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フリーランスエンジニアの実態は?具体的なメリットは?1,000人のフリーランスと会ってきた代表が実態を語ります。

「将来は独立して、フリーランスとして生きていける様になりたい」

正社員として働くエンジニアの方々や、プログラミングスクールに通う未経験エンジニアの方々からよくこの様な言葉を聞きます。

フリーランスって、なんとなく儲かるイメージがあって月100万円ぐらい稼げるんじゃないかと、淡い期待を持ちつつも、仕事は自分で取り続けなければいけないの?など、不安に感じてる人も多くいらっしゃるんじゃないでしょうか?

そこで、今回は創業依頼1,000人以上のフリーランスの方々とお会いしてきた私が、フリーランスエンジニアとして将来のキャリアを形成していく上で一つの物差しを提供すべく

・フリーランスエンジニアのメリット
・正社員エンジニアのメリット
・フリーランスエンジニアが独立初期にすべきこと

について紹介したいと思います。

フリーランスエンジニアのと正社員エンジニアの違いについて

そもそも、フリーランスになることと正社員としてエンジニアの業務を続ける道、どのような違いがあるのでしょうか?
すでに既知のことも多いと思うので、さらっと説明すると

正社員エンジニア
・企業との雇用契約
・社会保険に加入
・住民税、所得税は源泉徴収による特別徴収
・会社の福利厚生を利用できる
・会社が会計、税務を担ってくれる

フリーランスエンジニア
・準委任契約や請負契約
・一般的には国民健康保険に加入
・住民税、所得税は普通徴収
・福利厚生は活用不可
・自身で確定申告必須

このように正社員とフリーランスには大きな違いがあります。

正社員エンジニアのメリット

最近はフリーランスという言葉が一人歩きして誇張されたイメージがあると思いますが、正社員エンジニアにもメリットはたくさんあります。

・収入の安定・・・労働契約で締結している契約は労働基準法に基づいて守られているので、急に参画案件が無くなったからといって給与がゼロになることはありません。

・福利厚生(特に健康診断や医療相談)・・・年に一度は健康診断を受けることができますし、比較的中堅以上の企業であれば社内で医療相談ができることも。

・教育/研修機会・・・会社の費用で研修機会を設けてくれる会社はたくさんありますし、リーダーやマネージメントなど役割に沿った社内教育機会も存在します。

・同僚コミュニティーの存在・・・何よりも一緒に切磋琢磨できる仲間がいることは心強い存在です。

・トラブルや有事の対応・・・参画案件でのトラブルは上司や法務が担当してくれますし、病気で入院を余儀なくされる際も会社が守ってくれるので安心ですね。

・バックオフィス周りの業務は任せられる・・・勿論開発業務以外の経理や法務は原則他部署の担当が対応してくれるので、開発業務に専念することができます。

意外と正社員じゃないと教授できないメリットって多く存在します。

フリーランスエンジニアのメリット

一方でフリーランスエンジニアのメリットもみてみましょう。

・高収入が実現可能・・・自分が働いた分がダイレクトに報酬として受け取れるので、正社員時よりも手取り報酬は高くなる可能性が高いです。

・案件選択の自由・・・所属会社の意向などを気にする必要性がないので、自分が高めたいスキルや環境、あるいは場所、チームを選んで働くことができます。

・自由な働き方・・・独立した個人事業主のため、例えば6ヶ月集中して働いて1ヶ月は休暇を取るなど、自由にオンオフを分けた設計も可能です。

実はフリーランスエンジニアとしてのメリットはそこまで多くはなく、上記3点に集約される可能性が高いです。

フリーランスエンジニアとして独立したらまずすべきこと

いざ、双方メリットを理解した上でフリーランスエンジニアとして独立する際に、すべきことをお伝えしたいと思います。

・目標とキャリアの設計をしておく・・・独立をすると否が応でも働き続け、自身で食い扶持を稼ぐ必要性があります。また、上司が目標設計を一緒にしてくれたり、キャリアのアドバイスをしてくれることもなくなります。独立する前に改めてフリーランスになる目的、目標、またどの様なスキルを向上させてキャリアを築いていくのか設計をしておきましょう。

・案件獲得チャネルの設計をしておく・・・フリーランスになると自身で案件を獲得しなければなりません。しかし、今まで営業を経験したことがなかったり、交渉を得意としていない方も多いと思います。その際に活用できるメディアや営業を代行してくれるフリーランス専門エージェントも多々あるので、事前に登録をし、キャリアドバイザーの方から情報を仕入れておくと安心です。

・セルフモチベーションできる習慣を身につける・・・フリーランスは終わりのない孤独な旅でもあるため、自身でモチベーションを高め、リフレッシュもできる習慣を身につけ、仕事とプライベートのオンオフをしっかりと分けられる様に環境を整えましょう。

フリーランスエンジニアとして豊かな人生を歩むために

ここまででフリーランスエンジニアの実態を少しはご理解いただけましたでしょうか?

正社員とは違い、不安定な面も多く心配になる方もいるかもしれませんが、安心してください。エンジニアのマーケットは需要は日に日に増え、供給はどんどん減っているため、しっかりとスキルが身についていて、正社員でも活躍していれればフリーランスになっても、十分に生きていけるはずです。


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