北アルプス縦走6泊7日(前編)
昨年からずっと計画していたアルプス縦走
行ってきました!
今まで最大で2泊3日程度の山行しかした事がなくて、正直ドキドキでした笑
デジタル、iPhone、filmの写真も取混ぜて記録としてと、少しでも参考になればと残したいと思います。
Day 1
立山室堂〜五色ヶ原
距離:6.8km 累積標高▲722m▼753m
・
山の日の朝、TJAR※のレースも開催された
快晴の日。
朝4時30分に立山駅に当日券を買う為に並んで、6時30分の便をGET!
立山駅〜室堂 片道:4,800円
立山室堂には7時30分に到着して、早速スタート。浄土山経由で五色ヶ原へ向かいます。
※TJARとは日本海から太平洋迄の415kmを8日間で走り抜けるレース(人間の所業とは思えない凄いレース)
今回初めて浄土山登ったんですけど、登山口からめっちゃ急登笑
こんなにハードとは知らずにここまで来てしまったので登る事に…
そのおかげか、稜線で雷鳥の親子に遭遇出来てほっこり。
既に8時30分も過ぎた頃、龍王岳付近では既にTJARのトップ選手は通過してた…(恐ろしいスピード)
天気が良くて、暑い…暑すぎる…
獅子岳あたりでヘロヘロに笑
どんどんやって来るTJARの選手を応援。
ガスが湧いてくれて来たおかげで少し元気になり、進む。
ザラ峠への下りもガレガレで歩きにくかった
何とか五色ヶ原山荘へ到着。
カップ麺とコーラを買って食べているとどんどん後続のTJAR選手がやって来る。
思わずラーメンを少しこぼすアクシデントが発生したものの満足し、テント場へ。
テント1人:2,000円 電波入ります
山荘の方がテント場の水場も枯れる寸前だと言われてたけど、充分な量が出てたので安心した。
のんびりと過ごして、夕方もとても綺麗な景色を見る事が出来た。
晩御飯を食べて就寝。
Day 2
五色ヶ原〜スゴ乗越小屋
距離:6.7km 累積標高▲756m▼889m
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朝2時起床、ゆっくり準備して4時出発。
…眠い、
何故眠いかと言うと、18時30分頃にやって来た団体さんがすぐ近くに設営して20時頃にお米炊き始めて話してるからちょっとの間、寝れ無かった笑
それでも爽やかで静かな朝の時間はいい。
越中沢岳迄は涼しい時間という事もあり、まだ順調に進む…スゴ乗越小屋が見えるけど…??
な、何…このアップダウン…汗
激下りと急登を2回繰り返す(無心)
容赦ない日差しを浴びながら、ここから鬼下りして、登って下って、また登る笑
ホント、この区間が今回1番辛かった…
暑さにもやられて、軽い熱中症のような感じでスゴ乗越小屋へ(10時過ぎ)
木陰でサイダーを飲み、休憩しつつ
当初行く予定だった薬師峠キャンプ場へ行く事を諦めて、ここでテント泊をする事にする。
この小屋はカレーが有名だったんだけど、ベンチで仮眠してる間に売り切れてしまってて、昼飯はカップ麺を食べる事に笑
テント1人:1,500円 電波入ります
テントを張って、夕方までゆったりとすごす
ラーメンを食べ、小屋のベンチスペースで折立から夜中0時から登り始めスゴ乗越小屋迄来た小屋泊おじさんと神奈川から来たUL装備の山ガールと談笑。いいね、山の出会いと山トーク。
Day 3
スゴ乗越小屋〜薬師岳〜薬師平キャンプ場
距離:9.9km 累積標高▲860m▼828m
・
朝3:30出発
今日は薬師岳を越えるので、暑くなる前にと早めに出る。
静かでひんやりとした時間って本当に良い
北薬師岳を越える前から岩ゾーンに突入
岩の稜線を進み薬師岳山頂へ
しっかりお賽銭を入れて薬師如来にこの旅の安全と世界平和を祈ります(色々託しすぎ)
ここから薬師岳山荘に寄ってコーラを補給し、薬師平へ向けてガッツリ降ります。
10:18
薬師平キャンプ場到着
テントの受付は12時からとの事だったので
先に設営して、豊富な水場で色々と洗い
スッキリ。
テント1人:1,500円 電波はほぼ無し
テント受付とコーラ購入を済ませ、太郎ラーメンを食べるために太郎小屋へ
こんな山の中で食べるラーメンってめっちゃ美味いよね。生ビールにしたら良かった…笑
ほろ酔いでテント場へ戻り夕方迄待機(寝る)
夕暮時には前日スゴ乗越小屋で会った神奈川の女性と折立から登って来た日本在住のフランス人女性と一緒に夕陽を見に行く事に。
ガスが幻想的に出てくれたおかげで天国みたいでした…
台風の影響で雲ノ平へ行けるか心配してたけど、好転しそうとの事。
雲ノ平に向けてテンションアップ
フランス人の方も雲ノ平に来るらしい。
神奈川の女性は折立で降りるとの事でココでお別れする事に。
日が沈んだらテントへ戻り食事をして翌日も早出するために早目に就寝。
・・・・後編に続く
参考になるかは分かりませんが、最後にこの旅で準備した主な道具を紹介したいと思います。
こちらも前半と後半でわけようと思います笑
○ザック
HYPERLITE MOUNTAIN GEAR
ハイパーライトマウンテンギア
UNBOUND 55 アンバウンド55
【容量】
55L + 9L(外部容量)
【積載量】
最大約18kg
【重量】
967g *サイズMを基準とした平均重量
・HMGのザックはフレームが入ってて高重量でも問題なく防水なのでザックカバーが必要ない。天気がコロコロ変わる山旅には安心でした。(実際はショルダーベルトにシモダのトップローダーを付けていたので多分20kgオーバーしてた笑)
○靴
トポアスレチック
MTN RACER 3
・日帰りとか普段はVIVOが多いけど、今回はロングトレイルに重装備なのでクッションがいいトポのロングトレイルモデルをチョイス。
メガグリップのおかげか木道も全く滑らずでした!
○テント
Hyperlite Mountain Gear MID 1
ハイパーライトマウンテンギア ミッド 1
定員
1人
本体重量
476g
サイズ
収納サイズ : 21.6cm x 14cm x 14cm
展開時 : 137cm (W) x 271cm (L)x 137cm (H)
フロアサイズ : 81cm (W) x 244cm (L)
・今回は風が強い稜線コースでは無かったので軽さ重視でチョイス。シルナイロンと違って水分を含まない素材なので結露もすごいw笑
○寝具
SOL ESCAPE Bivvy XL
エスオーエル エスケープビビィ XL
重量
約280g
サイズ
約226×100cm
収納サイズ : 約Φ12×20cm
素材
60gs/mポリエチレン不織布アルミ蒸着加工
・普通のサイズのエスケープビビィは持っていたのですが、マットと寝袋とか入れるとギュウギュウで無理でした。今回XLが出たので導入!
結果的にめっちゃ助けられました。これは買い!!激推しアイテムです!!
※付属のスタッフサックがサイズ的にタイトなので収納するのに苦労しますから別のスタッフサックを用意するとストレスが軽減します!
○マット
エクスペド
Ultra 7R
R値:7.1(対応下限温度:-30℃)
サイズ:183 x 52 x 9 cm
収納サイズ:23 x 14.0 cm
最小重量:0.65kg
最大重量:0.8kg
・エアマット使うともう離れられないんです
睡眠は大事!睡眠は大事!(大事なので2回言います)地面からの断熱効果は素晴らしいです
○インナー
OMM Core Liner / OMM コアライナー
サイズ
全長190cm × 肩幅65cm
スタッフサック収納時:16cm × 11cm
重量
175g
素材
PRIMALOFT® ACTIVE 75
・今回寝袋は無しで上下アクティブインサレーションに足元をOMMマウンテンレイドパンツをプラスしてコアライナー+ビビィで全く寒くなく過ごせました!(平均気温9〜10℃程度)
・・・続きは後半で
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