「ニュースペイン館」ナポリ・タン訪 vol.2
熊本市の北側、国道沿いにたたずむ老舗レストラン「ニュースペイン館」
そのユニークな名前とスパニッシュ風な店構えのため、みかけたことがある人なら「ああ」と記憶に残っているに違いない。
僕もその一人だが、実際に入ったことはない。
喫茶店ではなくレストランで、中はかなり広い。
店に入ると常連かと思われる客が独り新聞を広げている。
海外輸入と思われるテーブル等の調度品も年季が入っており、かなり味わい深い。
今回一緒に訪れたのはユキエさん。
新年ということもあり、話題はもちろん年末年始の過ごし方だ。
ニュースペイン館の創業は昭和56年らしい。
当時は今みたいにチェーンのファミリーレストランもなく、こういった個人経営のレストランが今よりも多く、家族で食事にいったのだろう。
さて、ナポリタン。
鉄板に乗ってくるタイプで、卵もついている。
基本的にノーマルなナポリタンな感じだが、卵が絡むことでジューシーな口当たりだ。
またパリパリに焼かれたウィンナーを食べた瞬間、さらに懐かしい感覚に襲われる。ナポリタンの味にウィンナーの味、しっかり間違いない味だ。
ボリュームもあり、満足できるナポリタンだった。
まだ12時前後だったが、周りの客の半数が特大のパフェを食べている。
おそらくパフェが有名なのだろう。あの写真映えするパフェは今度何かの機会に食べに行かなくてはならない。
この日の天気は雨予報だった。しかし、かなりどんより曇り空だが、雨は降っていない。風もあり、ちょっと寒かったが、レストランを出て帰る途中で数枚写真を撮った。