見出し画像

鬼太郎誕生日 ゲゲゲの謎・鑑賞

かなり出遅れましたがギリギリ公開中に観に行くことができました。

話題のアニメ映画、通称『ゲ謎』

第47回日本アカデミー賞、優秀アニメーション作品賞に選ばれたのも納得の演出や話の構成、作画クオリティもとても良かったです。
僕は映画評論家ではないのでその辺の詳しい話をしたいのではなく、単にいちオタクとして「このアニメ映画面白かった!」という感想をこのブログで書きたいと思います

それから、ここは主にホラー映画ブログとしてやっていますが『ゲ謎』は子供も大人も楽しめるホラーアニメ映画と判断したので簡単にではありますが書かせていただきます。

…多くの人間がけっこう酷い死に方しますし……。

(あと少しで良スプラッタ表現だ!みたいなのが多かったので僕は大変満足しました気になる人は観てみよう!)


今回のファンアート
実写も楽しいけどアニメキャラを描くのはやっぱりいいですね


この映画、キャラクターが魅力的でいいですよね。
サラリーマンの水木と鬼太郎父のビジュアルが良すぎます。

そして二人のバディものでもあるんですねこの映画…

人気なわけだぜ!!!


二人で酒飲むシーンとかタバコあげるシーンとか、だんだん仲良くなってる水木と父がいて最後は二人で共に敵に立ち向かって…ネット上に様々な妄想の類が散らばっている理由が分かりましたね…。
わかる、これは仕方がない。

魅力はキャラクターだけではありません。
ストーリーが面白いんです。
とても分かりやすいフラグや演出が多く、誰でも見ることができますしなんなんだこれはといったストレスを抱えることなく見ることができます。
しかし細かい考察もしようと思えばなんぼでもできるといった隠し要素も潜んでいる気配もしました。
鬼太郎シリーズだから子供向けアニメなどと思うなかれ、といった感じでしょうか。
舞台も昭和31年ということで、大人たちはその辺でタバコをふかしていますし川上哲治の2000本安打の話も出てくるし、時代の小ネタや描写も当時をリアルに描いていてすごく楽しめました。
(川上哲治で喜んでるのは僕だけじゃないはず)

パンフレット
和綴じ風でイイですね
中身をチラッと
最近のパンフレットってどれもこだわってて面白い


『ゲ謎』は子供が見たら怖いんだろうなという描写上のホラーもありますが、大人からしたら田舎の村の陰湿な部分に触れてしまって鬱々とする胸糞ホラーでもありとてもいいと思います。
そこに水木しげる先生のタッチが加わってるからバランスがいいのだと感じました。

僕は昔から妖怪やモンスターなどが好きではありましたが水木先生の絵柄は子供心に怖く映ることもあり、大人になってから見た方がググッと惹かれるものがあるなあと思いました。これを機に水木しげるワールドに潜り込むのもいいかもしれませんね。
先生がご存命のうちにもっと見て知っておくべきだったなと、映画を見て少しだけ悔しい思いをしました。

そのうち、鳥取へ聖地巡礼に行こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?