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月島の丸久さん&本願寺、そして••••。東京編の旅•2

仙台で花火を見てから帰るつもりでした。
でもふと
東から西に帰るのだから
東京で降りればいいのだと思いつきました。
東京旅をすることにしました。

正確には土浦に行きたい。
春馬くんの故郷です。
そして東京でも行きたいところがありました。

彦いちさんでご一緒した春友さんたちは
パワフルで楽しい方たちでした。
名残り惜しくお別れして
私のひとり旅は、続きます。


新幹線の中で次の行き先を考える


東北新幹線も春馬くんがCMしてて
大好きだったなぁと思いながら乗車。

昨日の夜、あまり眠れなかったせいか
新幹線に乗った途端、爆睡。

気がついたらまもなく上野です。
仙台と東京って近いんだな
と思いながら下車。
時間は16時近くになっていました。

今日の泊まりは、土浦の予定。
築地本願寺に行くことをここに来ても
まだ迷っていました。

本堂のお詣り時間は16時まで。
行ったとしても入れません。

月島の丸久さんへ

この時点で月島に行くことを決めました。
月島には日本製の東京の取材先
佃煮の丸久さんがあります。
電車を乗り継いで月島へ。

下町情緒あふれる街並みを
歩きながら赤い欄干の佃小橋発見。

川沿いに向かい丸久さんを見つけました。
この暖簾の前で写真撮ってたなあ。

暖簾をくぐると優しい店主様と目が合いました。ふと 春馬くんファンなんです。
仙台花火の帰りです。と話しかけていました。

丸久さんも仙台花火プロジェクトで
ご協力いただいていたようでした。

お店の一角が、
すっかり春馬コーナーになっていて、
春友さんが持って来られるとか。

春馬くんも日本製で言っていた
江戸時代の佃島の地図。
本物を目にして感慨深くお断りして
写真を撮らせていただきました。

「彼はすごく勉強してここに
来られたようでした」と丸久さん。

「取材先の方に時間をもらうのだからと
事前にかなり調べていらしてました。
努力家だなぁと思いました。」

「そして+ACTさんの取材だったので
春馬くんと3人で店内に入って来られたのですが
取材中もずっと笑って笑顔が絶えなくて。
3人がとっても仲が良い様子でした。」

「罪と罰の頃だったので、痩せてて髭を生やしていて、すれ違っても彼だと絶対わからないと思います。」と言われていました。

春馬くんは何を買ったんですか?
とお聞きして、「お酒を飲まれるので
お酒のアテですかね。」などとお話しして
私もしっかり買って来ました。

来客だったので御礼を言い
外に出て川沿いの階段を上がり
隅田川を渡る つくだばしを見上げ
春馬くんが見た景色を眺めました。

橋を渡ると高層ビル。川の手前では古き情緒あふれる下町の佃島。新しいものと古き良きものの混在する街、東京。

やっぱり築地本願寺

それから本堂にお詣りはできないけど
ここまで来たからにはと
築地本願寺に足を伸ばしました。

夕闇が近づくなか築地本願寺は、ほんの少し
ライトアップされ、そこだけ世界が違うように
築地の街中で佇んでいました。
本堂の入り口は、しっかり閉まっていたけれど
本願寺境内には、入ることができて
お散歩されている方も見えました。

ここに春馬くんはいると言われても
きっと、春馬くんの魂は、
いろんなところにいて、
この時間にここにたどり着いたのは、
今はここまででってことなんだと
自分の中で腑に落ちました。

芝浦へ


そして
春馬くんが住んでいた場所に
行ってみたかったのです。

本当は、知らなくてもいい事。
もっと言えば知る必要さえ無い事。

春馬くん ごめんなさい。
わかっていても、
場所を知ってしまったからには行ってみたい。

でも東京の街は、もう夜のとばりです。
これから行くのか、あの知らない場所に。

辿り着けなくてもいい。
その街を見てみたい。

気がついたら足は、前に出ていました。
スマホの充電もほとんど残っていません。
ゆりかもめの最寄り駅を検索して
なけなしの残量でマップ頼りに探しました。

その場所は、海沿いでした。
探しながら歩いていると
東京湾に建物がきらめいています。

海と光る夜景。
そのうえに浮かぶ大きな満月。

歩いている自分が
夢の中にいるようでした。

噂通りの大きな建物に
エントランスには光が溢れていました。

目の前のコンビニに、ここでスマホのつもりで
髭剃り??持って買い物に行ったって
天然の噂があったけど本当だったら楽しい。
とボンヤリ考えている私がいました。

ここで暮らしていたのだ。
この街で暮らしていたのだ。
こんなに海に近いんだ。
ここにいたのだ。

自分の実感でした。
遠く想像していたいろんなことが
過ぎていく思いがしました。


つづく


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