には色があった

ぼくはきみに

何もかえせなかった


きみの目がもし流星だったら

ぼくの上に堕ちればいいのにってさ

もう一度踊ってほしい

嗚呼 きみはきっと居ないかな

でもだれにだって出来るさ

言えたらもう笑っていい


このしずくは宇宙の涙

喉をとおす前に消えた


言えたらもう笑っていい

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