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自民党総裁候補について書こうと思っていたら、すでに決着はついてしまったようだ‼️

久々に盛り上がる自民党総裁選になるかと思っていました。なので、総裁候補と言われいる・・

菅義偉さん・岸田文雄さん・石破茂さん・河野太郎さんの四人について書こうと思っていたら・・
あまりにもアッサリと決着がついてしまったようです‼️

早くから菅官房長官の支持を表明した二階派(47人)に次いで、第二派閥の麻生派(54人)が支持を表明し、それにより麻生派の河野太郎さんが出馬を取りやめ・・そして、最大派閥の細田派(98人)までもが支持を表明しました。

これで残りの全ての議員が岸田さんか石破さんを支持しない限り逆転は無理でしょう。(党員投票になれば石破さんが逆転も?という話がありますが、実際はそこまでの人気はなく票は菅さんと割れると思います。)

予想以上の圧勝になるんじゃないかと思います。

でも、今回の総裁選はそれなりのレベルの戦いではあったなと思います。

内閣というのは、総理大臣と党三役と国務大臣で形成されますが、国務大臣は各省のトップとして、その省の管轄の仕事をしていきます。実際に政権運営をしていくのは、政治家では総理大臣と党三役(幹事長・政調会長・官房長官)と官房副長官の5人になります。それに官僚が加わります。

総理大臣を除いた四つの役職を一度も経験したことない人間が総理大臣をやるのは、路上しか走ったことない人がいきなりサーキットでレースに参加するようなものです。

なので、衆議院選挙が中選挙区制で派閥の力が強かった時代は、総理大臣になると同じ派閥で今後総裁候補になる人間(派閥を受け継ぐ人)を官房副長官に指名するという伝統があったのです。(派閥は派閥で人材育成という意味では機能していたのです)

でね・・

残った3人の候補(菅義偉さん・岸田文雄さん・石破茂さん)は全て党三役の経験者であります。だから、誰がなったとしても最低限の政権運営は出来るだろうと思います。(不出馬を表明した河野太郎さんや人気投票などで名前が上がる小泉進次郎さんや野田聖子さんは経験者ではありません。)

本来はこういう風に、経験を積んだ人たちがしのぎを削って争うのが自民党総裁選であるべきだと思うのです。(自民党が下野すればどうでもいいですが)

なので、今回はアッサリ決まりましたが、それなりに候補者同士の戦いになったなと思います。

私はこのメンバーでは菅さんを支持してましたので、二世ではなく叩き上げの総理として結果を残してほしいと思います。



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