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ラグビー選手のセカンド・キャリアサポートについて

現状分析と目標
  日本ラグビー界における引退後のキャリアは、変革が求められています。
現在のラグビー界は、一つのチームの中に、正社員(社員選手)、契約選手(プロ)が混在し、選手たちにとって、今ひとつ引退後のキャリアが定まらない状態が続いています。日本ラグビー界が、キャリア・トランジションのあるべき姿を明確にしない限り、ラグビーはこれ以上の競技普及も望めないでしょう。また、職業選択における観点からも、ラグビーという競技が、次世代が選ぶスポーツ競技の対象から外されてしまう懸念を抱えています。

  ただ、すべてがマイナス面だけではありません。個人主義的な指向性が強くなりつつある現代社会において、強固なチームワークを作り出し、自己犠牲を厭わず仲間の士気を高め、凝集性を生み出すラグビー経験者(ラグビー選手)は、日本の企業社会において高く評価されてきました。このようなラグビー選手の資質は、次世代リーダーの育成が求められる日本社会では、貴重な資源と言えるのではないでしょうか。

私は、ラグビー選手の引退後のキャリアを再考するとともに、日本のラグビー選手がセカンドキャリアにおいて、社会的リーダーとなり、指導的役割を担えるよう、支援、サポートすることを目的とし、事業活動を行います。

 

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