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第五十七話 金と女と愛と憎しみと

おはようございまワイパー
33歳男性です。


執着が憎しみを生むんだよなぁ


この西新宿のタワマン住み25歳女性が

51歳ストーカー男性にめったざしにされて殺害されたという事件であるが…。

次々と報道が出てくるたびに男性に対して世間は同情的な風向きになってますね。

簡単にまとめると…。


①5年前に妻に出て行かれた容疑者が
②TWICEの推し活で被害者と知り合い
③被害者のガルバに通うようになり
④お金の匂いを嗅ぎつけた被害者は交際と結婚をちらつかせ
⑤容疑者はそれを本気にし車とバイクを売却。
⑥しかしそのお金を渡した途端冷たくされ
⑦ストーカー扱いされ逮捕。起訴猶予も接見禁止(1年間)
⑧それがあけて今回の事件。


ポイントは⑤なんでしょうな。


結婚する気があるのなら維持費がかかるバイクと車を手放して欲しいと言い
そのお金を貢がせた。

(見方によっては勝手に貢いだとも言える。)

しかし20年来大事にしていた
初代NSX(アキュラ仕様の左ハンドル)と限定300台のNR。

今では買おうと思ったら両方1000万ではきかないらしいね。

我が子同然に大事にしていたであろう宝。

それを手放してお金にしたのにお金を渡した途端ストーカー扱い。

悲しいなあ。


被害者はお金に執着するあまりに
容疑者の気持ちを弄び(金づる程度に思っていたのだろうか)


容疑者は女に執着するあまりに
愛する愛者たちを手放した

にも関わらずストーカー扱い。

そりゃ復讐心マシマシにもなりますわな。


人は得た喜びが大きかったものを
手放す時ほど憎しみは倍増する。

自分の経験談から言えば

かつてパチンコでタコ負けしまくって
大事なカメラを手放し、その金もさらにパチンコに突っ込んで
すっからかんになったってことがあるけど

その時のパチンコへの憎しみと言ったらひとしおだったもんな。
(結局その憎しみもすぐ忘れるのだが)


この事件と比べようもないほど些細なことではあるし
自分の場合は完全に自業自得ではあるが
まあ問題の本質は一緒のように思う。


依存心



何かに依存する、
何かに執着する、

それが人や金、もの、ギャンブル、対象はなんであれ
そういったことに対して過度な入れ込みがやっぱり不幸への入口だよ。

依存や執着は心からある程度切り離したほうが人生は幸せになると思う。

例えば自分の場合はギャンブルをある程度切り離した今の方が
かつてよりもはるかに幸せである。

この容疑者にしたって女のことを俯瞰し
騙されていることに気づいてさえいれば
それなりに幸せな人生だったのではなかろうか。


でも50代の孤独というのは計り知れないわな。


老後、自分の人生がどうなるか考えた時
若くて綺麗な女にチヤホヤされたら、
あるいはその心の隙間に入り込むように頼られたりしたら
自尊心は埋められて依存してしまうかもしれん。


でも殺すのはまずいよな。

詐欺だろうがなんだろうが
命だけは取り返しがつかんのだから。

警察もストーカーとして処断するのではなく
逆に結婚詐欺として女を捕まえておけば
こんなことにならなかったのだろうに。

まあ報道されてることが全て真実とは限らないが。


今日の教訓(NEWコーナー)


依存と執着を切り離して生きよう。



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