#朝までディレクションとか に出演できて感謝しかない件
6/14(金)に #朝までディレクションとか に出演させていただいた。もうとにかく感謝しかない。こんな機会は二度とないのではと思う。関係者の皆さま、参加いただいた皆さま、貴重な経験を本当にありがとうございました!
これで終わっても良いくらいなのだが、せっかくなのでこのnoteでは私が当イベントに出演して良かったと感じていることをまとめてみたい。
イベントについて知らない方は先に以下の記事をご覧いただきたい。
ちなみにテーマソングも超イケてるのでぜひ聴いてほしい。
いつかwebディレクターみんなで肩組んで歌いたい。
"人に伝えるとは学ぶこと"だと再認識できた
まず出演して良かったことの1つ目は人に伝えるとは学ぶことだと再認識できた。
今回のイベントの要件は主に2つ。
ディレクション業務に関する内容を発表すること
出演時間は1人10分間であること
1つはディレクション業務に関する内容であれば基本的に何を発表してもOK。内容も構成も時間配分も出演者の自由だった。
とはいえ、イベントのタイトルに"とか"がついているようにディレクション業務内容は非常に幅広い。私自身どの切り口で話すかとても悩んだ。他の出演者の皆さんも相当悩まれたと思う。
もう1つは出演時間は1人10分間。最初"10分"と聞いてもピンとこず、少し短いかな?程度に思っていた。しかし実際に話す練習を始めて気づいた。10分はとんでもなく短い。聞いている側はそう感じないかもしれないが、話している側からすると10分なんて本当あっという間に過ぎる。
これらの要件を満たすために私は2つの選択をした。
テーマはアジェンダと議事録作成とする
前置きには触れず、本題に内容と時間を集中させる
まずテーマはアジェンダと議事録作成について話すことにした。
これは今年の3月に別のご縁でアジェンダと議事録作成に関する記事を書いたので自分的にも話しやすかったからだ。記事を執筆した時にアジェンダと議事録について自分の中で相当深掘りしたため、リアリティのある、腹落ちした内容を届けられるとも思った。
2つ目は前置きにはほぼ触れず、10分間を本題を伝えることに集中した。
リハーサル時は「なぜアジェンダと議事録作成がwebディレクターにとって重要なのか」という"そもそも論"についても話そうとしていた。この前提を共有することで、よりスムーズに本題に入れると思ったからだ。
ただ10分という限られた時間であること、視聴者は前提よりも具体的なサンプルやコツを少しでも早く知りたいであろうということからそもそも論のスライドを全て削除し、10分間を具体の説明時間に費やした。
これらの選択を通じて、私は人に伝えるとは学ぶことだと改めて実感した。
スライドの内容(今回でいうとアジェンダと議事録作成)について理解を深められたことはもちろん、限られた時間の中で聞き手の満足度を高めるには何をどう話せば良いのか(聞き手の目線に立つ)という意味でもたくさん勉強になった。
モノゴトの理解を深めたい、学びたい時は座学や読書=インプットだけでなく、他者に伝える=アウトプットも同時に行うとより良い。これは前々から知っていたし感じてもいたが、今回の登壇でその意義を再認識できた。
小さな自信がついた
2つ目の良かったことは自分に対して小さな自信がついた。
今回のイベントはかの有名なCSS Niteさん主催で行われた。web制作を生業としている人であれば知らない人はいないのではなかろうか。私自身もCSS Nite主催のイベントに参加していた身でもあり、その知名度やファンの多さを認識していた。
また共同主催者兼メインMCはあの田口さんである。webディレクターといえば?で多くの人が第一想起するような方だ。
そんなCSS Nite & 田口さんに声をかけていただき、その瞬間はとてもとても光栄だった。自分の発信活動が報われた気持ちにもなった。
ただその気持ちは徐々に大きな不安へと変わっていった。開催日が近づくにつれてどんどん怖くなった。
自分なんかが話して大丈夫だろうか…
しょうもない発表内容だと思われて失望されないだろうか…
ミスして恥をかきたくない…
開催1週間前はそんなことばかり考えてた。メンタルもだいぶブレた。開催前がちょうど仕事でもバタバタしてた影響もあった。
それでも今さら「怖いので出られません」と断るわけにもいかず(そんなつもりもなかったが)ただひたすらに練習した。ウェビナー登壇について調べたりもした。「ウェビナー 登壇 コツ」でYouTube検索した。タメになるような情報はなかったので、妻を相手にリハーサルを繰り返すしかなかった。
開催当日はライブ同接11,139人というわけで、横浜アリーナに立った気分でお話しさせていただいた。ウソ。そんな余裕はなかった。
本番中はリハーサルで話していた内容をそのまま話すことができた。もう少し正確にいうと本番中10分間の私は心ココに在らずで、リハーサル通りに口が動いてくれた感覚に近い。
取り止めもなく書いたが何が言いたいかというと、依頼から本番までの過程が私に小さな自信を育んでくれた。自分なりにがんばれたと思う。
そしてこれは自己満足だけでなく、参加者の方々からのアンケートからもたくさんの自信をいただいた。若輩者の私にとってはありがたすぎる言葉の数々だった。
今後も仮にこういった機会があっても緊張することは間違いない。ただ今回の経験を経て、怖気づく気持ちは多少なりとも小さくなる。と信じている。
フットワークが軽くなった
3つ目の良かったことはフットワークが軽くなった。
もう少し具体的に書くと、誰かと会ったり何かにトライしたりすることへの抵抗感が弱くなった。会いたい人にはとりあえず会ってみよう。やってみたいと思えたことはやってみよう。そんなふうに考えるようになった。
もともとそういう気持ちは多少あったのだが、どうも足が重かった。いつかは〜とかタイミングが合えば〜と何かと理由をつけて動いてこなかった。
きっとこのイベントに参加したことで、自分の中でマインドチェンジが起きたのだと思う。シンプルにモチベーションが高まったのかも。
その証拠として、いま水面下でweb制作会社向けのイベント開催を企てている。ちなみに私はイベントを開催したことはない。誰かのイベントに参加したことすら、ほぼない。
まだ詳しくはアナウンスできないが、予定では今年の9月頃に行う。今までの私からすれば考えられない行動とスピード感だ。
これからも当面はX(Twitter)経由で人に会ったり、気になったイベントにはできる限り参加しようと思っている。
今はとにかく色々な人の話を聞きたい欲がすごい。朝までディレクションとかの登壇者の皆さまの話もめちゃくちゃ勉強になった。知ることはおもしろい。
重ね重ねになるが、今回このような機会をいただいて本当に感謝しかない。改めて関係者の皆さま、参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
第2回も呼んでもらえるように精進してまいります。
X(Twitter)がんばってます。よければ覗いてみてください!