心を埋める『幸福の三柱』〜2分で読めるだいnote〜
僕には「幸福の三柱」がある。
✅身体を使う遊び
✅知を使う遊び
✅人と繋がる遊び
個人差はあると思うけど、
大体この三つ揃ったら健康的に人生楽しくやっていける。
遊びが極まれば大抵の問題は解決する。
身体を使う遊びで健康になり、
知を使う遊びで処世術が身につき、
繋がりを作る遊びでひとり問題を抱え込まなくなる。
『身体を使う遊び』とは例えば、
キャンプまではいかなくても、ボーリングやキャッチボールするだけでも筋肉はつく。
サイクリングでも脚力はつくし、カラオケでも腹筋が鍛えられる。汗もかくし代謝も良くなる。身体が調子良くなれば気分も優れる。
僕はキャンプや素潜り、パルクール、カラオケ、山籠り、たまにシュノーケリングや放浪の旅に出てる。ムキムキじゃないし、むしろかなり細身だけど、体調はほとんど崩さないし運動は一通りできるようになった。
スポーツができれば出来ることが格段に増える。自信がつく。人前に出ることも怖くなくなってくるし、体力を使う旅や仕事や遊びにも挑戦できる。
問題は「どうそれらを生活に落とし込むか?」だけど、
⭕「ハマる趣味を見つける」
⭕「ストレス発散に使う」
の2択が効果的だと思う。
週一でもいいから、ちょっと嫌なことあったらカラオケに入ってシャウトするでも、仕事帰りに車を走らせながら気ままに歌うのもいい。毎週末、インスタで気になったカフェに行くでもいい。
そこから徐々に自分だけの空間を広げていければ、もしかするとソロキャンプなんてものもできるかもしれない。
ソロキャンプはいいぞ。
究極の自分だけの空間だ。
お洒落にランプを灯せば映えるし、
手ぶらで行ってキャンプ場で借りることもできる。それに…etc(割愛します)(気になる人はいくらでも話せるので聞いてみてね)
次に『知を使う遊び』
遊ぶにも情報がいる。カフェ行くにも調べる必要があるし、ホテルに泊まるにも予約がいる。旅をするならもっと情報がいる。
絵を描いたり、本を読んだり、アニメを観るときも、背景知識があれば10倍は面白くなる。
僕はよくYouTubeの考察をみたり、気なるジャンルの本を読んだりしてる。
面白いのは、思っても見なかった情報が繋がって、全然見えてなかった角度から面白さが生まれるところ。
生物学が分かれば仮面ライダーの設定が面白く感じたり、宮崎駿さんを調べてたらエヴァの庵野秀明さんのアニメが全く新しい捉え方ができたり。
おすすめは、
⭕そういったアニメやコンテンツを面白がって解説しているYouTuberやポッドキャストを見つけてみること。
自分に知識がなくても、そのひとの膨大な知識量で「どこがどう面白くて目を向けるべきか」を解説してくれる。
そこを足がかりに自分が気になった情報を漁ってみると、楽しめるポイントがわかってくる。岡田斗司夫さんの考察動画はもの凄く面白いぞ。
僕は最近、天文知識を取り入れてる。
天文知識といっても星座を覚えたり星を扱った漫画を読む程度だけど、
それでも十分見える世界が変わった。
夜空を見上げるだけで星と星が繋がり、何億光年彼方の星が思い浮かぶ。不倫話ばっかの神話に呆れて笑えたり、望遠鏡もろくにない時代の人たちが解き明かした真理とその熱に震え上がる。
さらに、人に話せば場は盛り上がるし、キャンプなんて最高だ。こうしてnoteも書けるし、星座が占いに繋がったりする。北極星が分かるだけでも、航海術やサバイバルにすら役に立つ。
たまにはなんの利益も実用性もないけど純粋に面白そう!と心が動いた本を手にとってみてもいいんじゃないかなと思う。
意外とそんな作品こそが人生を動かしてくれたりするよ。
そして、ここまで「情報を浴びる習慣」がつくと面白いことが起きる。
情報に当たることに抵抗がなくなるため、自分が困ったときや遊びたいときに、
頭で悩みこまず外の情報を探すようになる。
情報の探し方が上手いなら大抵の問題はなんとかなる。世の中の問題のほとんどは過去の人たちが回答済みだったりするからだ。
解決といかなくても、いなしたりかわしたり小さくすることができる。
辛い会社をすんなりやめられる方法や、
会社をやめたあとに1年くらい食いつなぐ方法、
個人ビジネスの作り方や、
移住の仕方、
英語の楽しめる勉強法、
自分を助けてくれる福祉制度の種類、
理想の生き方を実現している人、
本気で遊んで自分の理想に近付くためなら、それら面倒くさい情報すら苦労とも思わず調べていたりする。
僕も飛行機の乗り方すら分からなかったのに、カナダに行くときは自分でもびっくりの情報収集をこなしていた。今思えばよくやってたなと思う。
知の遊びは、いざというとき自分を救ってくれる。
普段から面白そうなことには躊躇せず首を突っ込んで、見たり読んだり聞いたりしてみてほしい。
きっと世界が変わるはずだ。
3つめ最後は『繋がりによる遊び』
こちらは想像がつきやすいと思う。
例えば、サークルや部活、Twitterの〇〇界隈でもいいし、インスタのオフ会でもいい。合コンでもマッチングアプリでもいい。
僕がおすすめしたいのは習い事。
⭕「前からやってみたかったけどやったことがないこと」に挑戦してみる。
陶芸でもバンドでも絵画教室でもキャンプイベントでも生花でも格闘技でもなんでもいい。
そこで少し知識がついてきた頃には、他の生徒と顔見知りになってるはずだし、他の生徒がいなくてもその界隈は探せる。そこで交流会に顔を出せば同志が見つかる。
同じ趣味を持ってるなら、性格の傾向も似てたりするので仲良くなりやすい。なにより共通の話題があるのが何より強い。
プラスαで「知の遊び」や「身体を使う遊び」も織り交ぜて話せば、かなり仲良くなれるはずだ。
ひとと繋がる遊びを通すと、完全な孤独ではなくなる。人と定期的に会えるならいつか気の合う友達もできる。少しずつ自分を出す練習もできるようになる。
知を使って情報を探し、身体を使ってストレスを発散し、人と繋がって相談できれば、
問題はもはや解決する必要すらなくなってくる。
むしろ、そこを起点に以前より自分が出せたり、旅行や習い事のような新しい趣味ができたり、新しいパートナーに巡り会えるかもしれない。
さらに生活も遊びが中心になるので、
「自分にとって大切じゃないこと」には時間もお金も労力も使わなくて済むようになる。
好きなことにどんどん時間もお金も使える。
好きな世界は広がっていく。
常識やしきたりや周りの意見を軸にするよりよっぽど自分のために動けるはずだ。
さて、ここまで遊べ遊べ言っているけれど、
もちろん「最低限の生活」は大切にしたい。
それは一番と言っていい。
生活の安全がなければ楽しいも何もないと思うし、常に明日を脅かされながら遊ぶなんて不可能だ。
安心を手に入れるために一生懸命働くのももっともだと思うし、とても尊厳があるものだ。
でも一方で、
「安心はもう足りてるんじゃないか?」
と思うことがある。
心にある穴は、確かに不安だったかもしれない。安心が足りなかったせいかも。
でも、もしいま最低限の生活ができていて、
それなりにお金もあり、明日が来ることになんの疑いもないとしたら、
その心の穴は果たして「不安だから」なのだろうか?
人間には欲望だって好奇心だって情緒だってある。
実はその穴の余白は
「ずっと叶えてみたかったこと」への欲求なんじゃないかな。
今なにかが足りないと感じるなら、
「これまで使ってきた軸」が通用しなくなってきてるということ。
しかも大抵は外から刷り込まれたもの。
その安心の基準はだれが作った?
いつから感じている?
誰の言葉を受け取った?
世界を何も知らなかった頃の自分とはもう違うはず。もう自分で判断できるし、決めていい。変わっていい。叶えてあげていい。
もう遊んでいい。
自分だけの『幸福の三柱』探しにいこ!
あとがきとおすすめ
今回のお話のような
「心に耳を傾けて遊ぶ自分を見つける方法」をさらに詳しく書いた本があります。
拙著ですが…笑
満たされない心はどこかに閉じ込めている欲望が、願望があるからかもしれない。
それは何も悪いことじゃないし、むしろそれこそが明日を楽しみに前を向ける力になる。
今まで隠してきたのならなおさら。
もうそんなことしなくていい。
ずるい!と思ったことは「羨ましい」ということ。ずっと憧れていた何かがそこにある。
あなたの本当の気持ちをみつけにいこ。
心が満たされる生き方を探してみよ。
もう自分に嘘なんてつかなくていい。
遊びにいこ!
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