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雑記・2023年観る確映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」

2023年、一週間経ちましたが遅ればせながら明けましておめでとうございます。
昨年11月、コンクール入選作を公開するのを目的にnoteを本格的に始めましたが、文章を発信するのに適した媒体なので今後も続けていくつもりです、基本的に書くことが好きなんですね。

さて、先日「かがみの孤城」を観てきました。予備知識なしで観て、80点くらいの満足度でした。
でも個人的に点数を付けるのは苦手だったりします、あまり否定的な事を書きたくない人間ゆえに、です。ただ本当に面白くない、また頭に来るような作品だった場合はメチャクチャに書いたりしますが(笑)。
「好き」が色濃いオタク気質ゆえ、続編など好きなシリーズには甘くなりますし、あまり採点の意義がないとも思っているんですね。

観る確=高得点確定

今年も必ず映画館に足を運ぶであろう作品がありますが、これらも内容がよほど想定外なものでなければ、高い点数を付けてしまうでしょう(Filmarksで4.0以上)。まぁ、的確に評価する為に映画を観ている訳ではないので、それで全く問題ないのですが。
そんな私の、今年高得点確定映画を紹介していきます。
まず一本目、4月28日公開の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」です。

予告から受ける印象は、ディズニー、ピクサー的な娯楽映画の楽しさですよね。日本産のキャラクターで世界的な知名度があるマリオがついにここまで来たか、という感慨がありますし、これなら間違いなく面白そうという安心感があります。
マリオの映画というと、30年前に実写映画がありました。

ある意味有名な、「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」です。これは興行的に大失敗に終わり、数年前配信で観直す機会がありましたが本当に面白くなかった。一番の見せ場が機械を使ったジャンプで終わりってのは、ゲーム実写化の限界を見せつけられてる気分でしたね。

ゲームはゲーム、映画は映画

97年にファイナルファンタジーⅦが発売され、「ゲームはもはや映画のレベル」と評された事がありました。この時期に、某有名アニメ監督が「ゲーム、映画それぞれの役割があるので、双方に近づける必要はない」と、遠回しにこの風潮を斬っていたのを覚えています。
私もこの意見に同意で、映像や演出による感動とゲームの面白さはベクトルの異なるものだと思っています。現状のゲーム業界を見れば、ヒットしている作品が必ずしも観る体験を重視していない事も解ると思います。

ので、ゲームを映画化し成功するのはとても難しいものです。
これまで幾多のゲーム原作映画が作られ、失敗していきました。成功したものもありますが、珍しいケースだと言われます。
先のマリオ実写版がそうですが、まず普通に映画として不出来なのはさておき、キャラクターや世界観が全く活かされていない。マリオの名前が付いているだけのB級映画な訳です。今は技術が発達し、世界観の再現は出来ているも映画として面白くない、というのが続きます。
これはそもそも違うメディアであるがゆえ、相性が良くないという証左になっているんですね。

手堅い手法のマリオ映画

4月のマリオ映画は、予告から「ディズニーっぽい」という印象を受けますし、おそらくはその印象通りの作品だと思います。
映画として最も成功しているものの手法にマリオを当てはめる、悪く言えば模倣品な映画とも受け取れます。
ですが、過去の名作に倣うことは基本ですし、これは万人が楽しめるマリオのゲームと同じ方向性で、手堅く成功すると予想されます。
ゲームの世界観をそのまま表現する事が可能になった今だからこそ、ゲームの没入感を映像で体験出来るものになっていれば素敵ですよね。

そこに、プラス予想外の驚きが一つでもあれば、名作にもなりうると思っています。
4月が楽しみな、日本が世界に誇るキャラクターの映画です。

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