グループごとの客層
アイドルファン「ヲタク」
その単語は以前よりも市民権を得て、日陰から日向へ。
若い世代の人にとっては、20年前に使われていたような侮蔑の意味合いはほぼ含まれておらず、「推し活」と言う言葉は誰もが携帯するものになった。
テレビをつければ坂道系、韓流、元AKB、ハロプロ、ももクロなど様々なアイドルが笑顔を振りまき、Xのトレンドには常にどこかのグループが載っている。
ただ実際にコンサートやライブハウス、握手会に出向く人はどのくらいいるのだろう。
私は乃木坂や地下アイドル(ライブアイドル)の現場に通っていた(る…)
ヲタクの熱気は独特で。
コールやミックスを初めて目にした時は爆笑した。こんなことに必死になってるなんて、と。これを一生懸命覚えるとかどうかしてるw
で、現在。ミックスが打てるようになっている…。ヲタク用語が普段の会話にナチュラルに入っている。これは成長なのか…。
ライブアイドルはフェスと呼ばれる複数のグループが出演するイベントに出演をする。そこで自分たちを目的として来たわけではない違うグループのヲタクにもパフォーマンスを見てもらうことで、自らの推しを少しづつ増やす機会としている(のかな?)
もちろんヲタクも他のグループを見ることになる。その中には名前が通っているグループや、全く目にしたことの無いグループがいて。お目当てのグループの前後だとそのままの流れでなんとなく目にしながら、入れられそうならコールを入れたりして楽しむ。
アイドルは自身のステージが終わる際、
「この後特典会でーす!新規の方今日は無料でチェキ撮れまーす!」
といった誘い文句と釣り針を落とす。重力に縛られないヲタクは軽々しくその言葉に乗る。そして推しを増やす…。チョロい…。
アイドルグループと言っても様々で。コンセプトがハッキリしているところ、正統派。様々なグループがいる。
当然ヲタクの色も変わる。
そのグループのヲタクを見て「あ、ここは面白そう」と思うことがある。
個人的にそう思うのは
「コールがわかりやすく」「ヲタクが暴れていない」「変なのがいない」
というグループになることが多い傾向にある。パッと見て、なんか楽しそう!と思えるのはこの条件を満たしている(個人的見解)
コールがわかりやすい。これは自身が簡単に盛り上がることが出来るから。勝手な言い分だがその日楽しむのにハードルが低いのは助かる。ライブに来た感を得やすい。内輪ノリみたいなのも、面白い口上とか打ってると、単純に笑ってしまう。考えた人、センスあるなぁ。とか。コールが揃ってるのはヲタクが仲良くやれてるんだろうな、という想像もつく。新規に優しい人をいるのはこういうところ。
ヲタクが暴れていない。これは若いヲタクが多いグループに行くと感じる。オールスタンディングのライブでは色んなことが起こる。後ろから突っ込んでくるのとか、体バシバシ当ててくるのとか、しんどいw
最近はリフトとかあんまり見ないけど、目撃した瞬間会場から出るwあとマサイやってるヲタクが沢山いるとこは、なんとなく避けてる。
変なのがいない。これは最前を見て感じることが多い。
最前管理はどこにでもいるから否定しない。あの場所を得るにはネゴシエーションも必要で、それを備えた人が勝ち得るのだろうし、努力なんだろう。
ただあのグループ、毎回同じ人間が最前にいるな…と思うとアラートが鳴るw
あとその人だけ独特なフリやコールだと、なんかあるな…と思う。
勝手にやればいいので、やめろとは思わないが他のヲタクとは違う動きの人を見ると、なんか揉めてんのかな…みたいな勘ぐりをしてしまうw
まぁ今までいろんなヲタク見てきましたから…
上記の空気を感じると、そのグループは敬遠する。嫌な想いをする可能性もあるし、そもそもお目当てじゃないし。
でももし自分が推しているグループがそう思われていたら…
それはまたいつか書こうかな…
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