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ご近所の旅(FUJI-X)

2日前から続く微熱を帯びた、気だるい身体。
明日から始まる仕事を前に、身体を休めるべきか……。

しかし、ものすごい晴天がそうはさせてくれない。
ゆっくり、簡単に出かければいいのに、1年間乗っていなかった自転車に空気を入れ、車に積む。

車のラジオからは、19歳の女の子がバイト先の男性への片思いをパーソナリティに相談するハガキが読まれている。
もうどうでもよい歳になっているのか、身体がだるいからなのか、まったく頭に入ってこない。

町の図書館をスタートに、自転車に乗ってシャッターを切る30分間。
見慣れた町の見慣れた風景だが、努めて入ったことの無い路地に入る。

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カメラを通すと、日常が少しだけ非日常になる。

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強い日差しと暖かい陽気に、服装を迷ったが、大晦日にパッと買ってしまったアウターを着た。
なんてこと無い、休日の買い物で使う程度のアウターだ。
ミニマリストとは言えないが、年齢とともに落ち着いた普通の服を、毎日長く着るように傾向が変ってきた。それは服装だけにとどまらず、食生活や他のことも同様だ。
そんな傾向が写真でも顕著になってきた気がする。

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戻ってきた図書館。隣にマンガミュージアムなるものがある。
300円で1日何度でも出入りできるが、まだ入ったことは無い。
正月休みの最終日、さらに熱もある。もう写真は撮ったし、あとは身体を休めよう。

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300円。
マンガレンタルしたことはないが、ああいうのは1冊いくらなのだろう?
ネットでマンガを読むとどうなのだろう?
とりあえず3冊は読もう。
館内がちょっと寒く、もうちょっと読みたいと思ったが、限界で帰ることにした。合計6冊。ちょっと気になっていた東京タラレバ娘。

またいつか300円持って訪れよう。町の新しい場所を発見できた。