半日阿蘇満喫（撮りっぷ）

やっぱり晴れがいい。

曇りには曇りのときにしか撮れない写真があるが、選んでいいとなると、カメラを持って出かけるときは晴れを選びたい。

１週間前から平日は雨だったが、土日だけは晴れの予報だった。前日の土曜も晴れ。
でもなぜか、出かける当日の日曜はどんより曇り空。

阿蘇神社近くにあるカフェ、tientien。数年前まではよくカメラ仲間やモデルさんと足を運んだカフェだ。
その向かいに「komeko」というカフェができているという。
今回の目的地はtientienとkomekoに決まった。

出発前日、なんとtientienが休みだということが判明。他の行き先も考えたが、そのまま曇り空の下、KEIKOさんと共にkomekoへ向かった。

KEIKOさんの今日のカメラはライカのＭ４。自分の持つカメラ以外には詳しくない僕でも高価なカメラだとわかる名前だ。KEIKOさんは僕の中ではバケペン（pentax6×7）のKEIKOさんだ。知り合ったときのイメージからそうなのだが、今日はライカ。

カメラのストラップ、時計のベルト、サンダルを赤で統一してきたらしい。その辺は女性ならでは？か。
曇り空の下、ひっそりと咲いている紫陽花のように、色が抑えられ、湿度が高い世界に映えている。

KEIKOさんが今まで食べた中で一番美味しいという回転焼きがあるという。
阿蘇神社の横にある「たしろ」
ガラスに映りこむ自分がまぬけだ。

komeko近くの北風商店さん。
シュールな消しゴムはんこや、デザインが楽しい。

和のお菓子のあとは、komekoで洋のお菓子。
ここのお菓子はシフォンケーキサンド。
あと１５分到着が遅れていたら、食べることができなかった。

komekoのご夫妻は千葉からの移住。
熊本の阿蘇とは「縁」でつながり、昨年移住されてカフェをオープンした。

帰りは紫陽花を撮りたいと、ネットで検索した場所へ行ってみたが、紫陽花は見当たらず、そのまま通ったことがない道をナビにしたがって帰った。

これまで曇っていたのだが、急に晴れ間がでてきた。
そのまま来た道を帰っていたら出会えなかった風景。
やはり旅はみちくさにかぎる。

最後にものすごく阿蘇感。

晴れやかな気持ちで週末を締めくくった。