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たまに星を見ている 天の川の見える場所3

昨晩は月の出が21時半、天気は晴れ。 こ れ は ! 

天の川チャーンス!

というわけで本気出して行ってきました。まああ、いつもの岩手県洋野町の「ひろのまきば天文台」なんですけどね。

どの辺が本気かというと、一人で行くと暗さが怖くて長時間いられないので勇気を出して急なお誘いをして友人と行ってきた点です。

なんでもそうなんですが、好きであれば好きであるほど細かい好きポイントがそれぞれに違ってやりたいことも違うのでなかなか気軽にお誘いできなくなるという。その辺を乗り越えてお誘いしたあたりが本気度高い。幸い友人も快く承諾してくれてレッツゴー洋野。

観望会で見た星メモ

冥王星
初めて見た。遠すぎてやや大き目な丸にしか見えないけれども感動。

木星、火星
木星は沈むギリギリだったので夕日のようにオレンジになって大気が揺らいで模様などは見られませんでしたがそれはそれで初めての感じ。火星は模様もくっきり。火星美しいよ、火星。

アルマク
アンドロメダ座の二重星。かなり近くに並んで見える姿がかわいらしい。先日の観望会で見たときは近すぎて大きなぼやけた星に見えたので昨日はくっきり見られた。
星座は「アル」で始まる星座が多いのですがこれはアラビア語の「the」に該当する言葉が「アル」だかららしい。

スバル、ET星団
どちらも星団。おなじみのスバル。望遠鏡で覗くとにぎやかで、若い星がワイワイキャッキャって感じでほほえましい。ET星団、ETに似ているらしいのですがどう似ているのかよくわからず。カシオペヤ座のMの片側のてっぺん当たりの星。

明るい星2つが目玉ってことらしいです。

アンドロメダ大銀河
かなり良い見え方だったらしく、銀河っぽい形が見えました。大体双眼鏡や望遠鏡で見ても「明るい霞があるかなぁ」位なんですが、この日は銀河の濃淡もわかる感じで感動。

天の川等々

20201107洋野天の川2

じゃーん!どうでしょう。頑張りました(カメラが)。肉眼で見てもこんな感じですよ。

駐車場で撮っていたのですが(奥に行くの怖いから)、駐車場について車から降りる人みんな、空を見上げて「うゎあ!」って。思わず感嘆の声が漏れてしまう位圧倒的な星空。

20201107洋野天の川とカシオペア2

星の多さにカシオペヤ座も探しにくい(笑)。でも、人物の星座などは細かい星が見えるのでその形がより一層わかりやすいです。
アンドロメダ座とペルセウス座、そしてぎょしゃ座などを見ているとなるほど物語の1つや2つ当てはめていきたくなりますね。

っていうか、意味もなく星が夜空に輝いているなんて怖すぎるのでお願いだからなにか物語があってほしい!って気持ちになりそう。そのくらい存在感がすごいです。

火星とスバル

20201107洋野火星と天文台 - コピー

火星と天文台。

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そして、スバルと天文台。私の車がスバル車だったらよかったですね。

スバルは皆さん星の数を数えられますか?私はさっぱり何ですが視力が良い方だと6個くらい見えるらしいですね。

20201107洋野スバル2

というわけで、友人と一緒だったので怖さも和らぎ写真を撮ってきたのですがそこでふと

月の出21時半じゃない?月の道見えちゃう?

月の出

と思って八戸の海方面へ移動したのですが、洋野を出たのが21時近くなので海方面へ行けたのは22時すぎ。月がだいぶ上がってしまいました。

20201107ホロンバイル近辺月の出

こんな感じです。もっと明るくすると半月の状態にならないし(光で)、暗くすると撮れないし。どうしたらいいんでしょうか。

でも大体肉眼で見てもこんな感じなので満足です。

こちらは八戸市の葦毛崎展望台近く。真っ暗なんでお勧めスポットなんですがやはり怖いです。怖さと美しさで卒倒したくなります。

というわけで、星空を堪能してきて23時ごろ帰宅。これで早朝にシリウスでも見たら最高だねと友人と話していたのですが、それはもうキャンプに行くしかないのでは。という結論に。いつか機会があったら星を見るキャンプをしたいです。

20201107洋野2

ただ、昨晩は船がでていたせいなのか八戸方面がうっすら明るく、この写真の下の方の光(実際肉眼ではこんなに明るくないのですが)はおそらく八戸方面の明かりかなぁと。これがなければ更に良かったかもです。

来年またなにかやれたらいいな