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【Ep.2】自分をゲイだと認めてからの話

こんにちは!だいです。
前回の話の続きを今回は投稿したいと思います。

大学生になって少し経った頃、自分はゲイなんだ、男性が好きなんだ女性には一切性的興味がないんだということが分かりました。よく覚えています。自分の中でずっとモヤモヤしてたものがスッキリして、自分というのもを理解出来た気がして少し嬉しい気持ちもありました。
しかしそんな嬉しい気持ちもつかの間、直ぐに新しい不安が襲ってきました。これからの人生についてです。誰にも打ち明けられるわけない、どうしよう。そう思いました。

●世界が変わったように何かが切り替わった

同じような境遇の人達に今聞くと、初めはこっそりTwitterでゲイアカウントを作って、そこから繋がりをひろげできた人が多いようでした。またはゲイアプリ。しかし当時の僕はSNSに対してとても恐怖を感じており、もし周りにバレてしまったら怖いからとSNSを始める勇気はありませんでした。
そしたら何が僕にとって1番安心出来る方法なのか。思いついたのは1つでした。それが大学の学生相談室です。

大学1年生の時に1度体験のようなもので学生相談室に行かされた時がありました。その時に話したカウンセラーさんがとても優しく、この人なら話しても良いかもって少し思ったのです。それにその時、そのカウンセラーさんに僕は「ひとつ大きな問題はあるけれど、今は何も苦労してない、いつかそれが自分の苦痛になった時にまた来ます」ってフラグをしっかり立てていました、、。
それを覚えていた僕は、すぐさま学生相談室の予約をし、当時のカウンセラーの方を指名して、学生相談室に行くことにしました。これが人生初のカミングアウトになりました。その日のことは一生忘れません。

●初めてのカミングアウト

初めてのカミングアウトは大学の学生相談室のカウンセラーの方です。その学生相談室には4年になった今も定期的に通っています。その日のことは鮮明に覚えています。とても緊張しました。口から心臓が出るかと思いました。全身震えてました。号泣しました。
カウンセラーの方はしっかりと受け止めてくれました。「そうなんだね。」号泣したのは何故か分かりません。後々の投稿でまた書きますが、これまでのカミングアウト、謎の涙を流しています。何故か泣いてしまうのです。その後のことはあまり覚えていません。確かこれまでの20年間の想いを全てぶちまけたんだと思います。自分の心の底からの叫びを何ひとつ隠さずに人に話したのは初めてでした。カウンセラーの方は頷きながら傾聴してくれました。今まで誰にも話せなかったことなのにとても話し安かったです。この日から学生相談室だけが僕の全てをさらけ出せる心が安らぐ場所になりました。

話せるって素晴らしいことですね。この事で僕は本当に救われました。カミングアウトする前と後では世界がまるで違うようでした。もちろん、自分をゲイだと認めることでも世界は変わりました。大学入ってからは大きな変化が沢山ありました。次回以降はセクシャルマイノリティであるゲイの僕の、ゲイの体験談を書いていこうと思います。また読んでいただけたら嬉しいです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
それではまた!

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