一次選考は合格できる

私の子供が実際に、どういった形で総合型選抜を受けたかを話したいと思います。

その前に、このnoteでは受験した学校の個別名を開示することはしません。と言いますのは、総合型選抜は「人物重視」試験であり、私の子供が合格したということは、大学側に人物を評価していただいたということです。

しかしながら、私は自分の子供について学力を含めて色んな意味で大学進学が絶望的と思っていました。そんな中、合格できたということは、本人の努力はあるものの、「総合型選抜における選考過程の穴を潜り抜けることができた」という面もあったと率直に思っています。
そのため、大学名を開示することは、一次試験や二次試験を合格させてくれた学校への敬意を欠く裏切り行為になると感じるため、このnoteでは大学名を開示することはしません。

なお、ここからは「私の子供」のことを「受験者A」と呼びます。

では、受験者Aの総合型選抜受験を具体的にお話したいと思います。

そもそも、総合型選抜は、「一次選考が書類選考」、「二次選考が、小論文と面接」の学校が多いです。
一次選考で求められる書類としては、志望理由書、自己PR書、高校時代の活動報告、(大学によっては、本の感想などの)個別課題が一般的です。
二次選考は小論文と面接の組み合わせが一般的ですが、英語などの科目試験があるところや、面接だけの大学もあります。

受験者Aは、8つの大学に総合型選抜の書類申込をし、6つの大学で一次選考の合格をもらいました。

私は、受験者Aが通信制に通っていたため、一次の書類選考段階で落ちる大学が多いかもしれないと思っていましたが、そのようなことはありませんでした。全日制が通信制かを問わず、きちんとした書類を提出していれば、一次試験は合格できます。

総合型選抜では、大学側が出願条件に「評定平均3.5以上」などの成績要件を設定していることが多いです。私の理解では、一般的に全日制よりも通信制のほうが高い評定平均を取りやすいと思っていますので、通信制高校に通っている生徒は総合型選抜を特に検討してほしいと思います。

とにかく、ここで言いたかったのは、「しっかりとした出願書類を書けば、一次選考は合格できる」ということです。

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