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【世襲】二世・三世議員は日本社会の縮図か?【政治】

こんにちは。日本維新の会・板橋区政対策委員の大森大(おおもり だい)です。

自民党の岸信夫・前防衛大臣の長男で、今度の衆議院山口2区補欠選挙(4月23日投票)に立候補を表明した岸のぶちよさんが、自身のHPに家系図を掲載して炎上されました。

自分の家系を全面に出して戦う人も珍しいですが、そっちの方が選挙に有利であると判断してのことでしょう? 日本社会というのは、それだけ血統というのが重視されてしまう社会なのだと思います。

しかし、2世議員がどんどん増えることにより大きな弊害もあります。

それは新規参入がしずらいということです。

例えば・・極めて優秀な人であっても、一般の家に生まれた人が与党である自民党の衆議院の候補者になる為には、地方議員や秘書から這い上がり、選挙区が空くのをじっと待つしかありません。

しかし、今回のように引退する衆議院議員に息子がいた場合は、その人がそれほど苦労することもなく候補者として選ばれてしまいます。

優秀である人(どこでも充分に活躍出来る人)は、そんな順番待ちは馬鹿らしくてやっていられませんから民間に流れてしまいます。

これが政治の劣化を招いている一つの要因だと思います。

そして、これはまさに日本社会の縮図そのものなのです!!

規制ばかりで既得権益が守られ、自由に新規参入など経済活動が行えない日本を見限って、海外に打って出る人がどんどん出てきます。優秀であればあるほど(どこでも活躍出来る自信がある人ほど)外資系の企業に就職したり、海外で起業したりしてしまいます。

まさに頭脳流失が起こっているわけです‼️

これがどんどん進めば日本の国力が落ちていくのは当たり前のことです。

私は規制緩和など行っていき、誰しもが自己実現しやすい社会にしていかなければ、この国は発展途上国に成り下がったしまうのではないかと思います。

まずは政治から変わるべきでしょう。強くそう思いました。

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