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【タンニン】について

こんにちは!だいすけです。


今日は【タンニン】についてです。

タンニンの特徴

◯タンニンとは植物界に広く存在するポリフェノールの一種です。

◯収れん作用を持ち、口に入れると強い渋みを感じることが特徴です。
※収れん作用とは、タンパク質を変性させることにより組織や血管を縮める作用です。渋味を示すことからアストリンゼント効果とも呼ばれる。

◯肌につけることで、毛穴を引き締める効果を持つため、化粧品などに配合されています。

◯抗酸化作用を持つことから、動脈硬化を防ぎ、生活習慣病予防にも効果を発揮します。

タンニンの効果

◯肌を引き締める効果
◯下痢を改善する効果
◯生活習慣病の予防・改善効果
◯美白効果


タンニンを含む食べ物

◯茶葉
◯ワイン
◯渋柿
◯栗皮
◯ガラナ

ワンポイント

◯干し柿は、干す前は渋みが強く食べることができません。これは、渋柿に含まれるタンニンの収れん作用による渋みが原因です。
渋柿に含まれるタンニンのことを柿タンニンといい、柿タンニンの渋みは、柿タンニンが唾液に溶けることで感じることができます。

◯ 家の壁に塗られる渋柿。
柿タンニンが含まれている渋柿には、防水、防腐剤、防虫効果があります。この効果により、柿タンニンは家の壁にも塗られ、利用されています。


まとめ

◯肌を引き締める効果
タンニンはタンパク質を変性させることにより、組織や血管を縮める収れん作用があります。
収れんとは、縮む、引き締めるという意味で、肌でいえば開いた毛穴や皮脂腺などを引き締めるのに効果的です。

◯ 下痢を改善する効果
タンニンは口から摂取しても体内で収れん作用を発揮します。昔から生薬として使われているゲンノショウコにはタンニンが含まれており、下痢を改善する効果を持ちます。

◯生活習慣病の予防・改善効果
タンニンは抗酸化力を持ちます。抗酸化力とは、体内に過剰に発生した活性酸素による酸化を防ぐ力のことです。抗酸化力を持つため、コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化などの生活習慣病を防ぐ効果があると言えます。

◯美白効果
タンニンは、メラニンを産生する細胞の増殖を抑制することで、皮膚保護作用や美白作用を持つことが報告されています。


こんな方にオススメ

◯毛穴の黒ずみや開きでお悩みの方
◯美肌になりたい方
◯下痢でお悩みの方
◯生活習慣病が気になる方


最後まで読んで頂きありがとうございます😊

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