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支援級一年生ひらがな練習帖

支援級に在籍している息子がひらがなを46字中2文字読み書きできるようになりました。
今年度は諦めていたところでまさかの収穫。
今日はその経過報告です。


読み書きできるようになった文字
「い」と「う」

・筆運びがなめらかになった
・見本と照らし合わせれば
 文字を見分けられるようになった
・スプーンを鉛筆持ちできるようになった

【 課題 】
細部を見る力、運筆、集中力

【 取り組み 】
・市販の幼児向けテキスト
  ⇒ 迷路/間違い探し
・学校から出る宿題
  ⇒ ひらがなのなぞり
・絵本の読み聞かせ

【 時間 】
就寝前 or 食後の10〜20分
 +やりたがったとき

ひらがな習得にあたり、息子にはいくつか課題がありました。

主な課題は、手先が器用なわりに鉛筆を持って動かすとなるとぎこちないこと、視空間認知(見たものの全体像を把握する機能)がまだ未発達であること、集中力が極端に短いことの3点です。

外遊びや室内遊び、料理など息子の興味を引くものに対しては問題がないようですが、いざ、ひらがなの習得となると途端に難しく感じられるようです。

ひらがな習得のため、まずは息子の興味を引き、細部を見る力、隣のものを見て→記憶して→違いを探す力(見比べ)、集中力を鍛える必要がありました。

ならば訓練しようとはりきってトレーニングを試みたのですが、なかなか息子の興味を引きつける方法が見当たらず、同じような子の例を参考にしてもなにかちがうようでした。
毎回仕方なしに嫌嫌取り組む日々。息子はつまらないからやりたがらないし、私は私でやる気がない息子に取り組ませるだけで疲れてしまいます。

なんとかそんな負のループから抜け出そうと試行錯誤する中、息子と楽しく、かつ、できるだけお互いに負担感を感じず楽にできそうな課題を探すよう心掛けるようになりました。

そうしてようやくたどり着いたのが『迷路』と『間違い探し』でした。←これがポイントでした

息子が学校の宿題は真剣に取り組むことから、学校の先生にはひらがなのなぞりプリントをお願いし、運筆練習がてら一日一文字ずつ毎日取り組むことにしました。

この方法にして早数ヶ月。

迷路も間違い探しも、はじめはルールの理解でつまずいていましたが、毎日繰り返し取り組み説明することで少しずつ理解していきました。
次第に迷路の筆運びがスムーズになり、間違い探しの発見スピードが上がったところでひらがなを二文字習得しました。

されど二文字。
息子が『い』と『う』を書く度、夫も私も大喜びしています。


< 主な使用教材 >

様々な教材が売られている中、私が気に入ったものを使用しています。
全面カラーで、イラストがシンプルで可愛らしく、ルールが簡潔でわかりやすくて、なおかつ楽しくできることがポイントとなりました。
こちらでご紹介しているものは、どれも素晴らしいテキストでした。

⇓ レベル1✕2回

・迷路のルール理解
・線から大きくはみださないよう書く
・途中ふざけても戻ってやり切る
・「できることは確実に」が合言葉



⇓ レベル2✕2回

レベル1が物足りなくなってきたので次のレベルに移行しました。


⇓ レベル1✕書き込まず複数回

できるところから取り掛かりました。
絵探し→間違い探し→推理絵探し
の順に理解が進み、できるようになりました。






もしかしたら、療育を受けさせたりだとか学校との連携とかできれば息子がもっと楽にスムーズに習得できたのかもしれないのですが、それはそれで現状難しく、なかなか思うようにいきません。

正直なところ、私はもっと授業内に学校で学習サポートを頼みたいのです。

けれど、いかんせん学校の学習への取り組みが若干的外れのように感じ、対話を試みても、その場では聞いているようでいて、結局受け流されてしまい一方通行。(計算や漢字の宿題が出されたときは見間違いかと……。)(ひらがなプリントを頼んだ際も結構気を遣いました)(これじゃただの愚痴( ゚д゚))
先生方は別に悪い人じゃないし、子どもも楽しく通っているのになぜだか毎度上手く行きません。

最近は諦めず腐らず淡々と先生にお話ししつつ、家では、先生方が教えられるレベルまで底上げしようと思うようになりました。
学校はコミュニケーションを練習する場だと割り切っています。


今年もぼちぼち頑張ります。
読んでくださり、ありがとうございました^^


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