総合型選抜受験者の勉強スケジュール

今回は総合型選抜での受験を目指す場合の、勉強スケジュールについて話したいと思います。

私の子供(受験者A)の場合、高校2年生の1月から勉強を始めました。前年度の各大学の総合型選抜受験要項を読むと、出願要件に英語能力を設けている学校が多い事に気付きました。要求されている英語は、英検やIELTSなどのスコアですが、英検で言うと、「合否に関わらずCSEスコア1930点以上」としている大学が多いと思います。
そこで、我が家の場合は1月から4月の期間は、英語の勉強だけに専念し、英検S-CBTでのCSEスコア1930点超えを目指しました。

英検S-CBTは、英検の受験形態の一つで、CBTはComputer Based Testの略称です。試験は専用の受験会場で行われ、回答はパソコンに入力します。
私は総合型選抜での受験を目指す学生には、英検S-CBTをオススメします。
その理由ですが、
①ほとんどの大学で、英検S-CBTのスコアを認めていること
②試験の回数が多いこと(特に従来型英検と比べると、試験回数は非常に多いです)また、従来型英検は1次試験と(スピーキングの)2次試験は別日程ですが、英検S-CBTは同一日程で受験可能です。
③他の英語検定と比較して、英作文の点数が取り易いこと。全ての英語検定と比較したわけではありませんが、IELTSの英作文よりは英検の英作文のほうが、私は点数を取り易いと思います。

英語に関する記述が長くなってしまいましたが、我が家の場合は、5月に英検S-CBTを受けて、CSE1930点を超えることができました。

目標としていたCSEスコアをクリアできましたので、6月以降は大学選びを始めました。各大学の要項に加えて、前年度までの受験者倍率を詳しく確認しました。第一志望の大学の受験要項を熟読することも大切ですが、万が一の時の滑り止めとして、受験者倍率の低い大学を見つけることも戦略的に大切だと思います。

7、8月に入ると、各大学の要項や課題が公開されますので、実際に出願書類の作りこみが始まります。


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