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仮面ライダーアギト放送開始記念日…現在の3人について語ってみる
昨日1月28日は、仮面ライダーアギト放送開始記念日だそうで、23周年を迎えたみたいです。
23年前の今日2001年1月28日はアギトの放送開始日。23周年おめでとう㊗️
— 賀集利樹 (@kashu_toshiki) January 27, 2024
写真は下敷き pic.twitter.com/tasdnj8Ezc
津上翔一こと賀集利樹さんのポストです。
以前こんな記事を書きましたが、私個人としても平成仮面ライダーの中でトップ3に確実に入るフェイバリット作品、それがアギトです。
CSMオルタリングで遊んで、それを記事にしようかと思いましたがそのための時間が取れず、なのでまた後日にそれはやります(笑)。
三者三様、役ともリンクしているライダー俳優陣
作品の素晴らしさはもはや言うまでもないのであえて書きませんが、このアギトは三人の仮面ライダー、それぞれが主人公だったことは周知の事実です。
津上翔一、仮面ライダーアギトの賀集利樹さん。
氷川誠、仮面ライダーG3の要潤さん。
葦原涼、仮面ライダーギルスの友井雄亮さん。
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近年の戦隊より統一性を感じるのはなぜでしょうか(笑)
この三人が現在も交流があるほど仲が良かったりするのも作品の魅力を際立てているのですが、それぞれのその後が、役とリンクしているように感じられるんですね、あくまで私の主観ですが。
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まず賀集さんですが、現在も俳優業で活躍されています。30代で大学に入り勉強の期間を設けたり、最近演劇ユニットを立ち上げたりと、行動がとにかく若々しい方だと思います。3人の中では年長者になる(と、いっても一つ二つですが)のですが、最も若く見えていた翔一くんそのものではないでしょうか。
3年前CSMオルタリング発売の際のインタビューで、「ゼロノスの中村優一くんと仮面ライダー・ザ・ダイナーで記念写真を撮りたい」と仰っていましたが、本当に少年の心をお持ちでアギトファンとして表情が綻びます。一方で変身ポーズについて武道の型を取り入れいかに力強く見せるかを考えていた、という話からは純然たるヒーロー性も感じます。
今後とも応援していきたいですね。
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G3スーツからアギト変身、とサービス満点でした
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続いて要潤さん、言うまでもなくメジャーな俳優であり、知名度で図るならば最も成功している方と言っていいと思います。それゆえにもうアギトに出ていた事を知らないファンも増え、あまり「ライダー出身」と呼ばれることもなくなってきたとか。本人はそれを少し寂しく感じてもいるそうで、TVで他のライダー出身者がそう紹介されているのを他人事のように見ている…とSNSに書けばファンが「忘れていませんよ!」と弁護に回ったりしたそうで、やはりデビュー作・氷川誠への思いは強くお持ちのようです。
ジオウのアギト編に、残念ながら出演はなかったのですが放送時刻に合わせてTwitterで「氷川誠」として呟き、しっかり存在していることを見せてくれたのも粋でしたね。そのジオウではG3プロジェクトが後進の人間に引き継がれていたので、これもまた劇中と本人のリンクを感じさせるものでした。
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最後に友井さん、彼は残念ながら自身の問題によって芸能界を離れ、今後葦原涼としての姿を見ることは無くなったといっていい訳ですが、現在は故郷の大阪で焼肉店「神威」の店長をされています。
このお店、立地的にもそういう場所らしいのですがかなりの高級店で牛角の感覚ではとても入れなさそうな雰囲気です。それ以上に驚いたのがお店の評判で、行った方々がほぼ絶賛されています。店内の雰囲気、お肉の質、味、お酒も専門家がおり、詳しい説明を聞きながら料理を楽しめるそうです。星5つの評価で平均4.5という数字がありましたので、名店と呼んで差し支えなさそうですね。何より、写真でわかるように友井さんの表情が素敵ですね。芸能界を離れ第二の人生を、贖罪の意も兼ねて頑張っていらっしゃるようです。
これもまた、ライダーとして苦しみながら自分の生き方を探っていた、葦原涼のその後である…と捉えられはしないでしょうか。
複数のライダーの在り方
このように三人がそれぞれ魅力的だったアギトですが、不思議とこの群像劇タイプのライダーが他にはないんですね。龍騎は目的がバラバラだったので、少し違います。あと早い段階で、互いが正体含め存在を認知しているのも、またアギトとは違うんですね。
これはアギトの肝の部分でもあるのですが、3人いて、その中でもやはりアギトが一番強く、際立っているというのがミソだった…と思っています。3人を均等に描きながら、やはり中心はアギトである、この塩梅が絶妙だった。TVがそうであればこそ、劇場版をG3中心の話にしても違和感がなかったんですね、横軸のエピソードとして本編と並ぶ事が可能だった訳です。
近年のライダーは複数出てくることが仇になって主人公の主人公感が薄れてしまっていることがあります。リバイスの終盤など一輝が置いてきぼりに見えてしまっていました。
懐古主義に聞こえてしまうかもしれませんが、今一度アギトの3人ライダーに倣った、密度の濃い群像劇を描いていって欲しいですね。
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胸にヒビが入っている、力が溢れる感じが
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主人公はアギトである、と解る構図なのが良いですよね
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