映画感想「ウルトラマンサーガ」(Filmarksより)
2012年、前年の震災を受けて制作されたウルトラマン映画。
絶望的な状況で「皆で生き抜いていこう」というメッセージを伝えてくれる作品。
タイガのウルトラマンに対する複雑な心境はヒーロー物のタブーに挑んでいたりするが、最初の変身がギャグシーン、二度目がカタルシスの解放を果たしていて綺麗に消化しているのが見事。
賛否両論あったAKBメンバーの起用も中盤の告白で納得がいくものになっていて、むしろ他の女優ではダメだったと思われる。
数あるウルトラマン映画の中でも屈指の感動を与えてくれた傑作。
ウルトラマンを推したい時、私がまず
挙げるのがこの映画である。