見出し画像

「人に訊くのが怖い」ときはどうしたらいい…? 「過去の自分」に戻らないためには? 【 だいのコーチングセッション 】




人に質問する時、どうしようもなく申し訳なく思う。

時間取ってくれてる…自分なんかのために…
そんな申し訳なさで頭が一杯になる。


相手からの期待に応えられているか不安になりパニックになってしまう。

大丈夫?理解できた?
そんな言葉がプレッシャーとなって頭が真っ白になる。どうしよう…どう言えばいいかな…


変われた人が過去の自分に戻らないためにやるべきこと。

新しい自分になれた!そう思ってもまた元の自分に戻ってしまうのが怖い。




こんにちは、あそび屋だいです。

先週のコーチングセッションで、

人に質問するときの不安はどうしたらいいのか?
についてクライアントさんと話してきました。


さらに、意識が変わった後も引き戻されず「理想の生活」に挑戦し続けるには…?
など少し先のことにも触れてみました。


今回はそんな似た悩みを持った人たちにも向けて、クライアントさんとのセッションを紹介していきたいなと思います。

(了承を得た上で紹介させていただいています。)



それでは、あそび屋だいのセッション

はじまるよーー!




人に質問するのが申し訳ない


「異動した職場はとてもいい感じです!」

咲さん(仮名)はそう言ってニコニコ話し出す。

「職場の人にも相談できるし、
仕事時間も量も安定しているし、内容もやりたい分野です!」


咲さんは前々回のセッションで、職場での働き方がとても相性が悪く一時期気を病んでいた。

案件がいつ降りてくるかわからない、

どんな量か質かもわからない、

その上初めてのITの分野でチャットでしかほとんどやり取りができない

そんな職場環境に心身ともに疲弊していた。


頼まれた仕事を丁寧にこなして、
職場の人との関わりも大切にしたい咲さんにとって、相性の悪い環境という他なかった。


だから、提案した。

「少し休んで、部署変えてもらいましょう」



その後僕とのセッションで
「上司への相談の切り出し方」などを話し合った後、


無事お休みをもらえ、見事に部署異動も成功させた。


正直、咲さんの素直さ故に上手く行ったと思う。次のセッション時に、

「部署異動させてもらいましたー!!」

と言われたのは驚いた笑


そんな咲さんの次の職場がとてもいい感じらしい。




それでも、少しくぐもった感じがしたので、
何か気になるところはありますか?と聞いてみた。


咲さんは遠慮気味に、ぽつりぽつりと話し始める。

「職場の雰囲気とか内容はとてもいい感じです。
でも、わからないことが沢山あって、

先輩に質問したりするのが申し訳なくて躊躇してしまいます。。

でも、それって普通に聞けばいいだけですよね。みんなやってることだし…。。」


なるほど。。質問することがストレスになっているのか。気持ち凄くわかる。。

もう少し詳しく聞いてみた。


「なにか、他にそういう経験はありましたか?
もしくは、聞いたら怒られたとか、
そういうトラウマ的なことや過去の環境など心当たりはありますか。」


うーん…そうですね…と咲さんは考え込む。
 

「学生の頃に、先生に質問したとき相手に時間取ってもらうのがすごく申し訳無かったですね。。

あと、質問したときに相手からの

分かった?理解できてる?

と言われるのが、自分と相手の解釈が合ってるのかな…?と不安になってパニックになります。。 」



うわあ…分かりすぎるう…
僕もそういう過去あったなと思い出す。


「咲さんは、" 等価交換 " ってわかりますか。」


過去を思い出しながら、僕なりの攻略法を話し始めた。



「恐らくですが、咲さんは

自分は何も与えられてない、
もしくは、
一方的に時間を奪っている、

と思っているんだと思います。」


そうですね…
咲さんがつぶやく。



「ですよね…。

でも、ということは自分も何かしら与えることができて" 等価交換 " できれば、聞けると思いませんか?

牛丼奢るのでお話聞いてください!とか、
助かったのでお菓子あげます!みたいな笑

あげるものは何でもいいですが、

” これだけの価値を提供できれば相手からも受け取れる "

と言う気持ちになればオッケーです!


僕のコーチングを受けているのも、お金を払ったからこそ聞けていると思うので、

それができるということは、
咲さんは " 等価交換 " ができていれば
ちゃんと聞けるということだと思います。


ふふ、なるほど。。
咲さんは笑いながら深くうなずく。


「確かにそうですね。。

牛丼とか奢ってご飯食べながらなら聞けるかもです!笑 お昼ごはんとか! 」


僕も笑いながら付け加える。

「うんうん笑

意志力なんてものに頼らないで、道具を使いましょう。

そうすると無理がなくなります。
自分の苦手を見つけて道具や他の方法で代用しましょ。」


そうですね!

咲さんはそう言いつつも、また少し声がくぐもる。



「…でもでも、

みんなそんなことしてないですよね…?

私だけそんなことしていいんでしょうか…?

なんかそのやり方を自分だけ使ってるのが気が引けるというか… 」


なるほど。
僕もうなずく。

「咲さん、実はですね、

この方法みんな使ってるんです!

咲さんからは見えてないかもしれませんが、
実は人によっては、


〈めちゃめちゃ笑顔で感謝する〉とか、

〈普段から話しかける〉とか、

〈質問をすることそのものが相手にとって利益になる〉

と考えている人もいるのです。

だから実はみんな等価交換をしているんですよ。


咲さんは、肯定感の低さゆえに

”周りのみんなは自分より優秀だ” と思ってしまう癖があるので、

みんなはそんなことやらなくても聞けていると思ってしまってるのかなと。




…なるほど!そうだったんですね…!確かにそうだなあ…!

咲さんも腑に落ちたように頷く。


「なのでもし良ければ、

他の人の " 等価交換 ” を聞いてみてください。

何と何を交換しているのか?無意識でも絶対あると思います。

きっと面白いものが見つかると思いますよ」


わかりました!聞いてみます!

咲さんはそう言って笑った。





話の理解度を聞かれるとパニックになる。


咲さんがもう一つ尋ねる。

「あとですね…さっきも話しましたが、

話の理解度を聞かれるとどう答えていいかパニックになるんです。。

相手の解釈と自分の解釈が合ってるのか自信がなくて。。 」


うんうん。
それもよく分かるなあ…


「分かったと答えても、
質問されたときに、当たってなかったら…とか、
十分じゃなかったら…と不安になってパニックになるってことですよね。」



そうです。。どうしたらいいでしょうか…?
咲さんがつぶやく


「そうですね。。

それなら、僕がよくやっていた事を話してみますね。

僕はそういうときは、一通り説明を聞いたあとに

『こういうふうに解釈したのですが、間違いないですか?』

と聞くようにしています。


そうすると違っていれば、相手の解釈と差がなくなるまで説明してもらえますし、

それで十分ならお互いモヤモヤが解消されますよね。」


…たしかに!そうですね!

咲さんがハッとして納得してくれる。


「うんうん、

それとさっきの等価交換を使えば、
聞くことも楽になってくると思います。

慌てずに染み込むまで何回かやってみてくださいね。」


そうですね。わかりました!やってみます!

咲さんの声を聞いて僕もうんうんと頷く。





インドで人生観変わった旅人理論


「そういえば、最近変わってきたなあと思う出来事があって… 」

咲さんはそう言って、
なぜかやっちまった感を出しながら話し始める。


「実は先輩と話してるときに、

『このままずっと週5で働いて週末休むだけの生活を続けて生きていくって、つまらないですよね…。』

って言ってしまったんです。

言った途端、しまった!と思って取り繕ったんですけど、変な顔されましたね…はは。。

間違えた、コーチじゃなかった!って思いました笑 」


僕もときどき同じような心当たりがあって笑う。

後輩の友達にそんな話したらめちゃめちゃ引かれたなあ笑


「うんうん、そうですね笑

僕もそういう話は同じように考えている人だけに話しますね。

否定してくる人や、変にアドバイスくれる人、引き戻そうとしてくる人には話さなくても大丈夫です。

たとえそれが親でも。


うんうんと咲さんが頷く。


「それともう一つ咲さんに話しておきたいことが、

” 引き戻されないようにする " こと。


僕はこれを

『インド行って人生観変わった旅人理論』

と呼んでいるのですが笑


インドに行って人生観変わった!という人は
日本に帰ってくるとまた元の日常に戻ってしまう
とよく聞きます。

それを世間ではよく揶揄されて、


インドに行くだけで価値観変わるわけないやろ!とか、

自分探しの旅とかしょうもない!

など散々言われているようですが、僕はそれはちょっと違うのかなと。


実は、

インドに行った人たちはちゃんと変わってたんです。


僕もカナダに自分探しの旅に行った身なので分かりますが、
実際にそれなりの期間行ったなら変わるんですよ。

だって、これまで見たことない文化、人種、常識、価値観を覆されるような経験、これまで縛られてきた人が自分だけの判断で旅できるんですよ?

そんな世界で、変わらないわけがないと思うんです。」


そうなんですね。でも確かにそうかも…
咲さんも頷く。


僕も頷いて話す。


「でも実際になぜ、元の生活に戻ってしまうのか、


それは、元の世界は『過去の自分が作ったもの』だからです。そこに新しい自分はいない。

居場所を探すと、自然と元の自分に戻るしかなくなるわけです。。

じゃあ、インドから帰ってきた旅人は
”どうするべき” だったのか?」


、、、、、、、、。


謎に溜めを作ってみる。

咲さんは多分気づいてないけど、じっと言葉を待ってくれる。やさしい



「インドに行った旅人が次にやるべきことは、、、


『そのままどっか行く』


です!笑 」



…そのままどこかいく!笑 おお?なるほど!???

咲さんが首をひねりながらも相槌を打ってくれる。さすがです笑


「うんうん、

変わった価値観でそのままどこかに行って、その価値観で生活できる場所で暮らすんです。

もしくは昔の自分の痕跡を生活から消してみたり、

服全部捨てて一新したり、

新しい自分と波長が合う人を見つけて
どんどん会いにいくなどもいいですね。


とにかく、昔の自分との接点をなくして、
新しい価値観が染み付くまで新しい場所や生活で暮らすんです。


例えば、僕も帰ってきましたが、
人間関係も見直しましたし、働き方も生活の仕方も変えています。

そうやって、
『新しい自分が生きていける環境』
をまずは探したり作っていくわけです。」


なるほど…!
咲さんがうんうんと頷きながら聞いてくれる。


「それなら私はどうしたらいいでしょうか…?」


そうですねえ。

「咲さんが戻りそうになった時は僕が引き戻すので、別段大きく変える必要はないですが、

咲さんは新しい価値観を使って、
以前伝えた『自分で判断する練習』を続けてみてください。

今の私にとって何が大切なのか?

今の私はどうしたいのか?


それを『一人山小屋に籠もって決める姿』をイメージして判断してみてください。


そうやって周りや過去の自分に引き戻されないようにしながら、自分の判断を繰り返して自信がついてくると
最終的に、



あ、引っ越そ!

仕事変えよ!

もっと遊ぼ!



など、ふと『理想の生活に近づく判断』ができる瞬間がくるときが来ます。

あとはその時に動けるように
日頃から生活を身軽にしていくだけです。」



そうかそうかあ…!
咲さんが嬉しそうに声を上げる。

「なんだかワクワクしてきました!やってみます!」

うんうん!ぜひぜひ!
僕もフフッと笑う。

そして咲さんも、そういえば!という感じで話してきてくれる。

「そういえば最近、

新しい自分の価値観で判断するようになって、仕事の休みとかも取りやすくなってきました。

今の仕事は、あくまで


『理想の生活の準備期間』

と思えるようになってきたので、
ハードルがすごく下がった気がします!」


ほおお!素敵すぎる!
僕も共感しかない。それですよそれ!


咲さんはなんでも吸収して落とし込むのが上手だよなあ

優秀だなあ…
と思いながら僕はにやにやした。




悩みのステージ


咲さんがポツリとつぶやく。

「それにしても、悩みが解決した!と思っても、毎回悩みが出てきてしまいますね。。

まだまだなんだなあ… 」


ほう。


「そうですかね?

咲さん、ほんの2ヶ月前までは

職場の仕事内容や上司への相談に悩んだり、

他人軸になってしまう自信のなさ、

自分の時間の使い方がわからない、

生き方が見つからなかったり、

自分を粗末にしてたり、

そんなことを話していたんです。


それに比べたら、今は職場の灯りが目に辛いとか、間違えて変なこと言っちゃった!という悩みになっているんですよ?

よく考えたら成長速度凄くないですか?笑 

僕もびっくりですよ。」


咲さんも、確かに…!本当だ!笑

と、つい笑ってしまう。


「悩みがずっと続いているのではなく、

悩みのステージ』が上がったんです。

前はそれどころじゃなかったことが、
余裕が出て見えるようになってしまっただけなんです。

むしろ今の悩みが悩めるレベルまで、成長してきたってことですよ。



そうかあ!確かに!…へへ!

咲さんがニヤニヤしてるのが伝わってくる笑

こうやって笑ってくれるのも、最初の頃は想像もつかなかったなあ…


徐々に、咲さんが本来の自分を取り戻していることも声から伝わってきた。


そして僕もつい嬉しくなって
一緒になってニヤニヤケラケラ笑った。





おわりに そして咲さんへ


はい!ということでいかがだったでしょうか?

咲さんとのセッションを一部切り取って紹介してみました!

本来はこんなもんじゃないくらい話して、気がついたら時間過ぎてたという事は多々あるのですが、noteということでこの辺で笑


咲さんとのセッションはとても面白いです。

僕が経験してきた悩みをそのまま社会に持ち込んだような質問をしてくれます。僕が会社員なら同じ悩みを持ってたんだろうなあと。
というかなぜそれを持って社会ができるんだ!と不思議がってます。優秀なのだろうなあ


でもだからこそ共感して話せることもたくさんあります。
そして伝えたいことも沢山。。

似た者同士なのに違う世界線で生きているので、お互い色んな事を報告してはわちゃわちゃして楽しんでいます。

先週カフェデビューしました!とか、

来週テナガエビ捕り行きます!とか、

新幹線乗って一人旅しました!とか

海でモリ突きします!とか笑

それでも咲さんは僕の価値観も素直に受け取って、自分なりにどうしたいか考えてくれるので成長スピードが半端ないです。

時間かかるだろうなあと思う課題もスルッとやってのけたり、やります!と言って翌週にはやり終えていたり。

いつかは絶対、理想の生活を手に入れているだろうなあとニヤニヤしているコーチです笑



さて、ここでnoteを見てくれてるであろう咲さんにメッセージを。


咲さん!見てるよね!

咲さんの感じていることや思っていることは間違ってないですからね!自分で否定なんてしなくていいので!

そして、咲さんを受け入れてくれる人たちを探して歩きましょう!

嫌なことが入る隙間がないくらい、好きなことや心地いいことで生活を満たしてくださいね。

そして、あ、イケると思ったら動いちゃいましょう!「理想の生活」も案外叶うもんですよ^^


あなたは優秀です。誰がなんと言おうと僕がそう言います。大丈夫です。楽しみましょ!



あそび屋だいより



はい!ということで、今回はここまで。

長々とありがとうございました!



だいでしたー!



またね!






ー一一一一一一追伸一一一一一一一一一一



ほぇ…なんかこの人と話してみたいなあ…など不思議な思いつきなどあれば、ここから気軽に絡んでみてくださいね!一番フラっと絡みやすい場所です^^



🔜Twitter : @dai_5555



そしていまなら、

\\公式LINE限定のプレゼントも受け取れます✨//



👉 公式ライン https://lin.ee/p1ioMC0

👉 公式LINE ID 検索 : @787issyc


✏️人生が行き詰まってしまったとき今打つべき手はなにか。【「だいのこれまで。」の裏側】PDF

窮地に陥った僕が生き方を180°変えたここまでの道のりを、PDFファイル12000字にギュッとまとめました。現実を変えるために何から手を付けたらいいのか?を1つずつ僕の経験を踏まえてまとめてみました。



✏️公式LINE限定「体験セッション」✨

公式ライン限定で体験セッションをプレゼント!僕のセッションが気になるけれど相性が合うかわからない…話してから確かめたいと思う方はぜひご連絡くださいね。



👉公式ライン https://lin.ee/p1ioMC0

👉 公式LINE ID 検索 : @787issyc






最後に、なんか好き!と感じたあなたにおすすめの記事です(^^


この記事が参加している募集

おみくじ