S-CBT受験の勧め

総合型選抜での受験を目指す場合、英語能力を出願要件としている大学が、そこそこあります。
どの程度の英語能力かと、英検2級程度としている大学が多いと思います。勿論、英検以外にもTEAPとかGTECといった試験でも認められるケースがほとんどです。

私の子供の場合は、「S-CBT」を複数回受験しました。これは、従来型英検をコンピューターで受験する形式の試験です。なぜS-CBTで受験したかと言いますと、試験日が非常に多いためです。
ほとんど毎日のように試験が行われています。

では、総合型選抜での受験を目指す場合に、いつまでにS-CBTを受ければ良いかですが、6月末頃までに受けるのが望ましいです。
今、S-CBTの日程をインターネットで見てみたのですが、6月30日に受験した場合、7月末に発表になって、成績表の到着が8月10日となっています。
通常、総合型選抜の書類は9月に入ってから提出しますので、8月10日までに英検2級を取得しておきますと、その後に受験できる大学の幅が広がります。
また、大学側が求める出願要件ですが、「英検2級合格」ではなくて、「スコア1950点以上」というのが多いです。つまり例え不合格であっても1950点を満たしていれば出願可能となります。

志望する大学の募集要項を読んで、英語能力が条件に含まれているか確認しておく必要があります。
英語の勉強は、仮に総合型選抜で志望校が落ちてしまった場合に、一般受験で「英語と現代文」だけの大学を受けることにも繋がります。

総合型選抜での受験を目指している高校3年生が今の時期にすることは、①将来やりたいことをイメージすること、②やりたいことに繋がるような大学・学部の(去年の)募集要項を読むこと、③志望理由書に書くことができる経験をしておくこと、④英語の勉強 だと思います。

8月に入ると出願書類の準備で忙しくなりますので、それまでは①〜④を頑張ることをお勧めします。
辛いかもしれませんが、秋までの半年間の辛抱ですので頑張って下さい。

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