J1リーグ全試合観戦 第4節 ヴィッセル神戸対鹿島アントラーズ

今節は、金曜日に1節。

前節、柏に1-0で勝ち切った鹿島と、5試合で3分け2敗と未だ勝ちがなく苦しんでいる神戸の一戦。

神戸は、イニエスタ選手サンペール選手をベンチスタートで、前線にも多くのけが人がいて苦しい中でどのように戦うのか。鹿島は、CB二枚を三竿選手と、ブエノの選手に変えた以外は、ベストなメンバーで挑んだ。

立ち上がりから、鹿島のプレスが形になっていて、中盤でしっかりとりどころを作れていた。ピトゥカ選手と樋口選手の球際の強さが光っていて、前線では鈴木選手や上田選手にボールが収まるため、カウンターの起点になっていた。

7分にコーナーキックの流れからブエノ選手と三竿選手の二人で取り切って先制。

神戸は、中盤の扇原選手や山口選手もビルドアップに加わって、前線まで持ち上がりたいが、鹿島のプレスやブロックによって、外で回すしかなく、縦パスを出せなかった。テンポよく展開できたとしても、今日の鹿島は、戻りが早く、ぺナ内まで侵入したり、シュートチャンスを作ることができなかった。

前半の終わりには佐々木選手もケガしてしまい、苦しい台所に新たな傷ができてしまった。

後半になっても、鹿島の守備が圧倒的に良かった。

上田選手のシュートへの意識、シュートのパンチ力、技術には改めて驚かされたし、日本代表の大迫選手の後釜だったり、大迫選手のスタメンを奪える選手になれると思う。すごく楽しみ。

57分には上田選手の競り合いのこぼれから鈴木選手が素晴らしいシュートで追加点を決めて、さらに神戸を焦らせた。

神戸は終盤の槙野選手、大崎選手のパワープレーになってから少しシュートを打てていたが、それ以外に決定機がほぼなかったといってもいいかもしれない。

鹿島の安定感、岩政大先生の貫禄や勝負師の姿はかっこよかった。守備陣も完ぺきに近かったため、今後も連勝が続いていくかも。

逆に神戸は6戦勝ちなしで、セットプレーの守備、ビルドアップの仕方、前線の連携、終盤までの持久力など多くの課題があって、ACLあるため心配が大きいが頑張ってほしい。

今日のMOM

ブエノ選手 三竿選手 の二人かな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?