秋の味覚を楽しむキッチン
いくら最新式でオシャレなシステムキッチンを設置しても、いつもの秋の味覚が劇的に美味しくなることはないかもしれませんが、少なくとも、家事は楽になりますし、お料理も楽しくなりますし、食事も楽しくなるかもしれません。
お料理する環境や食卓の雰囲気によって、きっと、味覚は変わる、
つまり、楽しくなると私は考えています。
■お料理を楽しむポイント
1 キッチンの使いやすさ
初めにお断りしておきますが、私は料理と呼べるようなことを日頃から実践しておりませんので、偉そうに言えたものではございませんが、お料理を楽しんでいただける環境作りについては日頃から取り組んでおりますので、そちらの視点でお話しさせていただきます。
その上で、最も重要だと考えているのが、
キッチンが使いやすいこと です。
お料理がしやすいことはもちろんのこと、調理道具や調理機器が収納しやすく、掃除がしやすいこと、などもお料理を楽しむためには大切な要素と考えます。
2 キッチンの作業スペース
キッチン周りが片付いていないと、あちこちに物が溢れ、最終的には調理スペースや配膳スペースがどんどん失われていきます。
そうなると、やりづらい場所でお料理をすることになってしまいます。
その為にスペースが確保したいのですが、ただ、キッチンを広く大きくすればいいということではありません。
台所、キッチンの広さも有限ですので、大きさには限界があります。
大きさよりも、キッチンの収納をこだわった方が物がスッキリして、スペースが確保しやすくなります。
もちろん、物を増やし過ぎないことが前提です。
3 キッチン加熱機器
加熱機器とは、ガスコンロとIHクッキングヒーターのことです。
そこにグリルが付いていますので、この機器でほとんどの調理が可能となりますが、付随する機能によって使い勝手が大きく異なります。
最近の機種では、自動で調理をするタイプが増えていますので、お料理の幅も広がるかもしれません。
ちなみに、すでにご存じだと思いますが、
ガスコンロは調理機器をあまり選びませんが、
IHクッキングヒーターはそこが平ら、かつ、IH専用調理機器しか使うことが出来ません。
様々な金属を使用したい場合には、オプションのオールメタルタイプを選ぶ必要があります、
4 キッチン照明
お料理をおいしく見せるのは料理の腕だけではありません。
盛り付ける食器も大事ですし、テーブルクロスなどのテーブル周りの雰囲気も大切です。
そして、最も印象を変えると私が考えるのが、照明器具です。
LEDが義務化される前の飲食店では、白熱灯が多く用いられていたのも、白熱灯が蛍光灯よりもお料理が美味しく見えるということがあったからと言われています。
ライトの色だけではなく、照明のタイプも印象が変わります。
中にはロウソクを使う方もいらっしゃるそうですが、相当、良い雰囲気になるでしょうね。
5 キッチンが中心
昔の住宅は料理中は家族に背を向けていました。
背中越し会話することも出来たでしょうが、せっかくなら、顔を合わせて会話しながらお料理出来たらもっと楽しいのではないでしょうか?
対面キッチンが普及してしばらく経ちますが、
相変わらず対面キッチンが人気なのは、料理中に孤独だった昔のキッチンよりも、家族を感じやすいキッチンの方がニーズが高いのではないかと思います。
■最後までお読みいただきありがとうございます
料理ではありませんが、私は箸を自分が好きな樹種にしたら食事がさらにおいしく感じられるようになった気がします。
ちょっとした道具にこだわるのも、楽しむ秘訣かもしれません。