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映画感想「君の膵臓をたべたい」(Filmarksより)

実写版から一年、再度同じ物語をアニメで観る事になった。

一言で言うと完成版。
実写版の不満点だった「現代の大人側キャストに違和感」
「テーマが恋愛&難病としてラストシーンにチグハグ感」
が、アニメになる事で解消され作画の美しさと相まって芸術的な青春物語に昇華している。
これは生き方の物語であり、タイトルは生への渇望ではなく感謝の言葉だった。
「僕」は生きる道を選び、桜良は残った人々の中で生き続ける。

原作がそもそもアニメ向きだったのだと思うが、実写版を経て見事な二回めの映像化だったと思う。
メロドラマ、かくあるべし。
ただ、主題歌はミスチルの実写版に軍配が上がる、ゆえにこの点数。

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