隣のおばちゃんから学ぶ最強の営業術-売れているNOTE執筆者との共通点-

こんにちは、営業コンサルタントのダイキです。

今日は少し変わった視点から、「noteと営業は同じである」というテーマについてお話ししたいと思います。

実は先日、隣に住むおばちゃんの井上さんから、驚くほど上手な「営業」を受けたんです。その体験から、ビジネスにも通じる大切なことを学びました。

まず、事の発端からお話しします。

ある日の夕方、仕事から疲れて帰ってきた私のところに、井上さんが野菜の詰め合わせを持ってきてくれました。「ダイキくん、今日は疲れてるみたいだから、これ食べて元気出してね」と。

正直なところ、最初は「何か用事があるのかな」と警戒していました(笑)。でも、井上さんは何も求めず、ただ野菜を置いていってくれたんです。

その晩、井上さんからもらった野菜で作った味噌汁を飲みながら、「これって究極の営業だな」と気づいたんです。

なぜか?以下、井上さんの「営業術」を分析してみました。

  1. ニーズの把握
    井上さんは、仕事で疲れている私の状態を見抜いていました。顧客の状況やニーズを理解することは、営業の基本中の基本ですよね。

  2. 適切なタイミング
    疲れて帰ってきたタイミングで声をかけてくれました。顧客にとって最適なタイミングを見計らうことの重要性を、身をもって体験しました。

  3. 価値の提供
    単なるおすそ分けではなく、「元気が出る」という価値を提供してくれました。製品やサービスの機能ではなく、それによってもたらされる価値を伝えることの大切さを再認識しました。

  4. 押し売りしない
    野菜を渡した後、井上さんは何も求めずに帰っていきました。これが信頼関係構築の鍵になるんです。すぐに見返りを求めないことで、かえって長期的な関係性が築けるんですよね。

  5. フォローアップ
    翌日、井上さんが「野菜、美味しかった?」と声をかけてくれました。これぞ完璧なフォローアップ。顧客の反応を確認し、次のアクションにつなげる。まさにプロの技です。

さて、ここまでの井上さんの行動、どこかで聞いたことがありませんか?

これってまさに「売れているnote執筆者の特徴そのもの」なんです!

・価値ある情報(野菜)を無償で提供する
・押し付けがましくない
・顧客のニーズに合わせたタイミングで提供する
・フォローアップを忘れない

こうして振り返ってみると、井上さんの行動は洗練されたマーケティング戦略そのものだったんです。

そして、この体験を通じて、私は井上さんのことをもっと知りたいと思うようになりました。実際、翌週末には井上さんの家で家庭菜園のコツを教わることになったんです。

ビジネスで言えば、これは見事なリード獲得であり、セールスへの誘導と言えるでしょう。

ここで重要なのは、井上さんは最初から野菜作りを教えることを目的としていたわけではないということ。まずは相手のニーズを満たし、信頼関係を築く。そうすることで、自然と次のステップに進むことができたんです。

この「井上メソッド」は、デジタルマーケティングの世界でも十分に通用します。

例えば:

・ブログで役立つ情報を発信する(野菜のおすそ分け)
・読者のニーズに合わせたコンテンツを提供する(疲れているときの野菜)
・押し付けがましい販売メッセージは避ける(何も求めない)
・適切なタイミングでフォローアップする(翌日の声かけ)

こうしたアプローチを続けていけば、自然とリードの獲得、そして商談へとつながっていくはずです。

もちろん、B2Bビジネスでも同じ原理が適用できます。

・業界レポートや課題解決のヒントを無償で提供する
・顧客の状況に合わせたソリューションを提案する
・押し売りせず、顧客との関係性構築を重視する
・定期的なフォローアップで信頼関係を深める

いかがでしょうか?隣のおばちゃんの何気ない行動から、マーケティングと営業の本質が見えてきませんか?

結局のところ、マーケティングも営業も、相手の立場に立って考え、価値を提供し続けること。そして、信頼関係を築くこと。これに尽きるのではないでしょうか。

明日からの仕事、ちょっと違った視点で取り組んでみませんか?きっと、新しい発見があるはずです。

それでは、また次回!

営業コンサルタント
ダイキ

P.S. 皆さんの周りにも、井上さんのような「天才マーケター」はいませんか?気づいたら、ぜひ教えてくださいね。皆さんの体験から、また新しいことが学べるかもしれません!

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