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体育2の運動音痴が全国大会に行ってライダーになった話


【最後まで無料で読めます】


ご覧頂きありがとうございます。
DAI_vanillaです。


カービングターンをメインにしてグラトリも練習しており、効率の良いターンと質の高いトリックを目指し日々ゲレンデに通っています。
所謂ラントリ、カービンググラトリ等様々な呼び方のある、あのジャンルに分類される人です。


基本的にはインスタで動画を発信していますが、最近はツイッターも頑張ってみようと思っているところです。

おそらくほとんどの方がSNS経由でこの記事を見てくださっていると思いますが、もしフォローがまだの方は是非フォローして頂けると嬉しいです。


インスタグラムでは告知しましたがこの度
ハウツーを作る事にしました。


ハウツーは基本的に、カービングターンに関するハウツーをメインに書いていきたいと考えています。

つまり
カービングに必要な俺流の原理原則
を全て書いていくという意味です。


何故【俺流】なのかというと
自分のようなカービングを目指したい方
のためのハウツー

だからです。


そもそも
万人に再現可能なアドバイス
なんて物は存在しないし
「これをすれば絶対に上手くなる!!」
なんて事は絶対にありえません。


だから今後自分がリリースしていくハウツーを見れば100%上手くなります!

とはとてもとても言えません。


その為、俺はこうやって上手くなったし

こうやれば多分上手く行くと思いますよ〜

という意味で【俺流】という言葉を
つけさせてもらいました。


北海道に来て

スノーボードを本格的に始めて6年

膨大な時間と手間を費やして得た

理論や知識、原理原則を

ご紹介します。 



それでは、ハウツー第0弾をご覧ください!




ハウツー作りますわ!

と宣言したものの誰も読んでくれなかったら意味がないから、少しでも自分に興味を持ってもらうためにまずは【ハウツー第0弾】として、自己紹介的なことをしようと思う。


俺の自己紹介なんぞの為に

タダで大事な時間を使ってくれ!

なんて事は勿論言わない。


読んでくれた方への特典としてもう一つのノートをプレゼントする。
このノートの最後に
特典ノートの詳細を書いてあるから
是非そこまで読んでみてほしい。
特典ノートもハウツーでこそないが、上達に関して一番重要な内容を詰め込んだつもりだ。


勿論全員に無料でプレゼントするから
興味がある人は是非応募してほしい。


ハウツー第0弾は
ハウツーというよりは俺の自己紹介
という感じになっている。


自分の事をよく知ってもらう事で
より多くの人に手に取ってもらおうという
言ってみれば最近よく見る
「生産者の顔が見える野菜」
と同じような手法だ。


ということで、ここからは大学生になってから本格的にスノーボードを始めた俺が


どんな経緯で全国大会に出場したり

ライダーになるまで至ったか


を書いていく。

少しでも俺に興味がある人は
暇つぶし程度に読んでみてほしい。


ハウツー的な事は一切書いていないから、それを期待している方は画面左下の矢印をタップして前のページに戻っておくれ。

と、言おうと思ったが
そんな強気の姿勢でいった結果全員ここで読むのをやめられたら8000字も書いた意味がなくなってしまう。


特典ノートだけでなく、途中にも
俺のスノーボード上達に関する思考法的な事
を少し書いておいた。
興味がある人は読んでみてほしい。


とは言っても全体を通して見れば
基本的におれの自己満的な内容が書いてある。





では早速。 



@DAI_vanilla
24歳男性、独身。
趣味はスノーボード
特技もスノーボード
休日の過ごし方はスノーボードである。
昨年、全日本スノーボードテクニカル選手権出場。

カービングだけでなく、グラトリもする。
カービングの人でもなく
グラトラーでもない。

カービング × グラトリという
新しいジャンルという事で、
最近は自称【ネオグラトラー】としている。
この絶妙なダサさがとても気に入っている。

メインはグラトラーなの?という
クソリプは受け付けていない。

あとはコブフリーライディングの人でもある。
【コブフリーライダー】だ。
ここまで来るともうなんでもありだ。



ネオグラトラー 兼コブフリーライダー

なかなか良いじゃないか。



所持資格はB級インストラクター、普通自動車運転免許、地味に大型自動二輪免許も持ってたりする。

似ていると言われた芸能人は林遣都くん、米津玄師さん、江頭2:50さんあたりだ。
(ファンの方すません)
(追記あれば書きます。言ってください。)

話し方はYouTuberのラファエルさんに似てるらしい。見たことないけど。


先にも書いた通りスノーボードは大学から本格的に始め、滑走日数は多い年で97、少ない年でも5.60ぐらい。


言ってしまえば
まぁそこそこ一般的な変態である。

(書いた後見直しの時に思ったがこれほどまで矛盾の強いワードはそんなに無いだろう。)


入りはカービングからだが、
最近はラントリの人(ネオグラトラー)になりつつある。
また、自他共に認めるカービングオタクでもある。


スノーボード検定1級に合格したあたりから
「へぇーインストラクターなんや
運動得意なんやね!」
と言われることが増えたが

断じてそんなことはない。

その証拠と言ってはなんだが
恥を忍んで運動音痴エピソード
何個か羅列しておこうか。


運動は昔から苦手で


足が遅いから鬼ごっこでは
最初から最後まで鬼をやってたし

休み時間のサッカーは足にボールが当たらないのでただの30分間ランニングだった

水泳ではクロールより平泳ぎの方が速いという意味のわからないタイムも記録したし

マラソンの時に至っては
かなり頑張っていいタイムでゴールした結果
「お前がこんなに早いわけがなかろう」
というクソみたいな理由でもう一周走らされたりもした

確か5段階評価中体育で2を取ったことがあったような無かったようなそんな気がしている。


5段階中2



大抵ちょっとやばめなやつでも
だいたい成績は3である。


マジで絵が下手くそな男子が美術2だったわwwwって言ってるのはみんなも学生自体に一度は目にした事がある光景であろう。

美術ならまだ可愛らしいから良いのだ。



体育が2。



これは本当に、ただただダサい。 



このレベルになると
運動が上手く出来ないとかではなく
何かと動作がキモいのだ。

何に似ている動きかと言えば
カマキリみたいらしい。
当然だが
本人は大真面目にやっているのである。

こんなことを書いたら今後会う人会う人全員に
「おぉカマキリ!!おつかれっ!」
とか言われそうだがもし言われた場合は
グローブにいっぱい雪を詰める刑に
しようと思っているから気をつけてほしい。


そんなわけだから、中学で入ったテニス部では経験者であったにも関わらずどんどん同期に追い抜かれ、当然のごとく最後まで補欠だった。


動きがカマキリだから当然の結果だ。 



幼い頃から本当に運動音痴で小2ぐらいからゲームばかりする生活をしていた。
ちなみに好きなゲームはドラクエである。
これが後のスノーボード人生に大きく影響した。
などという伏線的なやつをいきなり挿入したわけではないので、これはラマさんの角付けの早さぐらいのスピードで無視してもらって構わない。
(ただ飲み会の時にドラクエネタを振られると喜ぶ。特に8は3.4周やった。)


しかも、
コンビニのレジのおっさんに
お礼を言うのも恥ずかしいレベルのコミュ障

も併発していたから
周りの女子となんてまともに話せるわけもなく


運動も出来ない&人と話せないの相乗効果
でそれはまぁなんとも
モテない生活を送っていた。



引きこもりコミュ障キモオタクである



非モテがモテるようになった
サクセスストーリーを話したいわけじゃない
ので話を戻そう。


俺が言いたいのは
運動音痴が色々なものを犠牲に
泥臭い努力の結果
大学から本格的に始めたスノーボードで

全国大会に出場し

尚且つライダーになったお話


である。



運動は得意でないながらも、父親はスキーが得意だったので年に1回程スキーに行く機会はあった。

今となっては自分でも信じられないし
流石にそんなすぐバレる嘘つくなやという感じだが


毎年のこの行事が本当に嫌だった。


無論、この歳の行事は父親の意思によって決定されるが故、子供に拒否権などないのである。

寒いし怖いし楽しくないし俺はこんなところに無理矢理連れてこられて何をしているんだ、早く帰りたいとずっと思っていた。

今でこそゲレンデまで連れてってくれると言われたらうれションする勢いだが、当時の俺にとってはいい迷惑だ。

時間を超越した新しいありがた迷惑の形である。



中学生に上がり、とあるイベントで友達とスキーに行く事になった。
この時はとても楽しい思い出になったのを覚えている。


舞台は妙高杉の原スキー場

ここで俺はスキーを楽しんでいたところ
ボーダーが颯爽と横を通り過ぎていった。
そいつはターンをするだけでなく、
なんと

「オーリー」


を決めているではないか。


当時の俺には超基礎技であるオーリーが

超激ムズ高難易度の最強技

のように見えたのであろう。


こう言うと、オーリーが一番の基礎で大事だし一番奥が深いんだよ!と言ってくる噛み付きワンちゃん達がいそうだが一旦放置して話を進めよう。

ちなみに犬は好きで実家にチワワがいる。
これは今回のハウツーの重要情報だ。



はい。



そして当時の俺にはそれがめちゃくちゃカッコよく見えたらしく


スノーボードやってみたい!
と思った。


ちなみにその人は今思い出してみると
直滑降しながらちょこっとオーリーしてただけであり、ごく普通のよくいるスノーボーダーである。

急にイキらせてもらうが
50000%今の俺のほうが上手く滑れるだろう。


この後、例の家族のスキー旅行にて、
人生初スノーボードに挑戦することになる。 





結果、、、、




そう。

お気付きの通り、あれだ。




持ち前の運動音痴を

気前よく抜群に発揮したのである。 




当然、結果は惨敗。




結局この後数年スノーボードと距離を取り
しばらく雪山にすら行かなくなった。 



それもそのはず、当時俺は
木の葉落としを180の事と勘違いしていた。

何を言っているのかわからないと思うが本当に勘違いしていた。理由は知らない。

スクールに入ろうかと思ったが、たまたまスクールがいっぱいで入れてもらえなかったため、独学でスタートした。

当然オーリーのかけ方すらよくわからないまま、180の練習をしていたのだ。

勿論、ブーツの履き方もビンディングの付け方も知らない。

そんなわけで、ゲレンデに行くと1人は見かけるブーツから溢れた紐擦っちゃってる系の初心者ボーダー爆誕である。


この調子だから
普通に滑ることすら当然無理に決まっている。出来るわけがない。


普通に考えたらジャンプする前に横滑りで真っ直ぐ滑ってみようと考えるだろう。
どれだけすっ飛ばしても最初からターンぐらいだ。




お気付きの通り完全にアホだ。

思考回路すらも運動音痴なのである。


もしあれで本気で出来ると思っていたなら減数分裂の前ぐらいからやり直した方がいいレベルである。


そんなわけで
俺のスノーボードとの初めての対戦は
最悪の結果に終わった。



高校に入ってからか、入る直前ぐらいで
リベンジマッチのチャンスが訪れた


今度はダイナランドのバートンスノーボードスクールにて、父親と共にレッスンに申し込んだ。


結果は

なんと


大成功



一日かけてなんとかターン、、かな?
というぐらいにまで上達させていただいた。

その時のインストラクターは長谷川さんという方だったが、丁寧に教えていただき本当に感謝している。
あの時「やっぱスノーボードつまんねえか」って思ってたら今こうはなっていなかっただろう。
機会があれば是非もう一度お会いして
菓子折り片手にお礼を申し上げたい所存だ。


このレッスンのお陰でスノーボードにハマるが、春だったのですぐにシーズンが終わってしまった。

人が盛り上がってるところに冬を差し置いてやってくるというやつは本当に空気が読めない。
将来「春」と名前に付いている女性とは結婚したくないとすら思っているし、仮に子供が生まれたら「春」という名前はつけないだろう。


父親は結局スキーに戻ったが、俺がスノーボードをする事に関しては何故かノリノリで次のシーズンが始まる前に道具を全部買ってくれた。1円でも物を安く買う為に何時間も車を走らせ時間とガソリン代を無駄にする典型的ケチ日本人思考の父親がだ。


俺が初めに乗っていたBURTON PROCESS Flying Vとの出会いである。


この板をチョイスした理由だが、
バートンなら有名ブランドだし良いんじゃね?
あとソールにBURTONって書いててかっこええわ!
と思ったからである。


今考えたら本当に

短絡的でバカ丸出しだ。


今板を選ぶ時はグラフィックとフレックスぐらいは最低限見るようにしている。
実は此の期に及んでデザイン重視だ。

ちなみにこの板は形が歪むまで使い倒した。 

頭良さげに言うと、弾性変形をする弾性限以上の負荷を掛け続けた結果、板に大きな永久歪みを生じさせた。
(多分使い方あってるはず)


スノーボードにハマったとは言っても、大寒波の時も沖縄県と並んで絶対に雪が積もらない県出身の人間だから、1回滑りに行くのに片道4.5時間かかる。しかも運転は父親だから、彼の気分が乗らないと滑りに行けない。

ちなみに、1度だけ雪が積もった記憶があるがその時は学校が任意登校(休み)になった。
そのぐらい雪の降らない場所の出身である。
ピンときた人は恐らく同じ出身地だ。


そんなある日、マイルで飛行機のチケットが取れるからということで一度ニセコに行く機会をゲットする。
当然滑りたくてウズウズしていた俺は二つ返事で行くことにした。


これが本当に良くなかった。



何故ならば人生をスノーボード漬けの日々へと変えてしまったのだ。


当時こんなこと考えなければ
東京の私大にでも行って
また違った人生を送っていたかもしれない。


ニセコに着いて、一本滑って一言。


「北海道の大学に行けば毎週 

  これ出来るって事だよね?」


言ってしまった。その通りなのだ。



お前は2年後の冬

今の20倍ぐらい

回数にして年100回ぐらい

スノーボード行ってるよ。 




結局、ニセコ旅行から1年後
俺は札幌市内の某大学に合格する事になる。


志望理由は当然

【スノーボードをしたいから
である。


これほどアホな理由でうちの大学を選んだやつはなかなかいないだろう。

願書に志望理由を書く欄が無かったのがせめてもの救いだ。多分志望理由が大学にバレていたら間違いなく落ちていただろう。

結局、様々な偶然が重なり憧れの地である北海道に移住する事になり


毎日毎日馬鹿みたいに
スノーボードに明け暮れる事になる。



そして当時の目標は

【6年間のうちに1級に合格すること】

だった。


そしてウェアは下は黄色のチェックに上は白黒のボーダー、ゴーグルは緑で帽子は白黒である。グローブは確か青だった。


微塵のセンスも感じられないセットだ。


サークルで一緒だった女子に
マジで服装やばいから考えた方が良いよ。
って言われるのも納得のセンスだ。


俺はこの装いで1年目97回ゲレンデに通っていた。当然なんの恥じらいもなく。 

そしてこの頃はどっかのブランドのジェネリックみたいなノリの安いゴーグルを使っていた。
勿論、ジェネリック薬品のように先発品と同じ機能を持っている物ではない。


ただ単に安いだけだ。

ゴーグルは毎日曇っていたので基本半分ぐらい視界がない状態で練習していた。


シーズン券と雪マジ19を駆使し
毎日のようにゲレンデに通った。

確か雪マジ19の使用回数は28回である。

無料バスが出ているゲレンデだったので、かかるお金は往復の地下鉄代500円だけである。(10%ポイントが付くから実質450円)

ゲレンデ側からすれば完全に迷惑な客である。


スノークルーズオーンズ様、
大変お世話になりました。
(なっております。)
この場を借りて厚く御礼申し上げます。


3限にテストだけど、朝から昼まで空いてるから滑り行ってくるわ!とかそんな事を普通にやっていたから、前期の後期の成績が全科目1段階ずつぐらい下がったのはいい思い出だ。


そんなわけで、大学1年のシーズンはかなり頑張ったし腕試しにと2級を受験する事にした

結果はオール70でちょうど合格


2週間後も検定があったから
まぁどんなもんかと1級も受けてみる事にした。
そして折角だしと
そのゲレンデでレッスンを申し込み
1級合格に向けたレッスンをしていただいた。



検定当日。



とりあえず非常に寒かったのを覚えている。
滑走前の順番待ちで
震えが止まらなくなる程度には寒かった
あとは軽度の吐き気も感じた。
緊張は全然していない
(例のくだりです。すんません。)

雪もモサモサ降っており、ナイター検定の為バーンはボコボコ。
まぁ悪めのコンディションである。


結果は

ロング 70.5

ショート 70

フリー 70.5

合計211点



え!?受かっとるやん、、、、




しかも加点がついている。
自分で自分にドン引きした。


レッスンを担当してくれた方が自分の事のように喜んでくださったのをよく覚えている。

ちなみに4年後、全日本の北海道予選にて
この方の目の前で全日本の出場権を獲得する
という絵に描いたような良い話もある。



大学6年間のスノーボードの目標を

達成してしまったではないか。




そんな感じで1年目のシーズンを終え、2年目のシーズンに突入する。


この年から某スクールに所属する事になる


このお陰でナイターも滑り放題になった。
春休み期間は毎日朝9時からリフト営業終了まで滑り倒した。

ちなみにこの頃は
めちゃくちゃベーシックの滑りをしていたのでスクールでは

ベーシックの申し子と呼ばれていた。



決して上手ではなかったが
誰よりも練習していた自信がある。 


ライフルで乱れ打ち食らったんか?
というぐらいボロボロになり
動けなくなるぐらいまで滑った事もあった。
いや、ライフル乱れ打ちはちょっと盛った。



ホテルのでっかい鏡の前で自撮りしながら
滑りのフォームの確認をしてたところ
知り合いに
「おぉっ、ええやぁ〜ん」と煽られたり
酔っ払った外人に

「クレイジーwwwハッハーーwww」
と笑われたりもした。


だが、そんな努力もあってか徐々に技術も向上していった為、スノーボード繋がりで徐々に知り合いが増え始めた。

四角い板に手を出し始めたのもこの時だった。



そうこうしているうちに、大学3年生になる


この年のメインイベントといえば

そう、あれだ。

B級インストラクターに合格


した事である。


合格率は20%程度と言われているが、
6.5点もの加点を頂き合格できた。


これは頂いたアドバイスに真摯に受け止め
理解し実践した結果であると思っている。

昔の自分のように独学で頑張って上手くなろうとする人も多いが、やはりその道の先人の知恵を借りる事は重要だし、自分の時間を無駄にせず効率的に成長できる可能性があるから積極的に投資すべきであると思った。

その人が手間と労力を元に経験を積み、手に入れた知見をなんの手間もかけずに得られるのだからお金を払う価値は十分あるだろう。 


確かに「2時間5000円とか高えよ!」と思うかもしれないが、殆どのインストラクター達はその2時間5000円というお金を頂くため、きっと血の滲むような努力をしているのだ。


悩んでいる人は一度スクールに入るなり、何かしらのレッスンに申し込んでみたりすると意外とすぐに悩みが解決するかもしれない


上手くなる為には

頑張るのと同時に

自分の事を客観視するのも大切だ。 




話を戻そう。


そして、この頃から【#角付けと加重】などと、一歩間違えれば怪しい宗教の人と思われかねないセリフを連呼するようになる。

わかっていると思うが、一応否定しておこう。


断じて俺は宗教の人ではない。


普通の人よりも
ちょっといっぱい板を立てて滑りたいの一般人

である。


ただ、今思い返してみると
90°のその先にあるものを探したいとか
かなり精神的に問題がありそうな事も抜かしていたのは事実である。


また、B級合格を皮切りに
この頃からベーシックを脱却した。
滑りが変化し始めたのもこの頃だ。

(ベーシックが悪なのでは無い。
あれはあれで必要な技術だ。)


そして4年生に上がり
あるとんでもない道具を手にする。



そう、アイツである


GRAY SNOWBOARDS

Desperado Ti typeR Ⅲw



これを手に入れた事で数段ターンが切れるようになったし、この板に乗って練習する事で自分の技術もより洗練されたように感じている。
値段は高いがカービングをしたい人にとってはかなりオススメの一本である。
ただ、正直言って収入源がバイトの学生にとって値段は高い。 (17万)


これを手に入れるために
夏休みに死ぬほどバイトをした。

朝はホテルの朝食バイキングで昼までバイト、夕方5時から12時過ぎぐらいまで居酒屋でバイト。また翌朝ホテル。
というように1日の睡眠を2分割して、1日が2日みたいな生活を送ってなんとかお金を作ってゲットした。



最高の道具を手に入れ、身体をどこまででも自分の倒したい分だけ倒せるようになり調子に乗っていたが


ただ単に板を立てれば良いという
そんな単純なものではないと気付いた。 


カービングターンの三要素である
角付け・加重・ローテーションのうち
角付けについてしか考えていなかった
から当然である。



5年生になると実習が始まった。
ほとんどの時間を立って見学して過ごす。
するとやはりアレをし始めてしまう。



そう。イメトレである。

つまりこの時から頭の中でスノーボードのイメトレをして1日の大半を過ごす日が増える。

無意識のうちに体が揺れていたらしくペアの奴に大丈夫か?と心配された事もあった。

あぁ、ちょっとバイト入れ過ぎて寝不足なんだよね。って答えておいたが無論、イメトレに集中し過ぎた結果である。


実習が終わった後、実はあの時ボードのイメトレしてたんだよね。とペアのやつにカミングアウトした。

その後ちょっとだけ
「あいつは実習中にスピンし始める」

という雑過ぎるいじり方をされた。



インスタに動画を載せ始めたのも
このシーズンからだ。

起爆剤になったのは
カービングからのBS360の動画
だったと思う。


俺の滑りめっちゃいろんな人に

評価してもらってるやん


自分で動画を上げておきながらドン引き
した覚えがある。


この活動によって色々知り合いも増えたし
これからも続けていこうと思っている。 

ちなみにだが、動画を載せてみようか悩んでる人がいたら絶対にやったほうがいい。
上手く見られるために研究するようになるし、スノーボード関連の友達も増える。
というかそもそもSNSなんてもんは自己満だ。
しかも動画を載せたって別に怒られたりするわけじゃない。
得することはあっても損することは何もない。 


そしてもう1つこのシーズンは
大きなイベントがあった。 


ご存知の通り

北海道予選を通過し

全日本スノーボード

テクニカル選手権出場を果たした。



昔からスポーツが何でも下手くそだったせいでチーム決めになると毎回
人数合わせの余り物になっていた自分が

YouTubeやDVDで滑りを見て
勝手に憧れていた人たちと
同じ舞台でスノーボードをしている

そんな光景に感動しないわけがなかろう。

そして憧れのライダー達の本気の滑りを目の前で見られるのである。
そんな機会はなかなか無いから結果どうこうより行くだけで価値のあるものだ。

ちなみに結果としては、順位はまぁまぁだったがいつも通りならもっといい滑りできたなぁという感じだった。
というのも、得意種目ミドルターンの時、最後の2.3ターンという1番の見せ場というところで
緊張と風によりコンタクトが浮いてきて視界を失ってしまったのだ。

ちょっとバランスを崩し、微妙な点数になってしまった。
ちなみに師匠はそれが嫌でレーシックをしたらしい。それを聞いてあぁ、この人には勝てねえな、、と思った。


春先になりシャバ雪シーズン

「コブでグラトリしたら楽しいんじゃね?」
というあたおかな発想により
【コブフリーライディング】
を開発したのもこの時である。



そんな激アツな出来事も無事終了し
シーズンが終了する。



夏ごろになり、突然インスタにDMが来た。


「端的に言います
うちのライダーになりませんか?」

は?ライダー???おれが???
てか会った事もないのにええんかいや。


と思ったが
どうやら映像を見てくださり
こいつや!
という事になったそうで
某ショップのライダーに採用していただいた。

スポンサーが付いたということで
広い意味でのプロスノーボーダーになった
わけである。


6年前の自分に会って


「お前は年100回ぐらいボードに行った結果
全国大会にも出場して
その後ライダーになってるよ


なんて話しても絶対信じないだろう。


完全にスノーボードによって

人生が変わった男である。 


この5年間の中で行った、本当に効果のあったと思う練習法の1つを紹介しよう。


それは

撮った動画を何回も見返すことだ


撮影すると言うと、「俺なんか、私なんかが動画撮るなんて」と思うかもしれないが、自分の現状も知らずに上手くなろうとしたら、おそらく途方も無い時間がかかる。

そりゃあそうだ、どこを直していいか分からずただ延々と滑り続けてるだけなのだから、体が勝手に上手いこと動くようになるまで当然時間がかかる。


普段動画を撮っている人は、その動画を何回見直してるだろうか。

1回見て終わり?3回ぐらい?ちょっと頑張って10回ぐらい??

撮った動画に対して、完璧!俺カッコよすぎ!!となる事はまぁほぼないだろう。


何かしら違和感があるはずだ。


何回か見て「んー微妙やな。」と思って閉じてしまうのは勿体ない。


是非その違和感の原因を考えてみてほしい。


自分で悪いところが分からなければ、レッスンに入って動画と自分の滑りを実際に見てもらうでもいいし、やりようはいくらでもある。


是非、普段の練習に取り入れてみてほしい。



ちなみにここ最近は看護師や言語聴覚士・放射線技師に指示を出せる某職種の国家試験受験の為、SNS上から姿を消すと共にシーズンインを遅らせていた。

彼女でもないメンヘラちゃんにsin15°の値を計算している俺の姿を盗撮され、後々「この写真かっこよすぎてばら撒きたい」などと激寒なセリフを言われたりしつつ、毎日楽しい日々を送っている。


これからは大学生活最終シーズン。


大学生活集大成として
色々と映像も出していく予定だから
今シーズンも是非
ごひいきにしていただけると嬉しい。 



今シーズンは、
感覚的な部分を出来るだけ
理論に裏付けされた根拠で補い
より多くの人が実践しやすいようなハウツー
をnoteで発信していく予定

なので期待していてほしい。



感覚というのは人それぞれ違い、
見えないものであるからこそ
言語化したり他人においては100%の再現
することが難しい。


だからこそ

理論的な部分から

妥当であろう動きを考察し

その動きを自分の感覚・感触として

落とし込み自らの物にしていくか


が重要だと感じている。


以上が今までの人生とスノーボードとの関わりについて振り返ってみた経過と、今後の大まかな予定である。




最後まで読んでくれてありがとうございます。 


こんな長ったらしい文章をここまで読んだという事は少なからず興味を持ってくださったという事だと思います。


ぜひ前回のスノーボードの時に返ってきた
ICリフト券のデポジット代500円
投げ銭していってください。
今後の発信の励みになります。
あと2月7日誕生日なので。 

(右上の500円ボタンをタップするとできます)


顔のホクロを取るお金の足しにでもしようと思います。


そして最後に特典ノートの詳細です!

上にも少し書きましたが、俺のスノーボード上達における考え方を更に詳しく書きました。


自分とは異なるであろう他人の感覚を
どのように自分なりの感覚として消化するか


と言ったかなり本質的な内容についても触れています。


要は今後発信していくハウツーの根本的な部分に直結するものです。

ハウツーを見る前にチェックしておいて頂けると今後の理解が深めて頂けると思います。


以下プレゼント条件です。
勿論、全員に配布します。

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