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か細く浮かぶ月を何気なく眺めているときに、ふと夏目漱石が口にした「月が綺麗ですね」とい…
今、私は私のことがわからなくなってきている。 だから、こうして文字を書くことによって…
夜が寝苦しい。クーラーをかけても、なぜか真夜中に起きてしまう。時間を確認しようとしてス…
外へ一歩でも出ようものなら、沸々と瞬間湯沸かし器のように汗が滲み出る。ただ、ひたすら暑…
「郷に入りては郷に従う」 ことわざの意味そのままに、まずは旅をする上ではその国のこと…
先日の「#4 カレーについての愛を語る」の続編。 確か先々週くらいのことだっただろうか…
時々、グッと見えないものから無言の圧力を感じることがある。何に対してわたしは恐怖を感じているのかもわからない。頬を撫でる春の風は、なぜか刺すような寒さを伴っている。 人は結局、他者との関係性の中で自分が生きるべき道を見つけるものなのかもしれない。それがたとえどんな形であるにせよ、自分としての確立された姿を保つために、相手の心に触れること。 前へ進む道を断たれた時。悪いことだと分かっていても、楽な生き方に誘われそうな時。生きることに価値を見出せなくなりそうな時。深い暗
全身がじわじわバキバキになり始めているのがわかる。いわゆる遅れてやってきた筋肉痛という…
昨日は3回目ワクチン接種の副作用により、ほぼ一日仕事にならなかった。いやなるにはなった…
ハラハラと散りゆくピンク色の花びらをそっと拾って「風流だねぇ」と嬉しそうに呟く彼女の姿…
ふとYouTubeを眺めていたら、平井堅さんの「切手のないおくりもの」が流れてきて、思わず釘…
あのなんとも言えない独特の匂い、排煙ガスに取り込まれた道、澱んだ河の水が流れる光景。今…
相手をひたすら愛しいと思う。一緒にいるだけで、なぜだか活力が湧いてくる。しっかり生きな…
先日の「#12 レトロについての愛を語る」の続編。 ふと懐古主義の話になった時に、今の人たちってどんな風にコミュニケーションを取ってるんだろうね、という話になった。 わたしたちがまだ毛の生えた程度の自我しか持ち合わせていない時に、よく友人たちとさまざまなものを貸し借りした。よく読んでいる本もそうだし、CDだとかゲームだとか。 今でこそゲームは、世界中の誰とでも繋がることができるようになったけれど、よくよく考えたらほんの十年ほど前はお互いのゲーム機をケーブルで繋い