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春馬くんの作品といのちの木

せかほしのニュースに沸き立っています。
こんなにも春馬くんに会いたいんだなぁと思う
秋です。


あの時サニーからもらったもの

先日アマプラで
映画サニーを観直してました。
韓国版を観たので
日本版を観たくなったのです。

韓国版は80年代が描かれていて
日本版は90年代が舞台。
アムロちゃんたちのJ-POPが流れて
高校生のフラッシュモブのダンスが楽しい。
でもこの映画は自分にとって
忘れられない記憶があるのです。
春馬くんが旅立って泣いてばかりで
どうやって日々を送っていたかさえ
思い出せない頃です。

広瀬すずちゃんが高校生役をやった
なみちゃんは淡路島から東京に来た転校生。
家族はみんなばりばりの関西弁で
超ユニークな言葉遣いのおばあちゃんがいて
一緒にいた友達が同級生の不良にからまれた時に
おばあちゃんが憑依したかのような
言葉遣いになり、家族に持たされた
お弁当のお好み焼きが入った
手提げを振り回しているうちに
お弁当箱のフタが開いてお好み焼きが飛び出し
不良の女の子の顔に直撃。

その時のすずちゃんの
弾けきった様子と
飛んでいったお好み焼きに
気がついたら声を出して笑っていました。

自分の笑い声に気がついて
私、まだ笑えるやん。
と思えた瞬間でした。

ひさしぶりに観ても春馬くんの渉くんは
文句なくカッコよくて
存在感が半端なくて
あんなに嫌味なく長髪をかきあげる
春馬くんの姿に惚れ惚れして
そしてまた思ったのです。

「春馬くん ここにいるやん」


いのちの木

春馬くんがせかほしで
紹介してくれていたブリッタ•テッケントラップが書いた絵本の「いのちの木」
読み返してみました。

絵本の冒頭に書いてある言葉

もりにすむ
ひとりひとりにとって
キツネは
とくべつでした。
やがて キツネは たびたち、
みんなにとっての
とくべつな そんざいに
なったのです。
いてくれたら
あったかい。
いなくなっても
あったかい。
キツネは
ここに います。
ずっと

森の大事な仲間のキツネが
旅立って
森の仲間は 悲しみでいっぱいで
いつも親切で思いやりのあった
キツネがいなくなってしまったことが
受け入れられなくて

でも仲間は少しずつ
キツネとの楽しい思い出を思い出して

キツネの好きだったものを思い出して

たくさんの たくさんの
大事な思い出を思い返して

そうするうちに
キツネのいたところから
オレンジの芽が出て来て……


春馬くんが旅立った頃に
この絵本を読んだ時には
優しい絵本だと思えたものの
まだまだ受け入れることができませんでした。

3年経って読み返した時に
春馬くんの作品
この絵本の中の「いのちの木」
なのだろうなと思えました。

絵本のいのちの木は、
どんどん大きくなって伸び続けて
いつも森の仲間のそばにいてくれます。

会いたい想いが募れば作品の中に
さまざまな春馬くんはいます。
そしていつも一緒にいてくれるのだと
思うのです。

絵本の中の森の仲間にとっての
キツネの木が

いのちのちから
いきるささえになったように。

 

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