見出し画像

映画感想「七人の侍」(Filmarksより)

黒澤明監督の代表作であり、世界中の映画人に影響を与えた傑作。

3時間半という長尺ながら侍探し・戦の準備・合戦が1時間ずつという構成のためバランスが良く飽きが来ない。登場人物たちも魅力的で主役の二人、菊千代と島田勘兵衛はそのまま三船敏郎と志村喬を侍にしたような役付けが見事である。

戦国時代の身分の壁を乗り越えて百姓と侍が共に戦うストーリーは後の映画、ドラマ、小説、漫画に与えた影響が限りない。一貫して娯楽作品としての面白さが際立っている演出センスにも脱帽する。

近年、4K上映されているので日本人として是非観ておくべき珠玉の名作である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?