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【初心者向け】GWに読むべきビジネス本5選 ~10倍身に付く読書方法もご紹介~

こんばんは!CURVA株式会社の坂口です。
私自身、社会人になってからあまり本を読む習慣がなかったのですが、尊敬する先輩の「時間がないから本を読めないんじゃない。本を読んでないから時間がないんだ」という言葉を聞いて、心を入れ替えて本を読むようになりました。

今でも、年間30~50冊程度は本を読んでいますし、もっと若いうちからたくさん読んでおけば良かったなと思います。
なので、今回は自分が読んでよかったと思える本の中から各ジャンル毎に、初心者向けの本を5つご紹介します。

読書の習慣がない方でも、GWなどの長期休みを活用してまず1冊読んでみるところから試してみてください!
最後に、自分がおすすめする10倍身に付く読書方法もご紹介しますので最後まで見てくださいね。

①ビジネス:イシューからはじめよ

まずは、ビジネス全般に使える本の中から1つ選ぶのであれば、「イシューからはじめよ」です。本書は「生産性を上げる方法」について学べる本です。
あまり聞き馴染みのない「イシュー」という言葉は「本当に取り組むべき課題」のことです。生産性を向上させるためにはイシューを見極める力が必要です。

日本人の多くは、学生時代のまま、目の前にあす「問題を解くこと」しか考えられない人が多いですが、ビジネスにおいては「解くべき問題を見極めること」、更には「解くべき問題を作り出す(課題設定)こと」が必要になります。そのための練習として、まずはイシューからはじめてみましょう。

②会計:財務3表一体理解法

※財務3表:貸借対照表(BS)、損益計算書(PL)、キャッシュフロー計算書(CF)

この本は、財務3表の概要を分かりやすく理解できる本です。正直、会計スキルが全然ないビジネスマンが多すぎます。
会社はキャッシュがなくなった時点でゲームオーバー。新しいチャレンジもできなくなるので、挑戦し続けるためにも必須スキルです。

将来独立をしたり、投資のために決算書を読み解くときに使えるので、なるべく若いうちから理解しておきましょう。できる人との差はどんどん広がるばかりです。

③マーケティング:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

私の本業である、マーケティング領域からは、超有名マーケターで現株式会社刀代表取締役兼CEOの森岡さんの著書です。森岡さんは他にも何冊も出版されてますが、最も初心者向けはこちらの本です。

最近は色々な媒体・広告手法が出てきたことで、世の中にあるマーケティングの情報がHowを中心としたものばかりになってきて、小手先だけで、本質思考ができないマーケターが量産されてしまっています。

この本では、マーケティングを「売れる仕組みを作ること」だと定義した上で、その方法を「目的・戦略・戦術」に分解して解説しているので、マーケティングの本質を学べます。

また、マーケティングの本はアカデミックで難しい本も多い中、実際の事例に則って話が進むのでイメージしやすいのも初心者にもおすすめな点です。

④クリエイティブ:すべての仕事はクリエイティブディレクションである

お次はクリエイティブ。私は、クリエイティブとは実際にデザイナーが手を動かしてクリエイティブを作る前に、作りたいものは何か?何故これを作りたいのか?などのコミュニケーション設計で、マーケティング成果がほぼ決まると思っています。

つまり、クリエイティブディレクションが最も重要であるということです。
本書では、クリエイティブディレクションを下記の4段階で分かりやすく解説しています。
①ミッションの発見
②コア・アイデアの確定
③ゴールイメージの設定
④アウトプットのクオリティ管理

クリエイターだろうがマーケターだろうが、クリエイティブディレクションは必ず必要で、今後AIに代替されない重要性が高まるスキルだと思っていて、本書はそのスキルを学べる本です。

⑤人生:幸福の資本論

最後は、人生についての本です。この本は、全ての人におすすめできます。
本のタイトルだけ見ると、ちょっと宗教っぽいな怪しげなタイトルですが、全く逆で幸福になる方法をロジカルに説明してくれています。

人間が持っている「金融資産」「人的資本」「社会資本」の3つの資本(資産)から幸福になるための戦略が学べる本です。
実際に自分の人生戦略は、この本の考え方を取り入れて作っています。

例えば、私は昔から毎日12時間以上働く超仕事人間ですが、何故そんなに働くかというと「金融資産を増やし、自由になるため」です。金融資産を増やすためには種銭が必要なので、若いうちに「労働時間」という「人的資本」を使って種銭を増やして、投資に回して金融資産を増やしていくという感じです。

漠然と人生を生きている人、今の人生不安を感じている人どちらにもおすすめできる本です。

10倍身に付く読書方法

本を読んでも中々実際の仕事に活かせないという人もいるでしょう。そういう人は、特に何も考えずに、1ページから最後のページまでを見ていませんか?
そんな方のために、本の内容を効率良く身に付ける方法を3つ教えます。

①本を読む前に、学びたいことを決める

いきなり本を読み始めるのは絶対にNGです!
本を読むという行動は、時間とお金を投資している行為なので、投資した時間とお金よりも得られるものが多くなければ赤字です。
なので、まずは「何を学びたいからこの本を読む」というアタリをつけてから読む本を選びましょう。

また1ページから全て読むのは時間がもったいないです。まずは目次を見て、どの章をみれば自分が学びたいものを得られるかを確認して、その章から読みましょう。それだけでは分からなかった・もっと理解を深めたいときにその前後の章を読めば問題ないです。

②学んだことを、行動に繋げる

前述したように、本を読むだけだと赤字です。必ず本から学んだことを行動に繋げることが必要です。
最初のうちは、いきなり行動に繋げることは難しいと思うので、ノートなどに学んだこと→どのような行動に活かせるか?を書いて、1つずつ実行していきましょう。

例えば、「イシューからはじめよ」から学んだこと
→生産性を上げるには、成果÷時間(労力)の値を最大化する必要がある。
→まずは、同じ成果を短い時間で出せるようにしよう
→月に1回5時間かけて作成しているレポートを3時間で作ろう。そのためには・・・

ポイントは、具体的な時間などの指標で行動結果をモニタリングしていくことです。

③本の内容を要約する

最後に、読んだ本の内容を要約しましょう。そして、できれば誰かに見てもらうのがおすすめです。本の内容を要約するには、本質を理解する・MECEにまとめる・分かりやすく伝えるという複合的なスキルが必要です。
要約ができて初めて、本を読んだ(理解した)といえると考えています。

今まで実施していた読書方法とは異なるかもしれませんが、間違いなく身に付きやすくなるはずです。
大型連休を活かして是非、実践してみてください!!

最後まで読んでいただいてありがとうございました!
マーケティングや成長のための本質的な思考を発信していますので、もしこの記事が面白かったらスキ・フォロー・各種SNSで拡散いただけると励みになります!!

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