一般受験と総合型を同時に対策できるか

受験生の悩みとして、一般受験と総合型選抜を両方同時に進めることができるのか、というものがあると思います。

総合型で受験したいけれども、総合型で全落ちしたら、一般受験は間に合わないんじゃないかという悩みもあれば、その逆に

一般受験をメインで考えているけれど、片手間で総合型を受けても受からないんじゃないかという悩みもあると思います。

人それぞれ受験勉強の進捗は違うので難しいところですが、基本的には「同時に対策できる」と思っています。
ただ、一般型と総合型のどちらをメインとするかで、対策も変わってくると思います。

まず、一般受験をメインとしつつ、総合型を受験できるのかですが、私の感覚では、この場合、総合型での受験は2校くらいまでだったら、一般受験にあまり影響を与えずに出願できると思います。
総合型の出願は9月くらいから始まりますが、基本的には、例年似たような出願書類を要求されますので、早い段階から、出願書類を準備しておくのが望ましいと思います。書類選考を通過すると、2次試験は「論文と面接」が多いと思いますが、1次の書類選考通過してから面接までの2週間程度の期間に論文と面接対策をすれば間に合うと思います。2次の論文も1000文字程度しか書かされませんので、2週間もあれば大丈夫だと思いますし、この論文対策は一般受験の現代文にも役立つと思います。

次に、総合型をメインとしつつ、一般受験も受けるケースです。ここでの私のオススメは、一般受験は「外国語検定利用試験」で受けることです。

総合型選抜では、出願条件に英語検定のスコアを要求されることが多いため、総合型選抜とは言っても英語の勉強は必要になります。
総合型選抜の出願用に英語の勉強をしておき、総合型で合格できなかった場合は、外国語検定利用試験で、英語と現代文の組み合わせで受験するのが、効率的だと思います。

いずれにしても、推薦、総合型、一般受験と受けられる受験形式はなるべく利用するほうが心的プレッシャーは軽減されますし、合格確率も高まると思います。

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