オリンピックを観る度に格差社会を考えさせられる。
阿部一二三さんと詩さんのごきょうだいが揃って金メダルを取りましたね。おめでとうございます㊗️
しかし、私はオリンピックを観る度に格差社会を考えさせられます。
昔、ビートたけしさんがテレビ番組でおっしゃっていました。
「昔は勉強の出来ないやつはスポーツを頑張っていた。そして、勉強もスポーツも出来ないヤツが芸人になっていた。しかし、現在は甲子園に行ったヤツとか高学歴芸人とかがもてはやされて、芸人の世界もエリートばかりになってしまった。しかも、勉強もスポーツも親が金をかけて進学塾に行かせたり専属コーチをつけたりしないと実力が上がらないから、結局は親の格差が全てにおいて子どもに影響してしまう。ヤクザも食えないから貧乏な家に生まれたヤツの行く場所がどこにもないんだよね」
確かにその通りだなと思いました。
例えばですが、虐待家庭に育って精神的虐待とかネグレクト受けているきょうだいが揃って金メダル取るなんて考えられないですからね。
日本ではオリンピックというのは、才能だけではなく育成環境に恵まれた人だけが出場出来るものなのではないかと思います。
昔ある人がおっしゃっていました・・
「ゴールはバラバラで当たり前、だけどスタートは最低限保障されなければ誰もやる気をなくしてしまう」
私もその通りだと思います。
やはり、私は高齢者ではなく若年層にこそ社会保障費は振り分けられるべきだと考えてますし、機会の均等が守られる社会こそが理想的な社会であろうと思います。