不登校でも大学を諦めないで

久しぶりの投稿になります。
4月に入り、新高校3年生は、いよいよ受験モードにはいりますね。
今からちょうど1年前、家に帰ると当時高校3年生だった子供が「一般受験を諦めて、総合型選抜を目指してみたい」と言いました。
私は「総合型選抜って何?」という状態でしたが、子供と一緒に総合型選抜向けの予備校に説明を聞きに行きました。予備校のスタッフから説明を聞いても、あまり理解できなかったのと、予備校費用として70万円程度必要だったので、一般受験を諦めて総合型にシフトすることに不安がありました。また、子供も高額な予備校費用を見て、「どうしても通いたい」というのを遠慮している様子が伝わってきました。
それでも、半ばギャンブルのところもありましたが、我が家では高校3年生の4月に総合型に完全シフトすることを決めました。そして、我が家の場合は、結果、これが成功することになりました。2023年の総合型受験の結果については、現段階では一部の大学しか倍率を発表していません。それでも、その一部の大学の発表を見る限り、合格率がとても高いように思います。大学側も、一般受験から総合型での採用にシフトしてきている気がします。

さて、もしこれを読まれている高校3年生が、今から総合型選抜を目指そうとした場合、いつどういう対策をすれば良いのか話したいと思います。

私の経験上、志望理由書の作成などは、8月が山場になりますので、4月から7月の間は、「経験」を積むべきだと思います。志望理由書に、「なぜ、この大学・学部を志望し、将来何をしたいか」を書く必要があります。その際に、自分の経験に裏打ちされた志望理由を書くと説得力がありますし、その後の面接でも堂々と話せると思います。

では、どんな経験をすべきか…とても難しいですが、単発・一日限りとか短期のボランティアだと少し弱いと思います。大切なのは「継続性」だと思っています。例えば、小学校、中学校に経験した「何か」が好きで、高校時代も取り組んでいたという、長きにわたる継続性を大学に伝えることができれば、「この子は、大学に入るのがゴールではなくて、入学後も頑張るはずだ」という印象を与えられると思います。

小学生、中学生時代に近所で虫を取るのが好きであれば、高校時代は◯◯県までカブト虫取りに行ったとか、
昔から環境問題への関心が強かったので、温暖化の問題が凄く出ていると言われている山形のさくらんぼを見に行ったとか

こうした時間的な継続性は、総合型選抜では強いと思っています。

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