見出し画像

皆様に失敗させない、プリウスに合った添加剤選びについて。

昨今、整備や修理を行わない自動車整備業者様が増えています。車検時でも的確なメンテナンスを避けて、『添加剤』でのメンテナンスを促す事態も非常に多くなっています。『じゃあ添加剤ってダメなの?』と言われるとそうでは無く、用途と車両の状態がマッチしていれば非常に効果が見込めます。今回は沢山の添加剤の中から、特に使ってみて良かったものを紹介していきます。実際に使っているものなので、ショッピングサイトのレビューよりも確実性は高いです。

燃焼室をコスパ抜群で清掃できるガソリン添加剤。


まずは定番、ガソリン添加剤です。プリウスは排気ガスが綺麗なエコカーですが、排気ガスを綺麗にする一方で、本来大気中に放出される不純物をエンジン内に溜め込みがちです。ガソリン添加剤を使用することで、ガソリンを噴射するインジェクターから燃焼室入り口までを清掃することが可能です。こちらのAZ FCR-062はコスパ抜群で、効果も非常に高いです。私もこちらを3本使用した後に燃焼室入り口までの様子を分解して確認しましたが、カーボンの体積が殆ど無くなり、とても綺麗な状態になっていました。この辺りの汚れがプリウスにとっては燃費の悪化やエンジン始動時の振動にもつながりますので、定期的なガソリン添加剤の使用がおすすめです。


綺麗になった燃料系をベストな状態に保つ。


1つ目に紹介したAZ FCR-062で燃焼室までを綺麗にした後におすすめしたいのが、マイクロロン ガストリートです。こちらを使用することで、防汚効果が高まり、マイクロロンの効果で各部分のフリクションロスが低減され、アイドリング時のエンジン音も静かになります。こちらは添加剤としての持続性が高く、8000kmに1本ペースで良いとされています。30系プリウスなど、年式が古くなっている車両に関しては、インジェクター本体の交換と同時に施工する事もおすすめです。インジェクターの作動音も静かになる感じもあり、こちらも燃費の向上、加速力の向上など、メリットの多い添加剤です。


エンジンを長期にわたって保護できるスグレモノ。

最後に紹介するのが、エンジンオイルに添加する商品です。こちらもマイクロロンで、スーパーハイブリッドという商品です。こちらはエンジンオイルに混ぜることで特殊なコーティングを施工することができる商品で、エンジン内部の抵抗を減らしたり、細かな傷を埋める効果によってパワーの復活など走りの面でも効果が見込めます。実際に添加するとエンジン音が静かになり、アクセルを一定に保っている時のトルク感も増している印象です。こちらのマイクロロンスーパーハイブリッドも耐久性がある添加剤なので、10万kmに1本ペースでも問題ないとされています。オイル交換の度に添加が必要な商品よりもトータルコストで上回り、体感的な効果もありますので、個人的には非常におすすめな商品です。

せっかく使うなら特性を理解して使用したい物。

添加剤はエンジン内部など、普段は見えない部分で作用する商品です。そのため、車両の現状に合った商品を選ぶことが非常に重要と言えます。似たような商品であっても、濃度、成分など微妙に異なるため、使い方や使用頻度を間違えると全く効果がなかったりするのも添加剤の怖い部分です。今回紹介した3つの商品は、割と万能性が高く、どんな車両に使用しても危険性は少ないと考えています。上手に使えば非常に便利な添加剤、お手軽メンテナンスの第一歩として、是非お試しいただければと思います。

Kyoei Japan カーライフデザイナー 石山 大輔

Kyoei Japan Blog : https://kyoei-japan.net/

Kyoei Japan Daicek Instagram : https://www.instagram.com/kyoeijapan_daicek/?hl=ja

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?