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茨城シクロクロス #5取手ステージ【CM1】(2023-2-26)

今期最終戦となる茨城CX第5戦取手。

これまでは大抵シーズン序盤に組まれ、取手の結果によりシーズンの調子を占うということが多かったんですが、今回はシーズン終盤、しかも自分的には最終戦ということで、シーズン総仕上げとして、出せるものは全て出し切るつもりでレースに挑みます。

取手といえばロングストレートが特徴のコース。いつもと多少コースレイアウトは変わってますが、難易度はそれほど高くなく、テクニックよりもフィジカルが要求されます。

他のクラスのレースを見たら、シケイン後のキャンバーで引っかかる人がいたりして、大渋滞が発生して降車してクリアする人が多かったんですが、おそらくCM1では全員乗車のままクリアしていくかと思います。

ギア比は、ロングストレートに合わせて2.1。ドライコンディションだったので、タイヤは前後エッジ。空気圧は前後とも1.8で試走しましたが、路面のギャップの突き上げが気になったので、フロントのみ1.6に落してレースに挑みます。

スタートではクリートキャッチが上手くいって、なぜか周りの選手の動きがスローモーションのようにゆっくりと感じられます。過去のレースでもそんな不思議な感覚を覚えたことがありました。

気持ちにもゆとりがあって、周りの様子を見ながら、前の選手を冷静にかわして、ペダルを強く踏み込んで、スタートダッシュ。

スタート後は、10位前後でトップ集団についていきますが、徐々にオーバーペースであることを実感します。

1周目のバックストレートに入る頃には、そのままついていくと絶対最後までもたないので、ストレートは無理してペースを維持せず、いつも通りどんどん抜かれます。

結構早い段階でME2の選手にも追いつかれましたが、ME2の選手に道を譲るため、さらにペースが下がります。

そのうちCM1の選手ほぼ全員に抜かれ最後尾。さすがにこのままだとビリ確定になってしまうため、少しずつペースを上げていきます。

ラスト2周で一度は抜かれたKさんの後ろに何とか追いつきます。

ぴったり後ろについて、どこで、どのタイミングで仕掛けるかひたすら考えます。

ゴール前のストレートでは、恐らくギア比の問題で振り切られる可能性があったので、最後のストレートに入る前までには先行して、しかも抜かれない程度に差をつけておく必要があると計算。
最終周のバックストレートに入ったところでは、ME2の選手2名とともに4人パックの最後尾でしたが、バックストレートで全力で踏み込んで仕掛けて、4人パックの先頭に立ってストレートを折り返し。もう後はコケないギリギリまでコーナーを攻めて、立ち上がりはとにかく踏み込んで、少しでも早く立ち上がっていきます。

最後のストレート。
写真で見るとKさんともある程度差がついてますが、レースの時は後ろを振り返っている余裕はありませんでした。

とにかくもう前すら見えないくらい全力で踏みました。

なんとかそのままゴール。
ゴール後、Kさんと話したところ、まさか向かい風のバックストレートで仕掛けてくるとは思わなかったとのこと。
前半のハイペースでは絶対最後までは無理だと思ってペース配分を考えて走った結果、なんとか最後にスパートを掛けることが出来ました。

今回の取手のレースで2022-2023シーズンは終了。
せっかく今シーズンは、素晴らしい自転車を手に入れたので、来シーズンに向けてふさわしい成績が残せるよう今からトレーニングに励みます。

開催日:2023年2月26日
開催場所:茨城県取手市椚木15 小貝川リバーサイドパーク
気温:8.7℃
リザルト: CM1 23位 / 85%
路面状況: ドライ(土7、草2、舗装路1)
使用機材:Svecluck “MUDMAN“
ギア:38*18=2.1
タイヤ:(F) IRC SERAC CX EDGE TLR/ 1.60bar (R) IRC SERAC CX EDGE TLR/ 1.80bar
LAP TIME:1周目 6:33 2周目 6:31 3周目 6:25 4周目 6:26 5周目 6:25 6周目 6:21 7周目 6:17

#自転車 #シクロクロス #レースレポート #シングルスピード

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