【東京維新の会】東京15区衆議院補欠選挙の結果を見て思うこと。
こんにちは。日本維新の会・板橋区議会議員の大森大です。
衆議院補欠選挙の結果が出ました。
残念ながら日本維新の会から東京15区に出馬された金澤ゆいさんは落選されてしまいました。
この結果を踏まえて、日本維新の会の現状について私が思うことを述べたいと思います。これはあくまでも私の個人的な見解ですので党の見解とは関係ありません。
まず、金澤ゆいさんは間違いなく立候補した9人の候補者の中では一番活動していたと思います。
(※前回の選挙前からずっと活動していますから5年以上になります。)
そして、党としても総力を上げて応援しておりました。
これは候補者本人にしても、党としても、これ以上のことは無理だろうというレベルです。
これで落選したということは、やはり東京においては日本維新の会は立憲民主党に比べるとまだまだ支持はされていないのだなと思います。
(※一時、立憲の支持率を維新が超えましたが、あれは短期間でしたし、維新の支持率は大阪が引き上げていますので、東京では立憲の支持率を超えたことはないのかもしれません。)
東京において首長選や衆議院選挙の小選挙区などの1議席を争う選挙では当選する可能性は極めて低いということです。
実際に東京において日本維新の会が1議席を争う選挙で勝利したのは、自民党など他の政党と相乗りした北区長選と八王子市長選のみで、単独で推した候補が勝ったことは一度もありません。
知名度と好感度がかなり高く、個人で集票力のある方が維新から出馬してくれない限り当選することは難しいのでしょう。
しかし、そんな人が日本国内に何人いるのか?と思いますし、党の力ではなく個人の力だけで勝てる人が【身を切る改革】で議員報酬の2割をカットする維新から選挙に出てくれるとは思えません。
ですので、東京で首長を誕生させて大阪のような改革を実現することは現状では難しいということです。
だから、衆議院選挙にしても小選挙区で勝つために比較的善戦している候補者に多くのリソースを割くのではなく、全体的にアピールして一議席でも多く比例の議席を獲得出来るやり方にした方が良いのではないかと思います。
そして、東京の方々に大阪の改革を見てくださいと言っても大阪に一度も行ったことがない都民の方は大勢いますし、それに橋下府政が誕生する前の大阪を知らなきゃ何がどう変わったか?を体現することも出来ないでしょう。
すると、やはり東京で維新の改革を都民の方に体現してもらうしかありませんが、先程述べましたように東京で維新が首長を誕生させるのは至難の業です。
こうなるともう八方塞がりなのか?という気になってきますが・・😓😓
一つだけ突破口があるとしたら、やはりそれは都議選ではないかと思います。
前にnoteに書きましたが・・
都議会というのは、とてつもない権力を持っています。
そして、その都議会で会派として議案提出を出来るのは11議席以上が必要になります。
日本維新の会が都議選で11人以上当選させることが出来れば、議案をどんどん提出し他の会派がそれに賛成するかしないかを問うことが出来ます。
そして、維新の都議がそれをちゃんと情報発信すれば、維新がやろうとしている改革はどういうものなのか?そして、それを阻んでいる勢力はどこなのか?ということが浮き彫りになっていきます。
そうすれば東京都民の方々にも維新の改革を理解していただけるのではないかと思います。
直接的に改革を体現してもらうよりは時間が遥かにかかりますが、それしか突破口がないのかもしれません。
もし来年の都議選で維新の獲得議席が11を下回れば、同じ状況が最低でもまた4年以上は続くのだと思います。
私は来年の都議選こそが日本維新の会とっての天王山なのではないかと思います。
4議席以上ある選挙区では絶対に負けられない戦いになります‼️
(※板橋区選挙区は5議席あります‼️そして、その前に7月7日に板橋区を含む8選挙区で都議補選があります)
※冒頭にも述べましたが、これはあくまでも私の個人的な見解ですので党の見解とは関係ありません。