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カレンダーを捲る 陽の当たらない壁際で 太陽は走る 埃を被った机に揺れる 雲の輪郭をなぞる 光を束ねて急いで 悪戯な声は 秋が来ることも知らずに笑う 懐かしいままでいて 怖いのをすこし隠して 季節外れの歌を 流れるまま愛しながら ぼくときみが住んでた街の話をしよう カレンダーを捲る 約束の日は近づいて 僕らは明日も 終わりゆく春を売りながら歩く 歩いて行く 選ぶことを忘れて 失ったものも有った 季節外れの歌に 焦がれるまま溺れながら