大学院には行くな!

この記事は『FUN Advent Calendar 2022 part2』の15日目の記事です。

昨日の記事は、しっしー(竹フクロウ)さんの「カードの価格ときっかけと研究」でした。TCGは何度かやったことはありますが、それを研究にする発想はなかったですし、楽しそうで羨ましいなあと思いました。あと記事の内容が、結構被っている部分もあります。その点はご了承。しっしー(竹フクロウ)さんの記事は光の大学院で、僕の記事は闇の大学院って感じかもしれません。


自己紹介

こんにちは。未来大 M2の川谷と申します。ゲーム、テニス、サウナ、タコス作りが趣味の24歳です。最近は、今後の自分の人生に不安を感じ、震える毎日を過ごしています。しかし、OW2が面白すぎてやめられません。助けてください。

最近作ったタコス

この記事の目的

物々しいタイトルにしていますが、僕は大学院を批判とか否定したいわけではありません。要するに釣りタイトルです。(ごめんなさい)

この記事は、僕が2年間大学院で過ごしてみて感じたことや経験から、院に向いてる人や逆に向いてない人について語って、少しでも院進学で後悔する人を減らしたいという目的です。

もし、大学院行こうかなとか、就活したくないから院に行くとかで迷っている人は参考にしてもらえると嬉しいです。あくまで個人の意見だと言うことでお願いします。

まず結論から

こんな人は向いてる・ぜひ行こう👍

  • そもそも研究としてやりたいことがある人

    • もう言うまでもありません。きっと研究者向いてます。モチベさえ保てばいい成果も残せるでしょう。ぜひ折れずに頑張ってください!

  • 物事に対しての熱が冷めづらい人

    • 院に入ると、基本的に3年間同じテーマで研究をしなければいけません。(一応、学部の時の研究が合わなかったら院でテーマを変えることもできます。)ですので、何かを継続できる人だと結構向いている気がします。もちろん研究テーマが好きなことなら、なおよしです。

  • まだ大学でやりたいことがある人・勉強したい人

    • 上2つは主に研究についてでしたが、別に大学院は研究のためだけに行く場所ではありません。あくまで教育機関ですから。もちろん、他のプログラミングの勉強だったり、なんかアプリ作りたいとか、ハッカソンでたいとか、留学行きたいとか、なんでもいいですが学部では足りなかった勉強をする。身につけられなかったスキルを習得する。これも素晴らしい理由だし、いいモチベーションになると思います。

こんな人は向いてない・やめた方がいい👎

  • 就活をしたくないからとりあえず行く

    • 正直、この記事で一番言いたいのはこれです。この理由で大学院に行く人は必ず後悔します。僕含め、就活から逃げて院に行った人は何人かいますが、100%後悔しています。正直、研究に興味ないなら、多分働いた方がマシです(まだ働いたことないけど)。逃げるな卑怯者!!諦めて就活しましょう。考えてもみてください、就活は長くても半年くらい頑張れば終わりますが、院は2年間続きます。約4倍です。行きたくもないのに、2年間を棒に振るのはやめましょう。

  • 自分がなんの研究をしたいのかわからないけど、とりあえず行く

    • 上の方でも言いましたが、研究は基本3年間同じテーマでやらなければなりません。もし、対して好きでもないことを研究テーマにするとどうなるでしょうか、考えてみてください。きっと耐えられないはずです。どうしても院に行きたいのならば、しっかりとテーマ案を練って指導教員と相談し、自分の心に3年間やっていけるかを問いかけましょう。さすれば道は開かれん。

  • 文章の読み書きが苦手な人

    • 研究の際には、たくさんの本や論文を読む必要があります。また、自分の研究をまとめる際にも論文を書く必要があります。文章自体に抵抗がある人は、結構精神的にきついと思います。

まだまだ条件はあると思いますが、とりあえず大事なのはこんなところでしょうか。ここからはほぼ余談です。僕の2年間の院生活を振り返りながら紹介していこうと思います。興味のある人だけ見ていってくれると嬉しいです!

なぜ大学院に進学したのか

僕は、大学推薦で院に入りました。志望理由は確か3つありました。"まだ身につけたいスキルがあったから"。"自分がITで何をしたいのか何が好きなのか確かめたかったから"。"就活したくなかったから"(面接では言ってませんが)。この3つです。

僕は、院に進学したことを後悔しています。正直、研究を面白いとは思えません。ただ、研究で身についたスキルや経験は間違いなく、今後の人生に活用できるものだとは思います。でも研究したくないと心のどこかでいつも思っています。結構ストレスです。研究テーマがもうちょい興味あることだったら、変わっていたんだろうなあ…

また、研究以外にも、アプリ開発やWeb系の知識など、自分で勉強して得られたものはたくさんあります(未来大のコロナ対策アプリの制作手伝ったりとか、https://www.fun.ac.jp/activity/16348)。さらに、サウナやタコス作りなどといった自分の趣味も広がりました。最初の志望理由である、"まだ身につけたいスキルがあったから"。"自分がITで何をしたいのか何が好きなのか確かめたかったから"、この2つも概ね達成できたと思います。

失ったものも大きいですが、総合的に見れば、2年間の院生活はまあ悪くなかったと言えます。

大学推薦の罠

成績の良い人は、大学推薦を利用して院に進もうと考えている人も多いんじゃないでしょうか。確かに、入学金免除だし、試験は面接だけでいいし、基本落ちないしで魅力たっぷりです。しかし、大学推薦の申し込み時期は、学部3年の3月くらいです。しかも、申し込んでしまうと、もう逃げられません。まだ、研究活動もたいしてやっていないどころか、研究テーマもほぼ決まってない時期です。そんな時期に、自分に研究が向いているかどうかわかるでしょうか?僕は無理だと思っています。

ですので、大学推薦を利用するなら、”興味のある研究テーマが既にある程度決まっている人”、”ぜってえ院に行きたい人”、このくらいの心持ちでいた方が良いと思います。

最後に

院に行くのは簡単な選択ではないと思います。それ相応の覚悟と準備をして臨みましょう。あと、決して就活から逃げてはいけません。院に進んでもどうせ2年後にはやるのです。今週FUNキャリもあったことだし、そろそろどうですか?就活。

函館暮らしなら、同じ週に現地面接複数入れて、交通費とか宿泊費重ねて受け取り、なぜか最終的に費用が浮くどころかプラスになるというワザップもあります。

あと、完全に余談ですが、僕はタコス作りが大好きです。僕の第二の研究だと思っています。最近、メインの研究の方が、論文書きおわりひと段落ついたので、このタコスの研究をしています。タコスうまいです。マジでおすすめです。気になる人はこの動画とか見て勉強しましょう。きっと食べたくなります。タコパしましょうタコパタコパといえば、タコスパーティーですよね

僕はまだいけてませんが、函館だとRankaっていうレストラン兼居酒屋のタコスが美味いらしいです。食いたいけど作るのはちょっと..っていう人はぜひいってみてはどうでしょうか!(どうやら予約した方がいいらしいです)。

ここまで読んでいただきありがとうございました!では、良きタコスライフを…(なんの話だっけ?)


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