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とある研究室で助手をしていたふりーだいが、自分の人生に大きな影響を与えた本を5冊紹介します。

『さあ、才能(自分)に目覚めよう ストレングスファインダー 2.0』

「社会は常に人々の弱点に焦点を当てる。しかし、短所ではなく長所を伸ばすことにエネルギーを注いだほうが、人は何倍もの成長を手にすることができるのだ」本文より引用

「あなたの長所は何ですか?」

面接で何万回とされてきたであろうこの質問に、客観的で正確に答えられるひとがどれだけいるでしょうか。


この本にはシリアルコードがついていて、専用サイトそれを入力して150を超える質問に答えると、あなたの強み=長所を診断してくれます。強みは34個の資質(ex「責任感」「適応性」「コミュニケーション」など)から、自分が持っている上位5つとして表示されます。


「ネット上に転がっている無料の性格診断と変わらないじゃん」と思うかもしれません。でも、このテストを作ったのはアメリカのめちゃくちゃ凄い心理学者だし、世界中のデータを集めて作られているので信頼性はバツグンです。


なによりもステキなのが、
「人のいいところを見よう」「得意なことを生かすことで、皆んなが楽しく生きられる」という著者の考え方。


実際にやってみると、めちゃくちゃ森田の内面を当ててきて、しかもそれを長所として説明してくれるから、嬉しくて泣きそうになりました。

「あなたはにあなただけの価値がある」

そんなことに気づかせてくれる本です。

『完訳 7つの習慣 -人格主義の回復-』

「正しい生き方なくして真の成功はありえない。」本文より引用

あれは2018年の冬。大好きだった彼女にフラれた私。何もやる気が起きず、ただNetflixを見るだけの機械になっていました。

そんな僕に生きる希望と活力、そして自由を与えてくれたのが、この『7つの習慣』です。

「自己啓発本の古典」と呼ばれるこの本。実際20冊以上の自己啓発本やビジネス書を読んできた僕ですが、全ての本の根っこに『7つの習慣』があることを感じました。

この本に書いてあるのは、小手先のhow toではなく、もっと根本的な哲学です。正しく生きて成功を収めるとはどういうことなのか、そのためにどんな行動をすればいいのか。

ぜひ7つの習慣を身につけて、人生をより楽しく自由なものにして下さい!

※マンガ版もあるので、そっちから入るのもいいかも!!

『すぐやる -行動力を高める"科学的な"方法』

「「すぐやらない」原因は、「性格」や「やる気」でしょうか。それは違います。脳が「すぐやる」モードになっていないだけです。」本文より引用

昔から夏休みの宿題は最終日までやらない性格でした。

なんでも後回しにしてしまう。そのせいで時間が足りなくなったり、準備不足になったり、損をする事がたくさんありました。

「思ったらすぐやったほうがいい」

頭ではわかっているけど、簡単にはできなかった。そんな自分を「ダメなヤツ」だと思っていました。

そんなことはない、とこの本は教えてくれます。

この本によると、すぐできないのは脳のせい。ならば、脳を「すぐやる」モードに変えればいい。

そんなモードチェンジの方法と、脳科学の視点から脳の仕組みを解説してくれています。

やりたいこと、やるべきことがあるのにYouTubeをみて1日が終わってしまうそこのあなた

この本を読んで脳を「すぐやるモード」にハッキングしてみませんか?

『LIFE SIFT -100年時代の人生戦略-』

「いまこの文章を読んでいる50歳未満の日本人は、100年以上生きる時代、すなわち100年ライフを過ごすつもりでいたほうがいい。」本文より引用

人生100年時代と言われて久しい今日この頃。

当たり前のように、私たちの寿命は100歳を超えるだろうと言われています。

「長生きできて嬉しい〜」

本当にそう思いますか?

平均寿命が80歳だった今までは、定年退職後の20年を貯金と年金で生きればよかった。

でも、これからの時代は40年もある老後を生きなければならない。年金にも不安があるし、今まで以上に貯金も必要になるでしょう。

あれ?人生100年時代って、なんかしんどそうかも…。

本書では、そんな時代を生き抜くためにはどのような戦略を取れば良いか、どんな価値観が必要になってくるかが書かれています。

金銭的な不安はあるかもしれませんが、戦略的に生きれば自由な時間が増える、つまり自分のやりたいことや夢を追いかけられる、そんな時代だと著者は教えてくれます。

新たな時代の新たな生き方に、触れてみませんか?

「メモの魔力」

「それは、この「魔法の杖なんてない」と言われる世知辛い社会において、メモこそが自分の人生を大きく変革した「魔法の杖」であると直感しているからです。」本文より引用

さっき思いついた良いアイデアを、今はもう忘れてしまっている。ニワトリ並の脳みそなのです。

そんな僕でも、メモによって人間レベルの思考力と記憶力を手にすることができました。

この本では、メモをする事で人生を変えた著者の経験と、それを私たちの生活に活用する方法が、愛に溢れた著者のことばで表現されています。

メモには2つの種類があります。

①記憶のためのメモ

②知的生産のためのメモ

メモをすることによって物忘れを防ぐことはもちろん、新たなアイデアを生み出したり、自分のやりたいことを見つけることもできるんです。

この本を読んでメモをするようになって、森田の人生は大きく変わりました。

自分を知り、相手を知り、世界を知り、やりたいことを見つけ、転職に成功し、恋人ができ、情熱的で自由な人生を手に入れた。全てはメモをしたあの日から始まったと言っても過言ではありません。(←胡散臭いな)

メモという魔法の杖を手に入れて、楽しいメモ魔ライフをぜひ送ってみてください!

最後に

「自分がやりたいことが何かわからない」「あんまりやりたくないけど、とりあえず先生になります」「他の人と比べてしまって辛いです」

職業柄そんな学生たちの声を、想いを沢山聞いてきました。

みんな悩んでいて、それでも目の前のことを一生懸命頑張っている。

頑張れてないと思う学生だって、多分どうしたらいいかわからずにもがいている、頑張っているんだろうと思います。

僕自身も学生時代、そして卒業してから、たくさんの失敗をし、悩み苦しみました。

留年をし、就職もせずフラフラと日本中をさまよい、ニートだった時もあります。

周りの友人たちは就職をし、結婚をし、家庭を持って幸せそう。正直けっこう辛かったです。

でも、そんな自分を前向きにしてくれたのは、ここにある本たちでした。

本を通して、新しい世界や新しい価値観を知り、ほんの少し行動を変えることで、人生は変わっていきます。

だからあの時の自分に言いたい。

「世界は広いよ。もっといろんな人や本に出会って、いろんな価値観を知ってみて。あなたはもっと自由に生きられるんだよ。」と。

この出会いがほんの少しでも皆さんの助けになっていたら嬉しいです。

僕の人生が本との出会いで大きく変わったように。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

いつか一緒に下らない話をして、お酒でも飲みましょう。いつでも、連絡待ってます。

社会研準備室元助手 ふりーだい



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